グローバル刃物メーカー 貝印が「ハットの日」に開催──8月10日『KAI Hat & Head-piece Competition』に冨永愛がオンラインでゲスト出演。世界を舞台に活躍し続ける彼女が語った、“ブレずに貫く”仕事観とは。

ー 今までファッションショーやイベントで沢山の帽子を被ってこられたと思いますが、ご自身の記憶に残る帽子とそのシーンについて聞かせてください。

富永さん:最もインパクトがあったのは、ジョン・ガリアーノが手掛けるクリスチャン・ディオールのランウェイです。彼のコレクションには帽子専門のデザイナーがつくのですが、その中で、「座布団のような」帽子が印象に残っています。どんなものでも帽子になりえるという帽子の可能性を感じることができました!

ー これからグローバルに活躍することを志す皆さまに向けて、ご自身が大切にしていることをご経験をもとにお聞かせください。

富永さん:「やるしかない!」という状況に自分を置くこと、を自分に課してきました。海外でのコレクションも不安に感じることもありましたが、行ってみないと分からない。だったら「まず行ってみる」と行動に移しました。行ったら、あとは「やるしかない!」ということになるので、「やるしかない状況」をつくることは自分を奮い立たせる一つの方法だと思います。