2026年9月12日、「K-1 WORLD MAX 2026」が開催され、“リアル春麗”こと木村萌那がスイスのニコル・シェーファーと激突。代名詞の“もな蹴り”を警戒される中、3Rでは決着がつかず延長戦へ。ジャッジ3者が10-9をつける3-0の判定勝利で無敗の5連勝を飾ったが、その表情に笑顔はなかった。

“リアル春麗”として国内外から注目を集める木村萌那。空手、女子ボクシングでキャリアを積み、キックボクシング転向後も無敗を続ける。対するのは、サバット世界選手権を制した実績を持つスイスのニコル・シェーファー。木村の代名詞となった“もな蹴り”と、サバットをバックボーンとするニコルの蹴り技にも注目が集まる一戦となった。

試合は、代名詞の“もな蹴り”を警戒するニコルを相手に、木村がなかなかクリーンヒットを奪えない展開に。木村は前蹴りをボディ、顔面へ繰り出しながらワンツーや左ストレートを交えるも、ニコルもパンチや蹴りで応戦し、互いに決め手を欠く時間が続いた。木村のセコンドからは、何度も「ボディ」の声が飛ぶ。3Rを終えて判定は1-1となり、勝負は延長1Rへ持ち越された。

延長でも木村は前蹴りを軸に攻勢をかけ、右フックでニコルの体勢を崩すと、顔面、ボディへと前蹴りを繰り出す。最後まで決着は判定に委ねられ、ジャッジ3者が10-9で木村を支持。3-0の判定勝利を収め、無敗記録を「5」に伸ばした。

しかし、勝利が告げられた木村の表情に笑顔はなく、むしろ悔しさをにじませているようにも見えた。代名詞の“もな蹴り”を警戒され、思うように決め切れない中でも、延長を制してつかんだ5連勝。無敗を守った“リアル春麗”が、この一戦を糧にどのようなさらなる進化を遂げるのか、今後の戦いにも注目したい。