新大会委員長和田あいさんと前大会委員長和田優子さん ©一般社団法人ミス日本協会

1995年から25年にわたり、ミス日本コンテスト大会委員長を務め、自身も1979年度ミス日本である和田優子(わだ・ゆうこ)さんが2020年7月31日をもって退任した。後任には、2015年よりミス日本チーフマネージャーとして任めてきた和田あい(わだ・あい)さんが就任。1950年に開催したミス日本コンテストは現存する中で最古の全国規模のコンテスト。女優やタレントのみならず 学問、芸術、芸能、政治など各界で活躍する女性を輩出している。

前大会委員長和田優子氏からのコメント

和田優子氏は、「ミス日本は、かつては女性の社会進出を応援しておりま した。今では女性の活躍を応援しています。25 年前と比 べ、それぞれの描いた想いを華ひらかせやすい時代にな ったと感じます。そしてこれからはもっと短いスパンで、きめ 細かな変化に対応していく力が必要です。ミス日本 100 年開催を目指して、次の世代に舵取りを託したいと思いま す。」 とコメントした。

~和田あい氏の所信表明~これからの「美しく生きる」を照らしだす

和田あい氏は、「ミス日本の役割は時代とともに変化し、求められるものも変化しています。私はチーフマネージャーとして 1 年の 大半をミス日本受賞者たちとともに行動してきました。ミス日本受賞者たちのために、「人生に一度の経験をさせてあげたい」という一心で取り組んでこられたのは、彼女たちが自分の夢に向かって努力すること、学ぶこと、挑戦すること、そのどれもがとても素敵で、「美しく生きようとする」 姿勢だったからです。受賞者はもちろん、女性たち一人一 人がこつこつ積み上げて美しくなろうとすることを私は応 援したいですし、この仕事に本当にやりがいを感じていま す。これからは「どう生きるか」が大切な時代と考えます。 私は「美しく生きる」ことにつながる経験をより多くの女 性に提供したいと思います。例えば、美しく生きるために SDGsを学び実践し、美しく生きるために鍛錬し挑戦す る。次の時代を考えるといろいろなアイデアが浮かびま す。ミス日本コンテストを通じて、一人一人が「美しく生き る」を実現できる組織にしていきたいと思います。 この度、ミス日本の半世紀以上にわたる歴史をつなぐ役割をいただき、その重責に応えるにはまだまだ力不足ではございますが、関係者の皆様のお知恵やお力を借りながら、尽力してまいります。これからの「美しく生きる」を実現し社会を明るく導いてくれる女性たちに出会うのが心 から楽しみです。どうぞよろしくお願いいたします。」 と所信表明を行った。

ミス日本OGからのお祝いコメント

《 1992 年ミス日本グランプリで女優の藤原紀香さんより 》

「和田優子委員長、お疲れさまでした。私はミス日本によって可能性を広げていただいた一人です。健康と美を両立するために日々積み重ねていくことの大切さを学び、それは今の 私の礎となっています。SDGsにも取り組んでいく次世代のミス日本に、期待しています。」

《2007 年ミス日本ネイチャーで 産婦人科医の丸田佳奈さんより》

「ご就任、心よりお祝い申し上げます。女性の社会進出があ たり前の今、より必要なことは「知る、考える、実行する」ことだと思います。外見以上に内面を磨き、行動することの大切さを教えてくれたのはミス日本でした。今後も、多くのミス日本女性がご活躍されることをお祈り申し上げます。」

《 2012 年ミス日本グランプリでパリコレ、VOGUE 等世界で活躍するモデルの 新井貴子さんより 》

「任期を終え、パリコレに出ると宣言した私を温かく送り出してくれたミス日本コンテスト。多くの事を学ばせて頂きました。新たな時代の幕開けを迎えられることに感慨深い思いです。誠におめでとうございます。これからも夢や希望を抱いた女性リーダーの誕生を楽しみにしております。」

《 2019 年ミス日本特別賞受賞、 探検家グランドスラムを世界最年少で記録樹立した南谷真鈴さんより》

「世代交代が成されることは新しい風を通す素晴らしい出来 事です。脈々と続いてきたミス日本の理念を和田あいさんが 引き継ぎ、想いの灯火をたかく・大きく・華麗に照らしていくこ とを楽しみにしております。ミス日本の名誉ある称号を胸に熱く掲げ、共に精進していけることを心から幸甚に存じます。」

新大会委員長 和田あいさん プロフィール

ミス日本コンテスト新大会委員長 和田あいさん©一般社団法人ミス日本協会

【和田あいさんプロフィール】

1983年生まれ(36歳)。早稲田大学教育学部卒業。University Of The Arts London やInstitute Marangoni Parisのデザインコースを修了後、2015年にミス日本チーフマネージャーに就任。2016年伊勢志摩サミットや2019年ラグビーワールドカップなど、国際的な場面にミス日本が登場する案件を次々に獲得した。

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