韓国ミュージカルを映画館で楽しむ「韓国ミュージカル ON SCREEN」第1作『エリザベート』が、Dolby Atmos版として4月3日より1週間限定公開。記念イベントにはアンバサダーのソニンが登壇し、作品の魅力やシリーズの軌跡を語るとともに、「舞台をより日常に、身近にしたい」という思いを明かした。一般投票によるアンコール上映では『ファントム』『エリザベート』の2作品が選ばれた。 実際に鑑賞した感想について問われると、「正直、観る前は劇場での生の舞台に近い体験になるのかなと思っていました」と率直な印象を明かしつつ、「実際には、劇場では感じられないほど音の細やかさに驚きました」と語った。 さらに、「普段の舞台では反響やスピーカーの位置によって音の聞こえ方が変わりますが、今回は役者一人ひとりの声の個性がダイレクトに伝わってきた」と振り返り、「ミュージカルでは劇場に響く声を意識して発声しますが、この上映では声質そのものがよりクリアに感じられる」と、その違いを強調。 また、「オーケストラの音も非常に繊細に聞こえ、どの席にいても均一に音を楽しめる」と語り、映画館ならではの音響体験の魅力に気づいた様子を見せた。 イベントの最後、ソニンは本シリーズを振り返りながら、映画館で舞台作品を上映する意義について自身の思いを語った。 ソニンは、舞台をもっと日常に近いもの、そしてより身近な存在にしたいという夢を以前から抱いてきたと明かし、今回の「韓国ミュージカル ON SCREEN」シリーズについて、「その夢が一歩近づく形」だと実感を込めて表現した。 舞台はどうしても“特別な場所に観に行くもの”という印象を持たれやすいが、映画館という開かれた場所で上映されることで、これまで舞台に触れる機会がなかった人にも届きやすくなる。ソニンは、そうした新しい入り口が広がっていくこと自体が、とても意義深い試みだと受け止めている様子だった。 さらに、ミュージカルや舞台には、人の心を動かし、人生を豊かにする力があるとし、「観たいと思ったときに、もっと自然に作品に出会える環境が増えていってほしい」という願いもにじませた。 映画館の大スクリーンと音響で名作を体感できるこのシリーズは、舞台ファンにとっては新たな楽しみ方であると同時に、これまで劇場に足を運ぶ機会のなかった人にとっては、舞台芸術と出会う大きなきっかけにもなる。ソニンの言葉からは、作品の魅力を伝えるだけでなく、舞台そのものをもっと日常へと近づけたいという強い思いが感じられた。 ソニン 数々の大作ミュージカルに出演し高い評価を獲得。『マリー・アントワネット』日本版では、2018年および2021年公演でマルグリット・アルノー役を務め、その卓越した演技力と豊かな表現力で観客を魅了。2019年には第26回読売演劇大賞 優秀女優賞を受賞するなど、日本ミュージカル界を代表する存在として活躍する。 『エリザベート』Dolby Atmos版上映記念 公式アンバサダー・ソニン登壇イベント開催決定