『仮面ライダーカブト』放送20周年を記念した完全新作『仮面ライダーカブト 20th 天を継ぐもの』の完成披露舞台挨拶が9月30日、都内で開催。佐藤祐基、徳山秀典、加藤和樹、荒木飛羽、小寺結花、石田秀範監督が登壇し、20年ぶりの新作への思いを語った。会場はファンの大きな歓声と作品への愛に包まれた。

2006年から2007年にかけて全49話が放送された『仮面ライダーカブト』。放送20周年を迎え、20年後の世界を描く完全新作が誕生した。 舞台挨拶では、旧シリーズから続投するキャストが「ただいま」と観客に呼びかけ、客席も大きな声で応えた。

会場はイベント開始直後から熱気に包まれた。客席には思い思いのメッセージを掲げたボードを手にするファンの姿も。登壇者の言葉に大きな声が飛ぶと、キャストもそれに応える。20年にわたり作品を大切にしてきたファンと、再び『カブト』を届けるキャスト。その双方の愛情が行き交うような、温かな空気に満ちていた。

続編実現に向けて働きかけた徳山に、佐藤は「徳山さんがこう動いてくれないと、ここには入れないですし、皆さんにしっかりとした続編をお届けすることができなかった」と感謝。続編が決まった時の心境については「やっぱりうれしかったです」と振り返り、「終わってから20年経った今でも、仮面ライダーっていう部分は忘れたこともなかった」と語った。

風間大介役の加藤も「また大介に会えるって思うと、ワクワクしました」と喜び、「つい昨日まで撮影してたかのような感覚で行きましたね」と回顧。「変わらないメンバーがいて、懐かしさと、そして新しさもありながら」と振り返り、短い撮影期間ながら「とても充実した日々でしたね」と語った。

矢車想役の徳山は「まさか決まるとも思わなかった」とし、「本当にうれしさと、どんな脚本になるんだろうっていうことで頭がいっぱいでしたね」と当時の心境を告白。情報解禁まで「何より本当に皆さんに伝えたかったんです。すっごい黙ってるのが心苦しかったです」と、ファンへ伝えられないもどかしさを明かした。

20年後の物語には、荒木と小寺も新たに参加。天道ヒカル役の小寺は「仕草だったり、服装、口調とか、たくさん個性が出てて、愛せる部分がたくさんあると思う」と紹介し、「たくさん愛してほしい」と呼びかけた。

イベント終盤、徳山は「僕演じる矢車想、期待を裏切らず矢車想でございます」とアピール。「最初から最後まで、ずっと矢車パレード。ぜひお楽しみください」と期待をあおった。

そして佐藤は、20年ぶりに届ける『カブト』への思いを込め、「これがカブトです。もう本当にそれ以上でも以下でもございません」「僕らは自信を持って『これがカブトです』と皆さんにお伝えできる作品だと本当に信じております」と自信を見せ、「早く見てほしいですし、早くいろんな声を聞かせてほしい」とファンへメッセージを送りつつ、最後は、「『天を継ぐもの』、皆様に託します」と舞台挨拶を締めくくった。

Vシネクスト『仮面ライダーカブト 20th 天を継ぐもの』は、11月6日より新宿バルト9ほかで期間限定上映。Blu-ray&DVDは2027年2月10日に発売される。