アイシーブルーと桜に込めた思い

イブニングガウンを身にまとうミス・インターナショナル・クイーン2020日本代表高橋りおさん ©ミス・インターナショナルクイーン・ジャパン

BPM西田:ドレスもお着物も本当に素敵なものでしたが、あのブルーのドレスを選ばれた理由をお聞かせください。

高橋さん:アイシーブルーは透明感があって自分の中で一番落ち着く色なんです。ドレスはフィリピンでオーダーメイドをしたのですが、最初から衣装さんにアイシーブルーをリクエストをしていました。

BPM西田:日本大会でも、透明感のある淡い紫のチマチョゴリを着ていらっしゃいましたが、繊細な色がお好きなんですね。実際の持ち物もそのような色が多いですか?

高橋さん:そうなんです。パジャマや布団のファブリックもアイシーブルーなんです。今日のドレスも淡いものを選びました。日本大会では、はっきりした色のドレスを選びましたが、世界大会ではあえて淡い色を選びました。

BPM西田:11月の国内大会で個別インタビューをさせていただいた際に、専門学校卒業後すぐに性転換手術をされたとおっしゃっていましたが、その場所も世界大会の開催国であるタイでしたよね?

高橋さん:そうなんです。知り合いも応援に来てくれたり、執刀してくださった先生も病院で見てくれていたみたいです。

BPM西田:タイにご縁があるのですね。皆さんの反応はいかがでしたか?

高橋さん:本当に驚いていました。「まさか、この大会に出るとは思ってもみなかったよ!」などのコメントをもらったり、とても喜んでもらえました。私が性転換手術をした時に一緒に手術を受けお友達になった日本人の方が、日本からタイに応援に来てくれました。また、日本の友達からも「きれいだったよ」と、たくさんのメッセージが届きました。

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