鞘師里保と小西桜子がW主演を務めるドラマ特区『付き合ってあげてもいいかな』の第1話先行上映&トークイベントが9月7日、東京・CBGKシブゲキ!!で開催された。国内外で支持を集める原作を実写化するにあたっての思いや、撮影現場で知った互いの素顔、撮影秘話などを明かした。鞘師は作品に向き合った日々を「私にとっても青春だった」と振り返った。

ドラマ特区『付き合ってあげてもいいかな』は、国内累計閲覧数1億viewを突破し、アメリカ、タイ、ドイツ、韓国、台湾でも翻訳版が発売された同名コミックを実写化した作品。原作は8年間の連載を経て昨年完結し、国内外で合計約100万部を記録している。

鞘師里保と小西桜子がW主演を務める実写ドラマは、9月10日よりMBS、テレビ神奈川ほか「ドラマ特区」枠で放送スタート。これに先駆けて行われたこの日のイベントでは、第1話を鑑賞したばかりの観客を前に、2人が作品や撮影について語った。

「綺麗事じゃないところも描かれている」

今回の出演をきっかけに原作を読んだという鞘師。当初は「二人の中の限定的なお話なのか」と思ったというが、読み進める中で、「状況とか環境が違っても、親密でいたい人との関係が思うようにいかなかったり、そこに悩みながら一歩一歩人生を進んでいる」ところに惹かれたという。さらに、「人間というものの本質、関係性、コミュニケーションの本質みたいなものがしっかりと、綺麗事じゃないところも描かれている」と作品の魅力を語った。

一方、小西も作品自体は以前から知っていたものの、今回の出演をきっかけに初めて原作を読んだといい、「いろんな年代をかけて、いろんな人の人生とかを密度高く描いた作品だなって思って。本当に出会わせてもらって嬉しい」と振り返った。特に惹かれたのは、作品が描く恋愛のリアルさ。「表立って人に明かしたりとかしないけど、みんなあるよなっていう、綺麗事ではない、それこそ愚かだったりとか、ちょっとだらしなくなったりとかっていう感情も、すごくまっすぐ誠実に、ごまかすことなく描かれている」と熱弁。「制作陣の皆さんお一人お一人もすごく熱量高く、それこそ『世界でバズれ!』みたいな気持ちで、本当に頑張って作ったので、楽しみにしていただけたら」と呼びかけた。

海外でも支持される原作だけに、実写化の情報解禁後には2人のもとにも海外から多くの反響が寄せられたという。鞘師は、これまでも海外からコメントをもらう機会はあったものの、「その勢いがすごく急に増した感じがして、びっくりした」と回顧。撮影中に情報解禁を迎えたこともあり、「もちろん『頑張るぞ』という気持ちで最初から臨んではいるものの、すごく見張られてるような気持ちになったというか、さらに頑張らなきゃなという思いにさせられました」と明かした。

小西も、SNSに寄せられる海外ファンのテンションの高いリアクションが印象に残っている様子。「いろんな言語とか、一緒に感想とか、これから放送始まると思うけど、リアルタイムでいろんな感想が飛ぶのかなって思うと、すごい楽しみです」と放送開始への期待を口にした。

鞘師里保の“取説”「ただカフェインをください」

イベントでは、2人がお題に答えながら素顔に迫るコーナーも。「私の取説」というお題で、鞘師が挙げたのはコーヒーだった。

「コーヒーが日々のガソリンになっているので」と切り出した鞘師は、「いろんな元気さの波はあると思うんですけど、何か声をかけるでもなく、何かこうイベントを起こすでもなく、ただカフェインをください!」とユーモアを交えて自身の扱い方を説明。撮影中も「本当に何杯コーヒーを飲んでいただろうというような日々」だったそうで、好みを聞かれると「ブラックです」と即答した。

一方、小西が自身の“取説”として挙げたのは「一緒に歌おう」。「歌へたなんですけど、本当に」と笑いつつ、「歌ってやっぱテンションが上がるから」と説明し、現場でも歌うことが好きだと告白。「一緒に歌ってくれたら、テンション上がるよ」と笑顔を見せた。

小西桜子の“一人せーの”を鞘師里保が暴露

続いて「○○がへたくそ!現場で見た素顔」というお題では、鞘師が撮影中に気づいた小西の不思議な癖を明かした。

SNS用のコメント撮りなどで、放送までの日数を告知する動画を撮影する際、小西は自分一人で最初に話し始める場面でも「せーの」と掛け声をかけてから話し始めたという。それを見ていた鞘師は「誰と“せーの”してるんだろう」と密かに不思議に思っていたそうで、小西の“一人せーの”を暴露すると会場は大盛り上がり。当の小西が「いや、全く初めて知りました」と驚くと、さらに笑いが広がった。

鞘師里保「私にとっても青春だった」

イベントの最後、小西は「本当にすごく密度の濃い時間を過ごした」と撮影を振り返り、「これからも温かく見守って、楽しみにしていただけたら嬉しいです」と呼びかけた。

鞘師は、撮影を共にしたチームに自身も「勇気づけられる瞬間もありました」と振り返り、「そうやって過ごした数々の撮影期間は、作品もそうですけれども、私にとっても青春だったなというふうに思います」としみじみ。「たくさんの方に届きますように」と願いを込め、イベントを締めくくった。

ドラマ特区『付き合ってあげてもいいかな』は、9月10日よりMBS、テレビ神奈川ほか「ドラマ特区」枠で放送スタート。