ELLE CINEMA AWARDS 2025 の授賞式が、12月10日(水)都内にて開催され、 映画『国宝』 でエル メン賞に選ばれた吉沢亮は「この映画を通じて映画が世界の壁を越えていく瞬間を感じられたことが今年一番嬉しい出来事」と喜びを語った。

吉沢亮さんは受賞の喜びを、次のように語った。「非常に嬉しいです。このような映画の賞を頂き、本当にありがとうございます。」また、今年は“国宝祭り”とも言える一年だったが、改めて『国宝』が自身にとってどんな作品になったかという質問には、こう答えた。「1年半にわたる歌舞伎の稽古など、これまでに掛けてきた時間や情熱が段違いの作品でもあったので、たくさんの方に観ていただき、愛していただけたことが嬉しいです。自分の中でも特別な作品となりました。」

映画に携わり、俳優をやっていてよかったと感じる瞬間について尋ねられると、吉沢さんはこう語った。「多くの方に観ていただけることが何よりですが、先だってカンヌで海外の方に作品を観ていただいたり、日本の伝統芸能を描いたこの作品を、海外の方がとても深いところまで受け止めてくださり、熱いメッセージを頂けたことが本当に嬉しかったです。映画は世界の壁を越えていくんだなと実感できて、今年一番嬉しい出来事でした。」

さらに、2026年がどんな年になりそうか問われると、「ミュージカルをはじめ、新たなチャレンジがありそうな一年なので、来年も変わらず挑戦の年にしていきたいと思っています」と前向きに意気込みを語った。