客室乗務員として世界56ヶ国163都市を訪れた、ミスグランドファイナリスト邊玲佳（べん　れいか）さんのおすすめの都市は、キューバのハバナ

私は客室乗務員として乗務を始めてから5年目になります！仕事とプライベートを合わせて、世界56ヶ国163都市を訪れました。その中で私が、皆さんにもっともおススメしたい就航地はキューバです！キューバは、私が客室乗務員になる前にテレビで見て、ずっと行ってみたいと考えていた、私の” Dream Destination ”でした。

インターネットがない、コカコーラがない国ってどんなところだろう。私の入社してから初めての有給休暇で、友人とキューバを訪れることに決めました。私がキューバをおススメしたい理由。大きく分けて4つあります！

新旧異なる街並みと豊かな自然

キューバの首都ハバナは、大きく分けて新市街と旧市街の二つのエリアに分かれています。旧市街は、少し迷路のような昔のまま時間の止まっているような異空間。現地の人は基本的には旧市街に住んでいるので、生活ぶりを垣間見ることがあります。家のバルコニーからにはヒモが吊るされていて、洗濯ものを干している人、外で走り回る子供たち、なんとなく外にでてきてご近所さんとおしゃべりを楽しむ人、外で葉巻を吸ってリラックスした様子のおばぁちゃん。

みんな明らかに外国人の私たちをみては、”Hola” と笑顔で声をかけてくれます。 新市街には、広場やカテドラルおしゃれなレストランやバーがあります。ハバナならではのクラシックカーが新市街を走り回っています。海岸沿いを走るカラフルなクラシックカーは、本当にカッコ良くインスタ映え間違いなしの景色です。 バラデロはキューバで一番のビーチリゾートで、私が今までにみたビーチの中で一番綺麗でした！インターネットがなかったこともあり、ぼーっと自然を眺めて本当にリラックスできました。

キューバの食べ物とお酒

キューバと言えばモヒート！ハバナラムは、キューバ産の世界でも有名なラム酒です。キューバはとにかくロブスターが安い！！日本では高級食材ですし、お正月や特別な日に食べるものという印象が強いですが、キューバでは安価なので、毎日食べられます。美味しいミントたっぷりのモヒートに、安価なロブスター！旅先では特に現地料理を楽しみたい人にもキューバは特におススメです！

キューバならではの宿泊先は民泊”Casa”

キューバの宿泊先ですが、ホテルよりもCasaという民泊が多いです。特に旧市街のエリアに多い”Casa”のマーク。現地の人の家の一室に泊まりますが、一般的なCasaは、ホテルのようにバスルームも部屋に併設されていて、朝ごはんも付いてきます。キューバの家屋の特徴はどれもとっても細長く、どの家も玄関入ってすぐに、リビングや寝室の居住スペースにつづく長〜い階段があります。最上階にあるバルコニーで毎朝朝食を頂いていました。民泊を利用して、実際に現地の人の生活を覗いてみるのも楽しい経験でした！一般的な家庭にはインターネットやテレビがありません。小さめなテレビが一台外にあるのを見かけたのですが、近所の人みんなで一台のテレビをシェアしていたのが印象的でした。

ネット環境に関しては少し不便に感じることも

ただ一つだけ、時折やっぱり不便だなと感じた点と言えば国際都市に比べるとインターネットが普及していないこと。市内の最高級ホテルにWifiがあったようですが、速度が遅いと聞きました。実際に私は使用していません。ただそれも異国の地を訪れたときの旅の醍醐味のうちの一つ！インターネットのない生活をどのように楽しむかを考えたり、慣れてくるとたまにはSNSを見ない生活というものも、リラックスできるのでいいかも。なんて思ったり！

また絶対に訪れたいキューバ

キューバ旅行で気がついたことは、キューバ人はとにかくおしゃべりが大好き！夜は海沿いの道に人がたくさんでてきて、みんな立ち話をしていたり、外で音楽をかけて、ダンスを楽しむ人たち。せっかく遥々キューバへ旅行に来たので、”郷に入っては郷に従え”で、その国ならでは過ごし方をするのもいいと思います。キューバは数年後にまた訪れたい国のうちの一つです。今後キューバがアメリカとの国交回復によりどのように変化していくのかが、とても楽しみです！

生年月日：1991年4月8日 出身：日本 身長：172ｃｍ 海外経験：台湾、中国、フィリピン、アメリカ、アラブ首長国連邦 言語：日本語（ネイティブ）、北京語（準ネイティブ）、英語（上級） 最終学歴：北京語言大学　経済貿易学部　卒業 現職：エティハド航空客室乗務員 SNS：Instagram　bianlingjia

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