8月25日、第58回ミス日本コンテスト2026 東日本地区大会が都内で開催された。新潟・長野・静岡以東を対象とする東日本地区大会には、数千人の応募者から選ばれた24名(うち1名欠席)が登壇。洋服審査とスポーツウェア審査に挑み、その中から7名が来年1月26日(月)に行われる「第58回ミス日本コンテスト2026」本大会への切符を手にした。「日本らしい美しさで社会をより良くする」という理念を掲げるミス日本コンテストの舞台で、新たな光が放たれる。

現役のミス日本の4名が応援に駆け付け、未来のグランプリ候補を激励した。

ミス日本コンテスト2026 東日本地区大会ファイナリスト7名 プロフィール

正木由優(まさき・まゆ)さん

20歳 東京都出身 早稲田大学生 将来の希望:「言葉を通して誰かに希望や勇気を届けるアナウンサー」

ー 「真はまことは行為、はその結果」を理念とする日本が世界に誇るバレリーナ、森下洋子先生の門下で15年間クラシックバレエを続けました。踊るだけでなく、内面を磨き心を込めて踊ることで希望や笑顔を届けてきました。 舞台に立ち、豊かな表現を通じて、皆様に感動をお届け出来る素晴らしさを知り「伝えることの大切さ」を学びました。そしてその経験で得たことを社会で活かし役立てたく、アナウンサーを目指しています。これまで踊ることで伝えてきた想いを、今度は自らの「言葉」で勇気や希望をお届けしたいと思っております。昨年からはアナウンススクールに通い、言葉の担い手として勉強を続けています。今この場に立てていることを心から光栄に思いさらに上を目指すべく背筋を伸ばし、更に精進していきます!

野口絵子(のぐち・えこ)さん

21歳 東京都出身 慶応義塾大学生 将来の希望:「過去から継承されてきた文化、自然、この美しきものたちを守り抜きたい。」

ー 幼少期から国内のみならずヒマラヤなど海外の山にも挑んできました。そこで見てきた景色は、美しさだけではなく、自然の驚異も目の当たりにしてきました。昨年、地球温暖化により氷河が融解し、私の好きなヒマラヤの村がひとつ、流されてしまいました。NPOとしてその村の再建復興活動も行っておりますが、自然を前に、自分の力はいかに小さいものなのかと感じます。また、国内では日本の海洋環境を守る活動を行っています。日本の素晴らしき豊かな水産資源は環境の変化に揺さぶられ、私たちの豊かな食文化が失われつつあります。自然の循環の中に自分は生きていることを忘れず、山と海をつなげ、人と自然がともに学べる場を作っていきたいです。私一人の力で大きな変化をもたらすことはできないかもしれないけれど、伝え続け、相手の心に波を起こし、それが大きな波となり社会が変わっていけばいいなと思います。それが私のプロジェクトの役割です。

石澤春菜(いしざわ・はるな)さん

21歳 東京都出身 国際基督教大学生 将来の希望:「国連職員として日本と海外を繋ぎ、環境問題や気候変動の改善に努めること。」

ー 大学では環境法学、国連政策、国内外の環境政策について学んでおり、修士論文では、国際基督教大学の豊かな自然あるキャンパスを活かした都市農業に関するテーマで取り組もうと思っています。昨年8月から今年5月末まで米国ペンシルベニア大学への交換留学に行き、英語で環境学についての知見を深めるとともに、国連本部を訪問するなどしてきました。将来は国連職員として、環境問題に対するアプローチを増やし社会貢献していきたいです。また、留学前の12年間は新体操を、留学先ではチアダンスに挑戦しました。踊ることが大好きです!

