© BPMビュティーページェントメディア Photo By Satoshi Kimura Stylist: Leonard Arceo

日本とアメリカを拠点にミス・ユニバースのメイクチームの仕事をはじめ、多方面で活躍するメイクアップアーティスト西村宏堂 氏は、浄土宗の僧侶でもある。2つの顔を持つ西村さんに、「今に行き着くまでの道のり」「仕事」「ミスコンテスト」「LGBTQ」「ご家族」についてお話を聞いた。取材は、鳥のさえずりが響く西村さんのご実家にて。

Photo By Satoshi Kimura

自身の性について悩み、日本を飛び出し新たな人生をスタートさせたアメリカ。今度は日本人であることにコンプレックスを感じ悩むことになった。そんな中、ミス・ユニバースで世界の頂点に輝いた日本人、森理世さんについて書かれた本と出会う。その1冊の本がきっかけでミス・ユニバースというコンテストに興味を持つようになった。強い意志と不思議なご縁に導かれ、気づけばミス・ユニバースのメイク担当として、ミス・ユニバース世界大会、ミスUSA、ミス・ユニバースジャパンなど、世界中のコンテスタント達に美の息吹を吹き込んでいる。

お友達をシンデレラにしていた西村さんの子供時代

© BPMビュティーページェントメディア Photo By Satoshi Kimura Stylist: Leonard Arceo

西村さんの幼少期についてお聞かせください

西村さん:私は、小さいころから自分のことを「こうちゃん女の子よ!」と言っていました。自分が男の子だということは分かっていたのですが、お姫様ごっこやセーラームーンごっこをするのが大好きで、家では風呂敷を頭にかぶって母のミニスカートをはいてクルクル踊ることが大好きな子供でした。幼稚園に入ると、シンデレラごっこに熱中したようで、スカートを腰に履いて、もうひとつスカートを頭に被り、長い髪に見立てたりと、どうやったらシンデレラになれるのかをお友達に教えてあげていたようです。また、先生には、「髪にパーマかけたの? かつらなの?」「新しいピアス素敵ですね」などと周りの人のおしゃれによく気づき、褒めていたようでした。

© BPMビュティーページェントメディア Photo By Satoshi Kimura Stylist: Leonard Arceo

西村さん:中学、高校、大学では、自分でアートを作るようになっていました。華道であったり絵を描くことであったり。でも、メイクやおしゃれをすることはなく、それらはしてはいけないことだと思っていました。同性愛者であることがバレて周りから馬鹿にされたら嫌だなという気持ちがあり、ずっと封印してきたのですが、大学時代の友達にメイクをしてあげることがきっかけで、「メイクで人を応援することは楽しいことなんだ!」と思うようになりました。

お友達をシンデレラに変身させるなど、幼い頃からみんなをキレイにプロデュースしてあげる才能があったのですね!

西村さん:そうかもしれません。「あなたはこれが似合うんじゃない?」「こういうのを着てみたら?」「こういうヘアやメイクはどう?」など、言いたくなっちゃうんです。私がメイクがうまくなればなるほど、良いアドバイスをしてあげられるんです。それもあって、メイクを練習しようと思いますし、いろんな方にメイクをして差し上げるのがすごく楽しいです!

プリティ・プリンセスとの出会い

西村さんの著書から、海外で才能が花開いたように感じられたのですがいかがですか?

