ミス・ユニバース・ジャパン 2026グランプリ・佐藤さゆきさん 11月にプエルトリコで開催される世界大会への切符を手にした伊藤さゆき(26)さんは、受賞直後の囲み取材に応じ、喜びと感謝、そして世界大会へ向けた決意を語った。 ティアラを手にした直後、伊藤さんがまず口にしたのは支えてくれた人々への感謝だった。「仲間の支えや応援してくださる皆さまのおかげでここに立つことができています。本当に感謝しております」 続けて、「今日が終わりではなく、世界大会に向けてやっとスタート地点に立てたという気持ちでいっぱいです。日本を代表して世界の女性リーダーとして輝けるように、新しい時代をつくっていけるように挑んでまいります」と、その視線は世界大会へと向けられた。 会場では、ファイナリストたちのパフォーマンスに大きな歓声が送られ、伊藤さんに対しても会場からひときわ大きな声援が飛んでいたが、その声援や熱気が伝わっていたかと尋ねられると、「ちゃんと感じておりました」と笑顔を見せた。 「ウォーキングしている時に楽しくなって、ちょっと指をさしちゃったりもしたんですけど、歓声のおかげですごく楽しめました」「ここに立てているのは歓声なしでは無理だったんだろうなと思います」と語り、応援してくれた観客への感謝を改めて口にした。 11月には世界各国の代表が集うミス・ユニバース世界大会が待っている。世界の舞台で自分が負けないと思う強みについて問われると、幼い頃から続けてきたミュージカル経験を挙げた。「私は幼い頃からミュージカルを続けてきました。幅広い年代の方々と関わる中で、個々人の違いを生かすことを学んできました。」そして、「私の強みは協調性があること、共感しながら楽しんでいけることだと思います」と語った。 大会ではベスト10、ベスト5、ベスト3と発表が進み、最後にグランプリが決定する流れだったが、グランプリ受賞への手応えはあったかと聞かれると、「自信はありました」と率直に答える一方で、「大会中は自分が何を話したのかあまり覚えていないんです」と緊張もあったことを明かし、笑顔を見せる場面もあった。 そんな中、最も印象に残っている瞬間として挙げたのは、共に戦ったファイナリストとのやり取りだった。「沖縄代表のジャスミンちゃんと最初から『最後まで行こうね』と約束していました。なので、最後に二人で手を握り合った際に、『やっと来たね』と言い合った瞬間が今一番覚えています。」ライバルでありながら、同じ目標へ向かって努力を重ねてきた仲間との絆がうかがえた。 また、副賞として贈られた100万円の使い道については、「もっと自分を磨くために使いたいです。内面も外見も磨くために使っていけたらと思います」と語り、世界大会へ向けたさらなる成長への意欲をのぞかせた。 ミス・ユニバースへの挑戦を決意した背景には、幼い頃から抱いてきた社会への思いがあったという。「私が住んでいるところは海が近くて、とてもきれいな場所なんです。でも、ごみがたくさん落ちているのを見て、もっと地球を良くしたい、次の世代につなげていきたいと思いました」その思いが、より大きな発信力を持つための挑戦へとつながった。 さらに伊藤さんは、自身の人生を語る上で欠かせない経験についても率直に明かした。「私は幼い頃に負った大きなやけどの跡が今も残っています。それを乗り越えた先にある美しさを表現できるのは、ミス・ユニバースしかないと思って挑戦しました。」外見だけではなく、経験や生き方も含めた美しさを伝えたいという強い思いが、その言葉には込められていた。 現在26歳。5年後の自分像について尋ねられると、「こうなりたいと自分で制限したくない」「自分が思っている以上の自分になりたいです。ただ、今の自分に足りないのは影響力だと思っています」「SNSなどを通じて発信できる時代なので、まずはミス・ユニバース・ジャパンとして発信しながら、もっと影響力を持って社会貢献活動を広げていきたいと思っています」と将来への展望を語った。 最後に改めて世界大会での武器を問われると、「誰とでも仲良くなれること、コミュニケーションを取れることです」と、伊藤さんは迷うことなくこう答えた。 受賞の喜びに浸るだけではなく、その先にある世界大会を見据える伊藤さん。会場を包んだ大きな歓声を力に変えながら、新たなミス・ユニバース・ジャパンの世界大会への挑戦が始まろうとしている。 ミス・ユニバース・ジャパンとは ミス・ユニバース・ジャパン」は、外見の美しさに加え、知性・人間性・リーダーシップを持つ女性を育成・輩出することを目的としたプラットフォームです。国際本部「ミス・ユニバース・オーガニゼーション(MUO)」の理念に基づき、世界中の女性が個人として、社会人として活躍するための後押しをしています。年間1万人以上の女性が挑戦するこのステージは、単なる「美の競演」を超えた、女性の可能性を解き放つグローバルな場です。 ページ: 1 2