2023年8月30日、都内 YAMANO HALL( 山野ホール )にて 2023 ミス・ユニバース ® ジャパン ファイナル(主催:株式会社 MY group)が開催された。エル・サルバドルで11月に開催予定の世界大会に日本代表として出場する権利を勝ち取ったのは、エレガントな佇まいとチアリーディングで磨いた笑顔が印象的な静岡出身の現役大学生 宮崎莉緒(みやざき・りお)さん。本年度から世界大会の応募基準が婚姻または婚姻歴あり、妊娠中や出産経験のある女性も参加が可能となったミスユニバース®の規定に伴い、日本大会の出場者のセミファイナリストも2名が既婚者、出産経験者1名となった。

ミス・ユニバース®ジャパン ファイナル

ミス・ユニバース®ジャパン ファイナルには、セミファイナリスト全員が参加し、序盤ステージでTOP10 とファン投票で選ばれた1名が出場した。選ばれた11名が水着審査、イブニングガウン審査、20秒のプレゼン審査に挑み、TOP5の名が発表された。TOP5 には、多岐に亘った質問が投げかけられ、日本語または英語のどちらの言語を選びそれぞれ回答した。

心境と世界大会への意気込み(プレスリリース原文ママ)

「夢なんじゃないかって驚きの気持ちでいっぱいなんですけど、これまでともにトレーニングをしてきた仲間であったり、ユニバースを目指していた女性たちの今年の日本代表として責任を持っていかないといけないなという自覚が、今ひしひしと芽生えてきています」「2 か月間という短い期間なんですけど、日本を背負う女性リーダーとして、いかにどう世界に発信できるかを考えて世界大会に臨みたいと思います」

宮崎莉緒さんの魅力

今回、宮崎さんはミス・ユニバース®ジャパン ファイナル公式パンフレットの表紙に選ばれることがなかった。過去の日本代表でパンフレット表紙に選ばれていないものはおらず、この経験は宮崎さんにとって悔しい経験になったが、その状況の中、壁に立ち向かったと、ナショナルディレクターの美馬寛子さんはエピソードを審査員に語った。

大学で幼児教育を学び、子どもの貧困の分野に興味をもっているという宮崎さんは、「貧困で困っている子どもたちに私は何ができるのかと考えています。そして今日、ミス・ユニバースになって、憧れられる女性になりたいなってすごく思いました」と大会後の囲み取材で答えた。

宮崎さんは、自身の魅力について「チアダンスをずっと続けてきたので、私から出る笑顔であったりエネルギーは誰にも負けない強みだなって思います」と自身の魅力である笑顔で話した。

美馬寛子さんのコメント(プレスリリース原文ママ)

本大会を振り返っての思いを聞かれた美馬は「幸いなことにみなさまのご支援、ご協力のもと、弊社は日本大会運営 5 年目を迎えました。節目となる 5 年目なんですけど、女性のパワーがすごく入った大会になったなと思いましたし、私が日本代表だった頃からお世話になっているスタッフの方、スタイリストの方、カメラマンの方々みなさんが今回の大会の成功のためにご尽力いただきました」と感謝し、「そして社会のためにどう動くかというのも、やっとこの 5 年目からスタートできることができました。2022 年の坂本麻里ベレンもそうですけれども、今日、新しい日本代表が誕生して、新しい DNA をミス・ユニバースに吹き込んでくれて、それがミス・ユニバース・ジャパンの大きな進展になっていくのかなと思うので、今年は宮崎莉緒一色な 1 年になっていくのが楽しみです」と
期待を寄せた。なお、本年度から世界大会の応募基準が変更になった点について感想を求められた美馬は「ミス・ユニバース自体が女性リーダーの発掘の場と言われている中、今まで結婚歴があったり、出産されているというところで縛りがあったので、もう少し縛りのない大会になったらいいなという願いがあったので、すごくいい進展だと思いました」と賛同し、「まだ年齢の制限はあるんですけど、もっともっとダイバーシティー化に沿った社会で活躍できるリーダーが選ばれるというところで、今回も 2 名の既婚者と 1 名の出産経験者がいたので、大きな声を取り入れることができた大会になったんじゃないかなと思います」と語った。