西村さん:もともと英語は好きではなくて、なんで日本人が英語を勉強しなくてはいけないの?と思うほうでした。高校に入って、周りにはLGBTQを理解してくれる日本人の友達が誰もいない状況に疎外感を感じていたんですね。そんなときに「プリティ・プリンセス」というアメリカの映画に出会いました。私のように冴えない、とてもダサいタイプの女の子が、ある国の女王様に突然「あなたは、私の国の跡継ぎなのでプリンセスになるための教育を受けなさい」と言われ、嫌々ながらもトレーニングを受け、ヘアメイクをしてもらったり、マナーや歴史を勉強したりするうちにどんどん光り輝いていくストーリーです。その中でも特に、私は映画の中で主人公がヘアメイクをしてもらうシーンが大好きでした。私もメイクやおしゃれをすれば自分に自信が持てるかもしれないと思ったんです。主人公が最後のスピーチで、「私は私の周りにいるもっと賢い人のメッセージをプリンセスとして多くの人に伝えたい。だから、プリンセスになります。」と言いました。周りの人は期待していた内容とは違う、彼女のユニークな意見を尊重してくれていました。私もアメリカに行ったら、自分が同性愛者であることや自分の想いや考えを尊重してもらえるかもしれないという希望を抱いて、高校卒業後に2年間ボストンに、その後4年間ニューヨークの美術大学に行きました。美術大学の3年生の時にミス・ユニバースのメイクアップアーティストのアシスタントとして経験を積み始めました。

Photo By Satoshi Kimura

お話を聞いているとシンデレラストーリーのようで何かに導かれているようにも感じますが、ご家族の支えも大きかったのではないでしょうか?

西村さん:私の両親はとても賢いと思うんです。例えば、お坊さんになりなさいと言われたこともないですし、母からは「私はいろいろ言うけれども、私の言っていることを差し置いてでも、本当に自分の好きなことをやりなさい」と言ってもらって。父は「お寺をやらないのであれば、私たちはアパートに引っ越してもいいんだよ」とまで言っているんです。しがらみに閉じ込めるのではなくて、自分らしく活躍できるよう生きさせてくれたんだなあと思います。本当に私のことを愛してくれて大切に思ってくれている気持ちが私に伝わっていて、伝わっているからこそ私も良い関係でいたいと思っています。

ご実家がお寺ということで、言葉に出さずとも跡継ぎのことだとかいろいろと考えると、親御さんは本当に西村さんへの愛が深いのだなと思って伺いました。

西村さん:小さいときは、「男の子が好きじゃない」とか「男の子と遊ばない」とか言っていたようです。成績も良くなかったので、将来かわいそうな子になってしまうのではないかと心配していたと聞きました。母は私には内緒で、私が性別違和なのかをクリニックに相談しに行ったことがあったそうです。

メイクアップアーティストとして

© BPMビュティーページェントメディア Photo By Satoshi Kimura Stylist: Leonard Arceo

メイクアップアーティストとしての西村さんのキャリアについてお聞かせください。

西村さん:私はニューヨークで5年間アシスタントとして修行をし、メイクアップアーティストとして、ミスUSAを7回、ミス・ユニバースを6回、ニューヨーク・ファッション・ウィーク、コマーシャル、ファッション雑誌、カタログ、メイクレッスンもやっていました。8年間ニューヨークに在住し、その後1年半、LAでメイクを教える勉強をしていました。LAでは教える上での指導法やカリキュラムを学ぶため、ヘアメイク学校のプログラムを受講し卒業しました。その後、ハリウッド女優さんのメイクなども経験しました。

西村さんにとってメイクアップの一番楽しいところは何ですか?

西村さん:そうですね。 メイクによって人の性格までも変えられるところです。仲の良い友達にメイクをすると、見慣れた友達のドヤ顔を見ることができて面白いです。そして、メイクによって「こういうことが出来るかもしれない」「あんなところに行ってみたい」などと言って、ワクワクしている姿を見るのが好きです。友達だからこそ分かる気づきがあって、面白いんです。

西村さんのご経験でご友人を変化させたようなことはありますか?

