2月26日(木)、株式会社木下グループ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:木下直哉)に所属する三浦璃来選手と木原龍一選手が同社を表敬訪問した。ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート・ペアで日本初の金メダルを獲得し、日本勢ペア初のゴールデンスラムを達成した両選手。木下社長から、それぞれに報奨金2,000万円が贈られた。

冒頭、木下直哉社長は「13年前に龍一君に初めて会った時、このような日が来るとは思ってもいなかった」と当時を振り返った。さらに、「当時、この競技は日本ではほとんど認知されていなかった。今回のオリンピックでの快挙をあらためて思うと、本当にすごいことをやってのけたと感じています。私は心からうれしく、多くの感動をもらいました。これからも頑張っていきましょう」と喜びと激励の言葉を贈った。

ミラノ・コルティナ五輪を含む日本勢ペア初・ゴールデンスラム達成の心境

「正直、まだ実感が湧いていないです」そう率直な胸の内を明かした三浦璃来選手は、「この7年間、本当に頑張ってきたことがオリンピックの金メダルにつながった。支えてくださった皆さまのおかげでここまで来られました」と感謝の言葉を口にした。

一方の木原龍一選手は、「13年間続けてきて、ここまで注目していただけることはなかなかなかった。でも、こうした環境を作っていただけたことを、ペアとして心からうれしく思います」と木下グループへの謝意を表明。さらに、「自分たちは特別な才能があったわけではない。困難に直面しても、常に支えてくれる方々がいた。皆さまと歩んだ13年、璃来と積み重ねた7年。すべてに感謝しています」と歩みを振り返った。

報奨金各2,000万円、木下社長「十分価値ある。もっとあっても良いくらい」

報奨金の使い道を問われると、三浦璃来選手は「家族にはずっと支えられてここまで来たので、まずは家族のために使いたい」と笑顔。木原龍一選手も「両親の好きなものをプレゼントしたいですね」と続いた。

さらに「互いに贈り合うなら?」との質問には、三浦選手が「シーズン中は二人とも禁酒していますが、木原選手が好きなウイスキーを」と回答。これに木原選手は「璃来ちゃんは化粧品が好きなので、璃来ちゃんの好きなコスメを。上限はありますけどね」と切り返し、会場を笑いに包まれた。

ミラノ・コルティナ五輪 最大の心残り

木下社長に招待されたという、アイスホッケー男子決勝「アメリカ対カナダ」。「第一ピリオドしか見られなかったことですね」と木原選手。「最高のカードでしたが、閉会式に出席するため途中で移動に。道中も二人で大いに盛り上がっていました」と笑顔で振り返った。

最高の舞台での“ささやかな心残り”までシンクロ。そんな息の合ったペアの、今後のさらなる飛躍に期待が高まる。

次世代のスケーターに向けたメッセージ

木原龍一選手: 私はオリンピックで金メダルを獲得するまでに13年掛かりました。今新しいことに挑戦していて、うまくいかないことがあっても、1年2年やってなかなか結果がでないことがあるかもしれないけど、諦めずに感謝の心を忘れず頑張ってほしい。必ずその努力を誰かが見てくださっていると思います。どうか諦めずに頑張っていってほしいです。

三浦璃来選手: 私たちは結成して7年間になりますが、この間、たくさんの辛いこともありました。特にケガに苦しんだ時期もありました。それでも二人で壁を乗り越えることができたので、今ケガで辛い時期を過ごしておられる選手の皆さんにも負けずに自分たちが積み上げてきたものを信じて取り組んでいただけたらと思います。