集合写真©BPMビューティーページェントメディア 株式会社サンライズジャパン(所在地:東京都渋谷区 代表:兵頭慶爾)は、日本一の美しいトランスジェンダーを決定するミスコンテスト、ミスインターナショナルクイーンジャパン2020 を 2019年11月21日(木)都内で 開催した。見事 タイ王国パタヤ市のティファニーシアターで 3月に開催される世界大会の切符を手にしたのは、21歳の高橋りおさん。 ミス・インターナショナル・クイーン・ジャパン2020に選ばれたのは、150パーセント自分が優勝すると思っていなかったと感想を21歳の述べた高橋りおさん ©BPMビューティーページェントメディア 高橋さんは、3歳の頃に男の子と一緒に遊ぶ中、男の子が好きな自分と自分が女の子であるということに気づいたという。小学4年生の時に「女の子になりたい!」とお母様に伝えたところ、「そりゃそうでしょう!」と言われたという。高校では男子の制服を着用しながらも、メイクを施すようになった。今年の春に大学を卒業し、それと同時に4月に性転換手術を受けたとのこと。 司会を務めるアンバサダーであり2009年の世界大会優勝とタレント賞をダブル受賞したタレントで実業家のはるな愛さん©BPMビューティーページェントメディア ドレスウォーキング審査 軽やかなランウェイで会場に花を咲かせたMao Miyashitaさん©BPMビューティーページェントメディア アンバサダーであり2009年の世界大会優勝とタレントショーをダブル受賞したタレントで実業家のはるな愛さんがケイ・グラントさんと共に司会進行を担当しプログラムが進む中、最初の審査はドレスウォーキング審査。7名のファイナリストがビューティーキャンプで練習したウォーキングを披露。 水着審査 パッションイエローの水着で颯爽とランウェイを歩くタレントのゆしんさん©BPMビューティーページェントメディア 全員がカラフルな黄色の水着を着て、ランウェイで水着審査に挑んだ。艶やかに、キュートに、はつらつとコンテスタントそれぞれの個性が光った審査であった。 パフォーマンス審査 情熱が溢れ出すパフォーマンスを披露した高橋りおさん©BPMビューティーページェントメディア 歌、ダンス、フラワーアレンジメントパフォーマンスなどコンテスタントの思いがそれぞれ詰まったパフォーマンスが審査された。タレントのゆしんさんは、Vo Vo Tauのカバーリリース「裸~Nude~」で自身の曲を披露した。また、らむねさんは、踊ることも苦手で生まれて初めてピンヒールを履いてステージに挑んだ。また、サプライズで2019年世界大会優勝者で審査員のJazell(ジャゼル)さんにはるな愛さんが歌のリクエストをすると、ホイットニー・ヒューストンの “グレイテスト・ラブ・オブ・オール” を披露し、その美声で会場を沸かした。 踊りが苦手で生まれて初めてのピンヒールで歌と踊りを披露したらむねさん©BPMビューティーページェントメディア 最終審査(スピーチ審査) 緊張しながらも懸命にスピーチをする最年少コンテスタントのユリさん©BPMビューティーページェントメディア スピーチ審査は、各自が質問の入った封筒を選び、その質問に答えるもの。優勝した高橋さんへの質問は「優勝して世界大会に出たときに、日本の素晴らしさを世界にどのように発信するか」だった。「私は、世界大会に出るのが本当に本当に小さい時からの夢でした!日本にも世界にもこんなに素晴らしいトランスジェンダーがいるということをみなさまに発信できるからです。日本の素晴らしさはトランスジェンダーのやさしさ、それだけではありません」とはじめ、自身はいじめられて辛かった経験などはあまりなかったものの、他のLGBTの方たちの声を聞く中で日本でも、辛い思いをしている人たちがたくさんいて、日本でトランスジェンダーももっとハッピーに生きられるように、若い人たちが苦難を歩まないように日本と世界で貢献し支えていきたいと力いっぱいのスピーチをした。 ファイナル ウォークでミス・インターナショナル・クイーン・ジャパン2019 任期を全うしたVan(ヴァン)さん ファイナルウォークを終え会場からの拍手に、こみ上げる涙を拭うVanさん©BPMビューティーページェントメディア 美しいファイナルウォークをし、ミス・インターナショナル・クイーン 2019に別れを告げたVanさん。ミスとしての1年を経て今日を迎えたことに対して不思議な気持ちがするとのこと。まだまだ自分は戦い続けたいと思っていて、これからも日本をよくするために発信続けたいと言葉を残した。次の活躍に向け勉強の1年にしたいとも語った。 難航した審査の結果TOP3/特別賞の発表! 左から3位/特別賞ダブル受賞のゆしんさん、優勝高橋りおさん、2位ユリさん ©BPMビューティーページェントメディア 急遽、休憩を入れるにまで時間を要した審査の結果、見事優勝したのは高橋りおさん。続き、2位ユリさん、3位と特別賞をダブル受賞したゆしんさん。国内大会のために週8回のトレーニングメニューをこなしてきた 高橋りおさんは、優勝した感想を「最初にみんなに会ったとき、本当にみんなかわいいという印象で、絶対に失敗してはいけないと思ったのですが、ダンスのところでミスをしてしまったので3位に残れたことでもすごくうれしかった」さらなる世界大会への準備として「これからは、表現力を高めていかないと世界では通用しないと思うので、大勢の方の前で表現できるようなトレーニングや4か月間で言語もがんばりたい!」と世界大会への意気込みを聞かせてくれた。 華やかな審査員・ゲストたち メイクアップアーティストで僧侶の西村宏堂さんとスタイリッシュなみなさま©BPMビューティーページェントメディア 当日は、華やかな審査員やゲストが国内外から会場に集結。女優、歌手、タレント、モデル、起業家などの著名人も会場で声援を送った。場内インタビューでは12月から世界大会に挑戦する、ミス・ユニバース・ジャパン2019の加茂あこさんにもマイクが向けられファイナリストへの声援と、自身の意気込みを語った。また、ミス・ユニバース・ジャパン2008であり、ミス・ユニバース・ジャパンのナショナルディレクターである美馬寛子さんはゲスト審査員として登場。 ミスユニバース2019の加茂あこさんとナショナルディレクター美馬寛子さん©BPMビューティーページェントメディア ミス・インターナショナル・クイーンとは 世界中のトランスジェンダーに国際的な競争の機会を与える、さらには全世界で受けいれられる機会を提供するために、毎年3月にタイ王国パタヤ市にある「ティファニー劇場」が主催する世界最大規模のトランスジェンダーによるビューティコンテストで、これまで14回開催。2009年に行われた世界大会では、はるな愛さんが世界一に輝き、その後のブレイクのきっかけになったコンテストでもあり、タイでは毎年同日デイレイ放送され、その視聴率は40%を超える注目のコンテストになっている。 ミス・インターナショナル・クイーン公式ホームページはコチラ