西村さん:メイクを始めたきっかけが、ボストンの友人でした。私は高校で友達がいなかったので、彼女がとにかくお友達になってくれるだけでも嬉しかったのです。ある日、その友人が成績や人間関係で悩んでいると聞いたんです。言葉で励ますだけでなく、何とか元気になってほしいと、私が持っていたアイライナーとマスカラでメイクをしてあげたら、彼女は素敵に変身した自分の姿を見て元気になり、その後も綺麗にメイクをするようになり、性格までも明るくなりました。また、今までメイクを習ったことがなかったトランスジェンダーの女性に、しっかりと顔の影をカバーできるメイクをしたところ、「なりたかった顔になれた、今まで下を向いていて、馬鹿にされていたのに、私を見て!というような気持ちになってランウェイを歩く気分で外を歩けるようになった。」と言ってくれました。また、病気で5年間ベッドで寝ていたというメイクの生徒さんが「メイクをしてもらって、今までは人生不公平だと思っていたけれど5年間のつらい経験が帳消しになったよう。人を助けるようなコーチングもやってみようかな」と新しい夢が出来たとメッセージをくれたこともありました。

ミス・ユニバース世界大会優勝 森理世さんは、私の人生を変えたプリンセス!

西村さんはアメリカで、ミス・ユニバース世界大会で優勝した森理世さんの本に刺激を受けたと伺いましたが。

西村さん:アメリカに留学した当初、自分の容姿が好きではなくなりました。背が小さい、目が小さい、鼻は大きくて、頭も大きい、そして足は短いなどコンプレックスがどんどん増えたんです。アメリカに行けばお友達もたくさんできるかなと思っていたんですがあまりできず、自分が日本人で、見た目やバックグラウンドも違うからなんだと思っていたんです。そんな時、 日本人の容姿では勝てないと思っていたミス・ユニバースで、 森理世さんが2007年に優勝したことに驚き、彼女のことを調べ始めたんです。その中に、彼女は自分の良さを活かして、ウォーキングを通してエネルギーや妖艶さ、神聖さや柔らかさを表現し、天女のようなたおやかな印象を味方につけて優勝したと書いてあったんです。持っているものをどう生かし、どう美しく見せるかが重要なのだと学びました。自分が悩んでいたからこそ、森理世さんは衝撃的に私の人生を変えたプリンセスだと思います。

ミス・ユニバースの日本代表へのメイクの特徴はありますか?

西村さん:日本人だからということではなく、私はその人の顔の良さを引き出せるよう特徴を生かしたメイクをしたいと思っているんです。例えば目が大きくない代表には、アイラインを太くするのではなく、横に伸ばすなどの工夫をしています。メイクは顔全体のパーツの印象の合計が100%になれば良いと思っているんです。目が30%なのであれば、リップで70%にするなど、全体で100%になるようにしています。日本人だからとか、この国の人だからという考えでメイクはしていないです。

© BPMビュティーページェントメディア Photo By Satoshi Kimura Stylist: Leonard Arceo

世界のミス・ユニバースたちを見てきて

西村さんは、世界中のミスと関わってこられましたが、お気に入りのミスなどはいらっしゃいますか?

西村さん:私が大好きなのは2013年に優勝したベネズエラ出身のガブリエラ・イスラーです。なぜ彼女のことが好きかというと、最初から私のことを名前で呼んでくれたからです。他のミスは自分のことで精いっぱいで、携帯電話をいじったり周りの子と話したり。自分の方向に意識が行っていて、周りのことまで意識が回らず、皆に気分が良くなってもらえるような気配りをする人は多くなかったように思います。そんな中でガブリエラは、美しい人の中でも背も高く、ファッションも素敵で目立つ。そのうえ、必ず人を名前で呼んだり、目が合ったら手を振ってくれるなどすごく徹底していた。リハーサルの時、フラットシューズや楽なジャージを着ている人が多い中、どんな場面でも気を抜かずいつステージに上がってもおかしくないような洋服を着ていて、そんな姿で私の方に手を振ってくれたら応援したくなってしまいますし、いろいろな人に彼女の良さを話したくなってしまう。そんな魅力がみんなに伝わって優勝したんだと思います。

西村さんは外見から内面を感じることはありますか?

