ELLE CINEMA AWARDS 2025 の授賞式が12月10日(水)、都内にて開催された。映画『ゆきてかへらぬ』でエル・ガール ライジングスター賞に選ばれた木戸大聖は、「本当に俳優をやってきて、こういった賞を頂くのは初めてでして、29歳誕生日の今日、最高のスタートを切ることができました」と喜びを語った。

木戸さんは受賞の感想を求められ、次のように語った。「いやー、本当に俳優をやってきて、こういった賞を頂くのは初めてでして。しかも今日は誕生日ということもあって(笑)、最高のスタートを切ることができたなと思っています。ありがとうございます。」

映画『ゆきてかへらぬ』が自身にとってどのような作品になったか尋ねられると、「僕が演じたのは、中原中也という天才的な詩人の役だったのですが、実在した方を演じ切るのはこの作品が初めてでした。広瀬すずさん、岡田将生さんに“ぶつかっていく気持ち”で芝居をしたことを覚えていますし、こういった賞を頂けたのは、お二人をはじめキャストの方々、根岸吉太郎監督、スタッフの皆さんのお陰です。皆さんで獲った賞だなと感じています。」と振り返った。

また、この日は誕生日でもあり、サプライズで誕生日ケーキが登場。照れながらも、「今日で29歳になりました。そんな日に最高の賞を頂き、最高のスタートを切ることができました。まだ未熟ですが、お芝居を頑張っていきたいです。ありがとうございます。」と喜びを語った。

2026年をどんな年にしたいかという問いには、「『ゆきてかへらぬ』の中原中也が挑戦であったように、挑戦し続けて追求する芝居というのは、大変ではありますが僕自身とても楽しいものです。2026年も、自分がまだやったことのない役や作品に出会って、いろんな挑戦や苦労を重ねながら、芝居にぶつかっていきたいと思っています。」と意気込みを語った。