2024年1月22日開催予定の第56回ミス日本コンテスト2024 (主催:一般社団法人ミス日本協会)を前に、12月4日(月)都内にて記者発表会が開催された。「日本らしい美しさで社会をよりよくする」という理念のもと、勉強会を通じて3つの美「内面の美」「外見の美」「行動の美」を磨いてきた12名が成長した姿を披露した。BPMは、記者会見の全容とファイナリスト全員の独占インタビューを紹介する。

記者発表会では、1名ずつステージに登場し自己PRを披露したのち、記者からの質問にその場で答える形式で進行された。「将来の夢」や「名前の由来」など様々な角度からの質問にも慌てることなく、数か月に及ぶ勉強会の成果を感じさせる丁寧な回答が見受けられた。

大会直前!ファイナリスト12名を一挙ご紹介 第二弾(1/3)

『大会直前!ファイナリスト12名を一挙ご紹介 第一弾(着物編)』に続き、第二弾としてお届けするのは『記者発表編』。ファイナリストの自己PRに加え、記者からの質問、そしてBPMの単独インタビューをたっぷりご紹介する。

『大会直前!ファイナリスト12名を一挙ご紹介 第一弾(着物編)』はコチラ

椎野カロリーナ(シイノ・カロリーナ)さん

職業:モデル 年齢:26 出身:愛知県

自己紹介

こうみえて私は日本人です。5歳の頃から日本で育ったウクライナにルーツを持つ帰化日本人です。見た目から外国人にみられることが多くありますが中身は日本人そのものです。 そのギャップから自身のアイデンティティに悩みましたが、モデルという仕事に出会い中学3年生から社会経験を積みながら、私の個性が長所であることに気づき受け入れる事ができました。 現代社会は多様性を受け入れる風潮がありますが、今でも様々なギャップや悩みを持つ方々、人との違いに悩みを持つ子供たちや海外にルーツをもつ方々が多くいらっしゃいます。私の経験をSNSで発信することで誰かの勇気に繋がればという気持ちで活動しております。

BPMインタビュー

― モデル活動をしておられますが、今後モデルとしてどうありたい、やってみたいことはありますか?

椎野さん: 今は、モデルとして私を選んで頂くということが多いのですが、今後はもっと自身の認知度を上げ、『カロリーナ』とお仕事をしたい!と言って頂けるように頑張っていきたいです。私の様に海外にルーツを持ちながら日本人として生きている人ってそんなに多くはないと思います。私がそういった人たちの道しるべのような存在になり、皆が暮らしやすい社会の実現に繋がればと思っています。

石村彩華(イシムラ・アヤカ)さん

職業:大学生(関西大学) 年齢:20 出身:大阪府

自己紹介

人を笑顔にすること、笑うことが大好きな生粋の関西人です。私の原点は、10年間続けてきたバスケットボールです。 試合に出られず悔しい思いをした時は、自身の強みであるジャンプ力や脚力を生かしたトレーニングを毎日続け、リバウンダーとしてレギュラーの座を掴みました。試合を通じて観ている方に感動を与え与えられる瞬間を何度も感じてきました。そして私はスポーツから多くの活力をもらってきました。選手と観客のどちらも経験してきた私だからこそ、将来は選手に寄り添いスポーツの魅力を伝えられるアナウンサーになりたいと思っております。これまで培ってきた、気力、体力、そして持ち前の明るさで、現地を走り回るリポーターとして、スポーツの楽しさや感動を多くの方々に伝えたいです。

BPMインタビュー

― ご自身がミス日本を経て、将来やってみたいことは何ですか?

石村さん: スポーツの魅力を伝えられるアナウンサーになりたいと思っておりますが、具体的には2024年パリオリンピックに何らかの形で関わりたいと思っております。仮に現地に行くことができなくとも、日本に居ながら親善試合などでレポートをするとか、選手にインタビューをするなど、大会直前の選手の気持ちを伝えられたらこの上なく嬉しいです。

― どのような」選手にインタビューしてみたいですか?

石村さん: バスケットボールをやってきたということもあり、アメリカNBAで活躍する日本人選手のレポートができれば最高です。

丸山蘭奈(マルヤマ・ラナ)さん

職業:大学生(日本女子大学) 年齢:21 出身:長野県

自己紹介

私は現在大学3年生で昨年成人式を迎えました。振袖の防寒用ショールは本物の毛皮のものが多く、動物好きの私は心を痛めました。また、ショールの素材の選択肢の少なさに驚きました。そのことがきっかけで、今年の夏振袖のショールをエコファーで製造販売する事業を立ち上げました。ファッションに動物の毛皮を使わないファーフリーを日本でも広めていきたいです。またファッション業界がよりサステナブルになるようモデルとして発信していきたいです。

BPMインタビュー

― 映画鑑賞が趣味とのことですが、ご自身のお気に入りの映画は何ですか?

丸山さん: 「ボヘミアン・ラプソディー」が大好きで、映画館で9回観ました!ストーリーも感動するし、クイーンのライブ感を味わうこともできますし、ジェンダー問題について考えることに繋がったりと魅力が満載でお勧めの映画です。

― 将来はどのようなモデルになりたいですか?憧れる人はいますか?

丸山さん: 今までは外見を判断されることが多く、外見ばかりを磨いてきたように思えるところもありましたが、やはりそれでは駄目で、ミス日本に応募し、「内面の美」、「外見の美」、「行動の美」を学ぶことができるので、私が目指す理想像にぴったりです。将来は私を見て目指したいと思われるような存在になりたいです。私の憧れは新木優子さんです。モデルとしては、どんな洋服も自分のスタイルで着こなし、俳優としてもマルチに活躍しておられる姿、そして内面を磨かなければ出てこない明るい笑顔に憧れの気持ちを持っています。

早川知里(ハヤカワ・チサト)さん

職業:研修医 年齢:26 出身:沖縄県

自己紹介

私は現在、皮膚科医を志す研修医をしています。私がミス日本に応募したのは、誰もが自分らしく輝く社会を作りたいと思ったからです。私は幼少期からニキビやアトピーなど肌トラブルに悩んできました。人前に立つことが苦手で前向きになることができず、暗い日々を送ってきました。しかし、肌荒れの原因を見直し、原因に合ったケアをすることで徐々に改善していきました。すると、気持ちも前向きになり自身を持てるようになりました。気づけば、大学生の頃にはダンス部の主将として大勢の方の前で自分を表現することができるようになっていました。外見が変化すると、内面や行動までも変化することを多くの方に経験してほしいです。そのため私は皮膚科医として、人々の美肌づくりをサポートしていきたいと思います。

BPMインタビュー

― 研修医をしておられる早川さんですが、特技の韓国語はどのような経緯で韓国語に触れるようになったのですか?また今後どう活用させていこうとお考えですか?

早川さん: もともとK-POPにはまっていて、韓国語に興味を持つようになりました。学生時代アルバイトで韓国レストランで働き、私以外全員が韓国人という環境でしたので、私の韓国語習得に大きなポイントとなったと思います。また、実際に実際研修医として働いてみて、アジア圏から来られる患者さんが非常に多く、特に中国、韓国からの患者さんは多いのです。将来韓国語を使って患者さんに向き合えることは医者としてもアドバンテージになるかなと思っております。

次は、大会直前!ファイナリスト12名を一挙ご紹介(2/3)