2020年8月2日（日）現在、世界の感染者が1,700万人を超え日本も連日過去最多の感染者数を記録している猛威を振るう新型コロナウィルス。緊迫した世界情勢の中、ロックダウンも解除され日常が戻りつつある中東UAEにて国際線の客室乗務員として乗務する、初代BPMレポーター/ミス・ワールド日本大会BWP賞を受賞した大島瑠理子（おおしま・るりこ）さんが、現地ドバイのコロナ事情をレポートします！（BPM編集部）

ドバイの新型コロナ事情

現在ドバイは、日常を取り戻すかのようにショッピングモールやレストランも開き、ドバイで生活する私たちは少し安心しています。ロックダウンされていた時期は、原則24時間不要不急の外出は禁止でした。家族でスーパーに行く際もその家族から一人のみが代表で買い出しに行くようにと指示がありました。

現在でももちろん外出する際はマスクの着用は必須ですが、スーパーマーケットなどでは、使い捨ての手袋を配布するなど感染防止の工夫がされています。
スーパーも営業時間が短くなっていますが、問題なく買い物など外出もできています。

ドバイでは、全ての車両は治安パトロール及びレーダー式速度違反取締装置で撮影されているので、ロックダウン中に何か問題のある行動をした人は、撮影時に外出理由を説明できないと罰金が科せられるなど徹底していました。また外出する際には政府に申請し、許可が下りたら外出可能という流れでした。 だいたい申請してから許可が出るまでに24時間かかったそうです。 私はこの許可書を申請したことはなかったのですが、幸い私が住んでいるクルーのアコモデーション（乗務員用の住居）エリア内にはスーパーがあったのでとても助かりました。

一時日本に帰国をしていたのですが、会社から呼び戻され現在では渡航先は以前よりは少ないですが、フライト生活が徐々に戻ってきました。日本から帰国した際には、PCR検査も受けそのうえで2週間の隔離がしっかりありました。おかげさまで検査の結果は陰性で現在もドバイで新型コロナに気を付けながら楽しく生活をしています。

日本での感染者数も日々増えているとニュースで確認しています。日本の皆さんも、くれぐれもどうぞお気をつけてお過ごしください。また次回も世界のレポートをドバイからお届けします！

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