11月27日(木)、都内にて「ベストフォーマリスト」授賞式が開催された。今年の第23回ベストフォーマリストには、元サッカー日本代表の槙野智章さんと女優の高梨臨さん夫妻が選出された。夫婦での受賞は今回が初という快挙。終始アイコンタクトで息の合った姿を見せる一方、槙野さんのエスコートについて高梨さんが「まだまだ伸びしろあり。100点満点で5点」と辛口評価で笑いを誘い、会場を大いに沸かせた。

旅行先でもレストランでも、行き先を決めるときは、互いにプレゼンし合って最終決定するというお二人。海外旅行では、「槙野提案のイースター島 VS 高梨提案のボツワナ」というプレゼン対決の結果、高梨さんの案が採用されたとのこと。「なかなか行けない場所へ行き、普段できない経験をするのが好きなんです」と高梨さんは笑顔で語った。

また夫婦の主導権について聞かれると、槙野さんは「握りたいんですけどね」と苦笑い。それでも最後には「奥さんが幸せになることが一番」と語り、会場を温かな空気に包んだ。

今年を振り返り、高梨さんは「今年も健康で、お仕事もいただけて、とても幸せでした。この幸せを来年も続けていきたいです」と穏やかな表情。対して槙野さんは、引退から3年が経ち、テレビの仕事にも慣れてきた。「サッカー指導者資格のためのプロジェクトも終わったばかりなので、来年はサッカーのお仕事にもさらに力を入れたい」と意気込みを語った。

高梨臨さん ドレス

高梨臨さん着用のドレスは、レディースフォーマルメーカーの株式会社東京ソワールが手掛けたもの。オートクチュールで培った技術を惜しみなく注いで作り上げられたオリジナルの1着。上品でラグジュアリーなエレガントさをイメージして仕上げられた。デザインは美しいデコルテから肩のフォルムが際立つベアトップのスタイル。胸元からウエストは、すっきりとシェイプされ、腰から足にかけてふんわりと流れるフレアーラインのシルエットはとても華やかで優雅。バックスタイルのロングトレーンがとてもゴージャスなドレス。

普段は落ち着いた暗めのトーンのファッションが多いという高梨さん。今回のドレスについては、
「ピンクベージュの色味や素材の質感など、すべてが気に入りました。身に纏った瞬間に気持ちが高揚するような、本当に素晴らしいドレスです」と目を輝かせながら語った。

槙野智章さん タキシード

槙野智章さん着用のタキシードは、”Cool, Cozy, Classic”をコンセプトに、心と体にフィットするパーソナルオーダースーツを提案する麻布テーラーのオーダータキシード。ジャケットのウエストポイントが高く、シャープにシェイプされたモードテイストが特徴の「CLASSY ADVANCE」モデル。存在感のあるワイドはショールカラーが、槙野さんの持つ華やかさと風格をいっそう引き立てる。素材には、麻布テーラーだけが展開するマーリン&エヴァンスの別注生地を使用。英国生地らしい品格を宿しながら、細番手を用いることで軽さと艶やかさを兼ね備えている。さらに最高級の仕上げを施し、奥行きのある光沢としなやかな風合いを実現したタキシード。

タキシードの感想を聞かれた槙野さんは、「サッカーをやっていたこともあり太ももが大きく、なかなかフィットするパンツが見つからないんです。家にもタキシードはあるんですが、どうしてもパツンパツンになってしまって。でも今回は、自分の体型に合わせて作っていただいたので、本当にストレスフリーで快適です」と笑顔で語った。

ベストフォーマリスト賞とは

「ベストフォーマリスト賞」とは日本フォーマル協会(JAFA)が主催となり、より豊かで充実したフォーマルウェアの普及を目的に2000年スタート。授賞式では、各界の著名人の中から「高い品格と将来性、話題性」があり、「フォーマルウェアを素敵に着こなせる」男女各1名を選出し「ベストフォーマリスト」として表彰するもの。

日本フォーマル協会

日本フォーマル協会は、一般消費者にフォーマルウェアの国際的ルールとマナーを普及啓蒙することを目的として1976年に創設されました。以来49年間にわたり会員の皆様のご協力を得て様々な活動を行っております。(会員/2025年10月現在59社) 
一般社団法人 日本フォーマル協会
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