西村さん:そうですね。やはりミス・ユニバースといえば準備がそのまま外見に出るので、スタイリングやメイク、靴、表情、立ち振る舞い、初対面の人にどういった対応をするのかなど、その人がどれだけ準備をしてきたのかがすぐわかることがあります。ぱっと見ただけでこの人は強いなと思うことがあり、そういう人が勝つことが多いです。

著書にカトリオナ・グレイさんが水の入ったボトルを持たないなどの徹底した行動について書かれていましたが実際に優勝されましたね。

西村さん:私がミス・ユニバースのインタビューのメイク担当だった時の話ですが、ホテルにお水を頼んだところ、瓶がケースで届いたんですね。飲み終わっていないのなら持って行って良いよと私がみんなに伝えたところ、カトリオナは、「私は、瓶を持って歩きたくないの」と言ったんです。どの瞬間に写真を撮られても大丈夫なようにという備え、そういったことまで考える彼女は徹底しているなと思いました。思い出してみると、彼女はホテルの部屋に入ってきてもみんなはソファに座っているのに、一番目立つライティングデスクに座るなどしていたんですね。自分の座る位置にもこだわっていました。ここまで完璧に考えている人はいなかったなあと思いました。

© BPMビュティーページェントメディア Photo By Satoshi Kimura Stylist: Leonard Arceo

西村さんから見てミス・ユニバースの優勝者に共通するところはありますか?

西村さん:考えられるところを、これでもかと、徹底した準備をしているところです。インタビューに関してもそうですし、おしゃれにしてもそうですし、準備の戦いです。もともと素材がきれいなだけの人は、全部に完璧な準備をしてきた人には絶対に勝てないと思います。

たくさんのミスを見てこられた西村さんが、印象に残っている過去のミス・ユニバースを教えてください。

西村さん:2018年のミス・ベネズエラです。あまり英語が得意ではなかったようなのですが、ディスカッションで自分を映してほしくて大きくうなずいたり、声高々に笑うんです。どうしても英語についていけないと、「それはわからない」と大きな声で訴え、また笑うんです。そこまでしても注目してほしいというか、すごいやる気が伝わってきました。

たくさんのミスの中から西村さんの印象に残ったミス・ベネズエラの作戦は、ある意味成功でしたね!

西村さん:国によっては、ミス・ユニバースになるということは彼女の人生だけでなく彼女の家族の人生までも変えてしまうようなことなんです。勝たなくても大丈夫という人もいる中で、ミス・ベネズエラの代表からはいつもシリアスさが伝わってきます。姿勢が絶対に崩れなかったり、ヒールを脱がないなど徹底している人が多い印象です。

もう一人印象深かったのが、2017年に出場したミス・イラクです。彼女はミス・イスラエルと一緒にセルフィーを撮ってSNSにUPしたことで大変注目を集めました。イラクとイスラエルは国家間の政治的問題があったからです。ミス・イスラエルと写真を撮ったことに対し、 イスラム教徒が水着になることや、ミスの大会にでることにも反対があり、脅迫などで死の恐喝もあったそうです。彼女の電話が何度も鳴っていて、大丈夫か尋ねると大丈夫と答えていたんですが、それが実は家族に危険が及ぶような電話であったりしたようです。そんなときでも集中していて、安定した心持ちでインタビューに答えている姿を見て凄いと感じました。「私は、死んだとしても自分の心に正直に生きるんだ」と。

彼女とはその後お会いになりましたか?

西村さん:はい。LAで彼女がテレビ番組に出演する際にメイクを担当していました。仕事終わりに イラク料理のレストランに連れて行ってくれてたくさん料理を注文してくれたんですが、 彼女は襲われるかもしれないからと、レストランに入っても入り口が見える席に座って良い?など聞いてきたりして、私は恐ろしくて、食事どころじゃなかったのを覚えています。

日本のミスが置かれた立場とはずいぶんと違いますね。

西村さん:自分が勝つことによってどのような未来が待っているのか?そんなメッセージを持っている人が私の心の中に残ります。コンテストに出ることになって、後からなんて言おうかなと考えるようなことでは今の時代は、弱いですね。

© BPMビュティーページェントメディア Photo By Satoshi Kimura

次の日本人ミス・ユニバースは?

西村さんが考える次の日本人ミス・ユニバースのイメージは?どんな方ですか?

