石川県の丸井織物株式会社が運営するオリジナルグッズ作成サービス「UP-T(アップティー)」は3月13日、都内で記者発表を行い、“ひろゆき”こと西村博之氏の最高マーケティング責任者(CMO)就任を発表した。会見では、アパレル業界の未来予測や今後の事業構想に加え、YouTube番組『Nontitle』でも話題となった新商品の展開についても語られた。 「洗濯機を買わない時代が来る」ひろゆきが語るアパレルの未来 社会構造の変化について触れ、西村博之氏は「いずれ洗濯機を買わない時代が来るのではないか」と予測。海外でタクシー事業や書店が減少している例を挙げ、若者の間では冷蔵庫やテレビを持たないライフスタイルも広がっていると指摘した。着た服を送り返すと洗濯済みの衣類や新品が届く仕組みが普及すれば、家庭で洗濯する必要がなくなる可能性があるとし、「新しい服を買うより合理的で、SDGsの観点からも良い」と語った。 また、既製品を購入する時代から、一人ひとりが自分仕様にカスタマイズする時代への移行にも言及。「UP-TでオリジナルTシャツが作れるように、自分で選んでより良いものを作れる時代になるのでは」と見通しを示し、「ものづくりをしっかり行う企業と、独自のカスタマイズを行うアパレルが組み合わされば面白い」と、今後の可能性に期待を寄せた。 醤油を弾く驚異のシャツ「NOTOSNOW」&速乾特化「NOTO DRY Tシャツ」 会見では、YouTubeビジネス番組『Nontitle』内の「ヒカル VS ひろゆき」新規事業売上対決のデモデイで披露された「NOTOSNOW(ノトスノー)」と、UP-Tとのコラボ商品「NOTO DRY Tシャツ」も紹介された。「NOTOSNOW」は丸井織物と株式会社made in Japanが共同開発した高機能シャツで、「濡れにくい・汚れにくい・シワになりにくい」ことが特徴。撥水・撥油加工の生地とポリエステル素材を採用し、会見では醤油をかける実演でその性能が示された。 西村博之氏は「完全に染み込まないわけではないが、弾いて染み込みにくい性能を確保している」と説明。さらに「2022年に開発されたが当初は良さが伝わらなかった」と振り返りつつ、「動画の時代になり、“これだけ弾くなら面白い”と注目され、今は売れている」と語り、映像によって商品の価値が伝わる時代への変化に手応えを示した。 一方、「NOTO DRY Tシャツ」は「速乾性」「肌触り・質感」「プリント品質」の3点を強みとし、ポリエステル素材ながらシルク調の肌触りを追求した商品。一般的なオリジナルTシャツとは異なり、スポーツ素材と同等の基準を採用しながら価格を抑えている点を差別化ポイントとしている。さらに洗濯による機能低下についても、「専門機関の調査で、1万回洗濯しても機能はほとんど落ちない」と説明した。 「アップティー株式会社」概要 代表者:代表取締役社長 鈴木 秀利 所在地:石川県金沢市古府町南459番地 URL:https://up-t.co.jp/ 事業内容:オリジナルTシャツやグッズを1点から手軽に作成できるサービス「アップティー」の運営を中心に行っています。最新のプリント技術を活用した商品の製造から、在庫を持たずに販売ができる便利なサービス事業まで、幅広く手掛けております。