ずっしりと重い黄金に輝くトロフィーを抱え、受賞の喜びをかみしめる小田安珠さん©BPMビューティーページェントメディア 撮影:西田 第52回ミス日本コンテスト2020グランプリに慶応大学3年フリーアナウンサーの小田安珠(おだ・あんじゅ)さんが選ばれる 艶やかな着物姿で、自己PRをする小田安珠さん ©BPMビューティーページェントメディア 撮影:西田 2020年1月20日、新宿京王プラザホテル(新宿区)にて、第52回ミス日本コンテスト2020が開催され2525名の応募者の頂点に小田安珠(おだ・あんじゅ)さんが選ばれ、ミス日本の称号と賞金100万円および数々の副賞が授与された。現在慶応大学3年生で2018年ミス慶應グランプリの王冠も手にしている小田さんの将来の夢は、人に伝えることを仕事にできるアナウンサー。既にBSフジの学生キャスターとして活動経験があり憧れの人は、フジテレビ所属アナウンサーの三田友梨佳 (みた・ゆりか)さんとのこと。 桂由美さんのウェディングドレスを上品に着こなした小田安珠さん ©BPMビュティーページェントメディア 撮影:西田 ドレス審査で審査員からの、感謝の気持ちを感謝する対象や言語を問わず伝えてくださいという問いに、小田さんは後ろを振り返り、優美なジェスチャーを終え「ありがとうございます」と一言。華道や茶道を幼いころから学んできた小田さんは、調和(ハーモニー)を大切にする心や相手を思いやる気持ちなど、このような「心」は、日本人としての「誇り」だと。 このことを教えてくれた日本の歴史に感謝 を述べた。 審査員からの質問に、後ろを振り返り日本の歴史に感謝を表現する小田さん ©BPMビュティーページェントメディア 撮影:西田 水着審査では、真っ赤なフリルのビキニで軽やかにウォーキングを披露。パートナーの育児休暇取得に関した審査員からの質問に対しては、育児休暇は6月・7月・8月を含めた3か月は最低でもとってほしいと述べた。小田さんは、海で遊んだり緑の中で体を動かすことが大好きで、変わりゆく季節のなかでパートナーや子供と家族全員で喜びや感情を共有したいと語った。 真っ赤なフリルのビキニを上品に着こなす第52回ミス日本コンテスト2020グランプリ小田安珠さん ©BPMビューティーページェントメディア 撮影:西田 水着審査でウォーキングを披露 第52回ミス日本コンテスト2020グランプリ小田安珠さん ©BPMビューティーページェントメディア 撮影:西田 大会後の囲み取材では、尊敬する人に教育者で日本画家の跡見花蹊(あとみ・かけい)挙げた。中学時代を跡見学園中学校で過ごした小田さんは、学問はもちろんのこと、華道や茶道など日本の心に触れるような教育を沢山受けてきたと振り返り、そこで学んだ感性が今の自分に繋がっていると述べた。 「ミス日本としてやってみたいことは?」という質問に対しては、「日本の伝統文化を伝えるということはもちろんですが、特に自分が東京の日本橋で育った江戸っ子だということもあり、地元・日本橋の活性化の力になれればなぁというふうにいつも思っております」と生粋の江戸っ子をアピールした。また、日本の伝統文化に触れ、それを伝えることが小田さんにとって一番やってみたい活動とのこと。来月に開催される豆まきのイベントが今から楽しみと、日本の伝統文化を伝える活動に意欲を示した。オリンピックイヤー、2020年の小田さんのミス日本グランプリとしての活動に期待が持てる。 (取材・文:西田麻紀 レポート:BPMレポーターMyua)