俳優・阿久津仁愛が9月12日、東京・HMV&BOOKS SHIBUYAで2nd写真集『阿久津仁愛写真集 Transit』発売記念イベントを開催した。20歳で発表した1st写真集から5年。初めて訪れたマレーシアで撮影した一冊に込めた思いや、25歳を迎えた自身の変化、俳優としての今後について語った。

2015年、「第28回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリを受賞しデビューした阿久津仁愛。ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンで主人公・越前リョーマ役を4年間務め、その後も舞台やドラマなど幅広く活躍。2026年には舞台『千と千尋の神隠し』ソウル公演で、新キャストとしてハク役を務めた。

2nd写真集『Transit』は、20歳で発表した1st写真集以来、5年ぶりとなる一冊。撮影は5月下旬、阿久津にとって初訪問となるマレーシアで、移動日を含む5日間にわたって行われた。5年ぶりの写真集について阿久津は、「もう5年も経ったのかという気持ち」と率直な心境を明かし、1st写真集を改めて見返すと「自分でも分かるぐらい当時と顔つきが変わっている」と実感したという。「今回はどんな一冊になって、どんな表情、どんな景色を皆さんにお届けできるかなと、すごくワクワクしながら撮影に臨みました」と振り返った。

初マレーシア「日本じゃ見られないような景色も」

撮影地にマレーシアを選んだ理由については、多様な文化を持つ国というイメージに加え、行ったことのない場所への興味もあったと説明。「写真集だったら、本当にいろんな場所でいろんなカットが撮れるんじゃないかな」と期待していたといい、実際に訪れて「日本じゃ見られないような景色もたくさん見ることができた」と満足そうに語った。お気に入りには、夕日が沈む直前の“マジックアワー”を狙った一枚をセレクト。「撮っている時にも『これ絶対お気に入りになるな』と思いました」と撮影時から手応えを感じていたことを明かした。

25歳、“大人と子供の狭間”

“大人と子供の狭間”もテーマとなった今回の写真集。25歳になり、大人になったと感じる部分について、大好きな甘いものを例に挙げ、「ジュースとかスイーツを食べると肌に出やすくて。半年ぐらい前から自主的に控えたり、我慢する機会が相当増えてきて。自分のことをコントロールするというか、先のことを考えて行動できるようになってきているのかなと思いました」と明かした。一方、変えたくないのは“自然体”の自分。「飾らない柔らかい雰囲気でいられるところは、ずっとそのままでいたい」と話した。

『Transit』に込めた「成長の途中」

タイトルの『Transit』には、25歳の現在地とこれからへの思いが込められている。「成長の途中。ここからもっと自分がどんどん進化していく、そんな気持ちを込めています。25歳って、まだこれからもっともっと自分が大きくなれるようにという気持ちを常に持っているので、そういう一冊になったらいいなと思って、このタイトルにしました」

写真集の出来栄えを尋ねられると、「マレーシアでしか体験できない景色や、できないこともたくさんあったので、それもすべて含めて100点満点です!でも「自分で言ってなんか恥ずかしい(笑)」と照れた表情を見せた。

俳優として「“ハマる”をもっともっと増やしたい」

今後については、「人間としてももちろん成長していきたい」としながら、映像作品に出演する機会も増えていることに言及。「『自分はこういうキャラクター、こういう役も演じられるんだ』という、“ハマる”をもっともっと増やしていけるように頑張りたい」と俳優としてのさらなる飛躍を誓った。また、自身が「楽しいこととかハッピーなことが大好き」であることから、コメディー作品にも意欲を見せた。

最後に、5年間写真集を待ち続けたファンへ「その期待に応えられるような最高の一冊ができたと思うので、ぜひお家でじっくりこの一冊を楽しんでいただいて、マレーシアに行きたいなと思っていただけるのも嬉しいです」とメッセージ。さらに、次に写真集を出す機会にも期待を寄せ、「またどんなふうに変わっていくんだろうって。1st写真集からのグラデーションですね。そういうのも加味した上で、いろいろ楽しんでいただけたら」と呼びかけた。