2025年8月22日、「ミス・ワールド・ジャパン2025」ファイナリスト発表会見が都内で開催され、全国から選ばれた34名が集結した。BPMでは、この中から3名の注目ファイナリストに独占インタビューを実施。【第3弾】は、人気ラジオDJ・サッシャを父に持ち、バレエ、演技、歌など多才な特技と、ドイツ語・英語・日本語を自在に操るトリリンガル高校生・宮崎レイヤさん。彼女が描く“未来の挑戦”とは。 ー レイヤさんという、とても素敵な響きのお名前ですが、本名でしょうか?また、このお名前にはどのような意味や由来が込められているのか、お伺いしてもよろしいでしょうか? 宮崎レイヤさん: レイヤという名前は本名です。両親が名前を考えたとき、珍しくて響きがきれいだということ、そして日本だけでなく世界でも覚えてもらいやすいだろう、という理由で決めてくれたと聞いています。 ー レイヤさんは、これまでバレエや演技、歌など、人前で表現をされてきましたが、そもそも人前に立つことはお好きですか?また、緊張してしまうことはないのでしょうか? 宮崎レイヤさん: 人前に立つことは好きですね。私が通っているバレエ教室はミュージカルもやっていたので、小学1年生の頃から演技に触れてきました。舞台で演じることの魅力は、すべての瞬間が一度きり、という点です。アクシデントやハプニングがあるかもしれない中で、お客さまを目の前にして演じることにワクワクします。 もちろん緊張もします。舞台裏では毎回ドキドキしていますが、自分のベストを届けたい、“楽しんでいる姿を見せたい、という気持ちになるので、舞台に立った瞬間に『私を見て!』という思いに変わります。 ー 本日、ミス・ワールド・ジャパンのファイナリストとして、グランプリを目指すことを表明されました。改めてお伺いします。なぜミス・ワールド・ジャパンに挑戦しようと思われたのでしょうか? 宮崎レイヤさん: 今までミスコンに参加したことはなかったのですが、『ミス・ワールド・ジャパン』という名前の通り、日本と世界をつなぐ活動ができるきっかけになると思い挑戦を決めました。また、自分が将来取り組みたい芸能活動にも必ず活かせるのではないか、という想いもありました。 ー 今回、お父様がDJサッシャであることを公にされたことで、今後さまざまな場面で注目されるかと思います。今回の「ミス・ワールド・ジャパン」への挑戦にあたって、お父様から何かアドバイスや励ましの言葉はありましたか? 宮崎レイヤさん: 表に出るということはどういう心構えでいればいいかと聞いたときに、父からはシンプルに『自信を持って、あきらめずに挑戦すればいい』と言われました。でも同時にやっぱり心配もしていたようです。 ー DJサッシャさんは一流のDJとして多くのファンに愛されていますが、レイヤさんから見て、表現者として「尊敬できるところ」と、父親として「好きなところ」を、それぞれ教えていただけますか? 宮崎レイヤさん: 表現者として尊敬できるのは、常に仕事に熱心で、徹底的に準備を欠かさないところです。ラジオのときにはテーマとなるニュースをとことん調べて臨んでいますし、Summer Sonicなどのイベントでも出演者の紹介台本をすべて自分で作るなど、細かいところまで神経を注ぐ姿勢は本当にすごいなと思っています。 また、父として好きなところは、どんなに忙しくても少しでも時間があれば、私のやりたいことや行きたい場所に付き合ってくれるフットワークの軽さです。とても優しいです。 ー これからさまざまな素敵な転機があるかと思いますが、今この瞬間に思い浮かぶ「将来の夢」は何でしょうか? 宮崎レイヤさん: 私の夢は“舞台女優になること”です。以前は声優に憧れていた時期もありましたが、共通しているのは演技の道を歩みたいという想いでした。実際にいろいろな舞台を観に行く中で、その場でしか味わえないライブ感に改めて心を動かされ、いつかは自分もあの舞台に立ちたい、という気持ちが強くなりました。 人前に立つことを楽しみ、緊張を力に変えてきたレイヤさん。その度胸としなやかさで挑む“ミス・ワールド・ジャパン”への挑戦から、目が離せない。