西村さん:ジェンダーギャップ、性差別、女性進出の遅れなど世界に目を向けている女性が少ないのが問題。自分が勝つことによって多様性を体現してくれるようなミスが良いのではないかと思っています。

最近私も良く感じるのが、SDGsの中のゴール5ジェンダー平等などを掲げコンテストを盛り上げていこうとする団体も増えましたが、このような動きはどう感じますか?

西村さん:私は素晴らしいと思います。半強制的に考えさせることも必要かともいます。例えば、アカデミー賞やベルリン映画祭で多様性があるテーマをクリアしていないと出展できないという規則を作っているようです。このように影響力のある団体が率先して啓発的な活動をしていくことは意義のあることだと思います。

西村さんはLGBTQ のアイコンでもいらっしゃいますので。

西村さん:政治家の中には、社会から理解を得にくいからという理由で同性婚に賛成しない人がいます。しかし既存の家族の形が壊れるという不安や見解は、同性婚を肯定する国々での現状についての無知さから来ていると思うんです。楽しんでLGBTQのことをプロモートして、私はメイクをしたりおしゃれをしたりすることで多くの人に注目をしてもらいたいと思いました。仏教の教えを共に紹介することで説得力を持たせ、多くの方に私のことも知っていただきたいということでこの本を書きましたし、西田さんにも声をかけさせてもらいました。ミス・ユニバースが好きな方は私のミス・ユニバースの体験談がきっと好きだと思いますし、発信力のある方に愛を広げて頂ければと思っています。

西村宏堂著「正々堂々」私が好きな私で生きていいんだ

ご著書のタイトルに込めた思いを聞かせてください。

西村さん:私がLGBTQである、同性愛者であるということを隠したいとか後ろめたいと思っていた時には、周りの人は私を馬鹿にしていたんだと思います。しかし、自分が正々堂々と胸を張っていると、周りの人の批判や揶揄は意味を持たなくなり、逆に周りの人にも応援してもらえるようになって、自分に対する意識が変換されていくと思っています。今まで、自分の嫌なところや隠したいようなところがあった人も、このようなことがあったからこそ大きくなれた、とそれを強みとして、正々堂々と生きていってほしいと思いこのタイトルにしました。また、自分の名前と韻を踏んでいるという理由もあるんです。(笑)

著書に書かれていたご褒美ディナーについて聞かせていただけますか?10年後の夢もおきかせください。また、何を食べますか?

西村さん: 10年後の自分が夢を叶えたことを想像し、そのことへのご褒美のディナーを今食べるという、喜びと現実感を同時に味わうことのできるゲームです。例えば、西田さんが10年後に遊園地を作りたいとします。その夢を叶えられたイメージを持って、どんな遊園地でどんな子供たちが来ているの?などと既に出来事が起こっているように想像をしながら、お料理を味わうんです。

私の10年後の夢は、私の本や私の活動を通して日本で婚姻の自由が認められること。多くの人が西村宏堂さんが活躍して、こんな人もいたからLGBTQっていうことが多くの人に知れ渡って、多くの人が平等な権利を手に出来る時代が来たのかもねと言ってもらえる時が来たら嬉しいと思っています!食べるのは、抹茶アイスですかね。(笑)

最後にBPMの読者のみなさんにメッセージを頂けますでしょうか?

西村さん:BPMの読者のみなさん、私はミスコンを通して自分もたくさん成長できたと思っています。自分がコンテストに出場しなくても、それを見ることによって、出場している人からインスピレーションを受けて勉強することができました。自分の話し方、おしゃれの仕方、そしてプレゼンテーションの方法など。私は、人の平等を訴える活動をしています。いろんな能力を身につけ、自分が伝えたいことをもっと力強く多くの人に伝えたいと思っています。私はこれからもBPMの記事を拝読して、頑張っている人たちからたくさんインスピレーションを受けたいと思っています!

西村宏堂氏著 サンマーク出版「正々堂々」の購入はコチラから

 西村さんが登場したTEDインタビュー(英語)はコチラ