志村美帆(しむら・みほ)さん

19歳 東京都出身 慶応義塾大学生 将来の希望:「法律を学び、将来は困難に直面する人々を守れる職業に就くことが夢です。」

ー 笑顔と行動力を大切にし、周囲に前向きな雰囲気を広げられるよう努めています。幼少期より祖母にヴァイオリンを習い、中高ではオーケストラ部に所属し、仲間と共に心を一つにした演奏づくりに励んできました。現在も祖母の音楽ボランティア活動に同行し、人とのつながりや感謝の心を学んでいます。高校では生徒会副会長として意見をまとめ、朝の挨拶運動を企画し学校に活気をもたらしました。ミス日本での経験を通じて、たくさんの方と出会い、温かさを届けられる人になりたいです。

平嶋萌宇(ひらしま・もね)さん

21歳 福岡県出身 筑波技術大学生 将来の希望:「手話言語アナウンサーとして手話の魅力を多くの方に知って頂く事」

ー 筑波技術大学でデザインを学びながら、姉と共に「LandHey」というユニットを組み、手話の魅力を全力で発信しています。高校生の時、手話スピーチコンテストで入賞したことをきっかけに、手話の魅力を多くの人に知っていただきたいと活動をはじめ、無印良品やNHK出演、手話実況へと広がっていきました。また、12年続けたバレエで培った表現力を強みとして、ミス日本を通して手話の可能性と多様性の大切さを伝えたいと思っています。この一歩が将来誰かの未来につながるような活動をしていきたいです。

岡田帆夏(おかだ・ほのか)さん

20歳 兵庫県出身 国際基督教大学生 将来の希望:「自分のバックグラウンドを活かし人にいい影響を与えるような存在になりたい」

ー 私の強みは、困難に挑み、成長を力に変えるところです。私はライフセービング部の部長としてチームを引っ張りながら夏冬問わず海に入り人命救助の技術を磨き、昨年は全日本大会出場しました。こんな私ですが、最初は25mすら泳げなかったんです。それでも誰かの命を助けたい、そう強く思ったことから練習を重ねました。「溺れてしまうかも」というような大荒れの海も、「冷たくて凍ってしまいそうだな」と思える冬の海も、一緒に頑張って応援してくれる仲間がいたから乗り越えることができました。その経験から、私は誰かに良い影響を与えられる人間になりたいと強く思うようになりました。ライフセービングで得られた強みを最大限活かし、ミス日本という大きな舞台で、私の挑戦する姿や前向きな姿を発信していきたいと思います。

石原菜月(いしはら・なづき)さん

21歳 東京都出身 玉川大学生 将来の希望:「挑戦を忘れないことです。その姿は、人に勇気を与えるからです」

ー 私は5歳から競技エアロビクスの選手として活動しています。昨年イタリアで開催された世界大会に日本代表として出場し6位入賞、今年は江戸川区スポーツ栄誉賞に選んでいただけました。 現在も、日本代表選手に選ばれるよう、大学での社会学の研究、美容や健康への意識と両立し、世界に再挑戦をすべく練習に励んでいます。地域や学内でエアロビクスの指導や広報活動を行っていく中で、これからは 外部に対する自己発信力が重要と感じています。今までの 挑戦で培った勇気を武器に自身含む日本の女性が輝く社会になるよう貢献したいと思います。

ミス日本開催趣旨

ミス日本コンテストは「日本らしい美しさ」を磨き上げ、社会で活躍することを後押しする日本最高峰の美のコンテストです。これまでに芸術芸能、学問研究、医療スポーツ、行政などさまざまな分野で活躍する女性を50年以上にわたって輩出してまいりました。今回もいずれも将来が期待される女性たちが出場いたします。審査基準にも掲げる「日本人らしい美しさ」とは、内面・外見・行動の3つの美しさからなります。これらをかね添えた人物を世に多く輩出し、社会をより良くしてまいります。努力を重ねた女性たちの中から、日本女性の美の最高位として、ミス日本の称号が贈られます。

ミス日本公式サイトはコチラ

各種コラムインタビューに登場をご希望の方はこちらからお問い合わせください。