日本旅行業協会主催の海外旅行アンバサダー就任発表会が5月28日都内にて開催され、アンバサダー 岩田剛典 (いわた・たかのり) が登壇。親孝行旅について、海外に行ったら絶対に行うこと、やってしまった苦い経験など余すことなく語り尽くした。

「2024年の訪日外国人数は3,687万と過去最高を記録する反面、日本人のパスポート保有率は約17%という決して高いとはいえない現実があり、海外旅行の楽しさを訴求しインバウンド・アウトバウンドのバランスをあるべき姿にしたい、そのために岩田さんの力をお借りしたい」と、冒頭の挨拶でJATAアンバサダーへの期待を口にした日本旅行業協会(JATA) 会長 / JTB取締役会長の髙橋 広行さん。続いて、MCのJOYとの軽妙な掛け合いトークやクイズを通して、ハワイでのCM撮影秘話、自身の旅行観、日本から持っていく必需品、苦い経験、母への親孝行話など多くを語り、海外旅行の楽しさをアピールするなど、JATAアンバサダーとしての岩田剛典の旅が始まった。

左 日本旅行業協会 会長 / JTB取締役会長 髙橋 広行氏

タイムズスクエアには刺激しかない!

お薦めの海外旅行先を聞かれた岩田。「やはりニューヨークですね。タイムズスクエアには刺激しかない!」と強調するのは、「タイムズスクエア周辺は、様々な人種が行きかう多国籍な空間で、行きかう人々の歩くスピードとかも速く何もかもが刺激的。『自分はまだまだ足りていないこと』と認識させてくれる場所であり、だからこそ特に若い人に行ってもらいたいですね」と自身の経験を交えて話した。

必需携帯品はスマホ用の大容量バッテリー、海外旅行先でのコンビニ巡りはMUSTです

また、海外旅行に行く時は、計画を立てる派か行き当たりばったり派かを聞かれ、どちらかというと『行き当たりばったり派』であることを明かした岩田。日常分刻みのスケジュールで動いていることもあり、「せめて海外ではゆっくりしたい」という気持ちになること。そして、気持ちがゆったりしすぎてか、パスポートを忘れ空港に行ってしまい、別のフライトを手配しなければならなくなった苦い思い出も披露した。また、海外では「誰にも気づかれない、何者でもない自分でいられるところも好きですね」と海外旅行の魅力に触れつつ、海外に行ったら絶対にやることは、「行った先のコンビニ巡りはMUSTです!」と自分のこだわりと、たくさん写真を撮るのでスマホ用の大容量バッテーリーは必需品であると明かした。

母の夢を叶えてあげられた

海外での忘れられない想い出を聞かれ、「最近、家族旅行で両親を連れてパリのエッフェル塔に行ったことですね。母の夢が家族でパリに行くことだったのですが、実際にエッフェル塔に行ってみると、急に母が泣き出して、嬉し泣きしたんですね。これには思わずグッとこみ上げるものがありましたね。」と海外旅行で親孝行できたプライベート秘話を紹介した。

岩田剛典(いわた・たかのり)プロフィール

2010年、三代目 J SOUL BROTHERS「Best Friend’s Girl」でデビュー。現在はEXILEと三代目 J SOUL BROTHERSを兼任して活動中。2021年には、ソロアーティストとして歌手デビュー。
2025年、ユニバーサル ミュージックのレーベルVirgin Musicとタッグを組み、新体制での第1弾シングル「PhoneNumber」を2月にリリース。8月6日には、シングル「TORICO」をリリースする。
俳優としては、フジテレビ系ドラマ「ディア・シスター」をはじめ、連続ドラマ初主演を務めた日本テレビ系ドラマ「崖っぷちホテル!」等に出演。映画「植物図鑑」で映画初主演を務め、『第41回 報知映画賞』 新人賞、『第40回日本アカデミー賞』 新人賞俳優・話題賞、『第26回日本映画批評家大賞』新人男優賞を受賞

安定のMCパフォーマンスで会場を盛り上げたJOY

JOYプロフィール

タレントとしてバラエティー番組などでも幅広く活躍しており、特技であるサッカーではスカパーで番組MCを務めている。出身地の群馬県では2017年に高崎観光特使にも任命され地元のPR活動に取り組んでいる。2019年には、モデルのわたなべ麻衣と結婚。翌年に第1子となる女の子が誕生。
2021年に「イクメンオブザイヤー2021(芸能部門)」、2022年には「第15回 ペアレンティングアワード(パパ部門)」を授賞し、パパタレントとしても奮闘している。

「JATA海外旅行プロモーション もっと!海外へ」について

(一社)日本旅行業協会(Japan Association of Travel Agents、以下JATA:会長 髙橋 広行((株)JTB取締役
会長))によるプロジェクト。海外旅行の完全復活を目的に「JATA海外旅行プロモーション もっと!海外へ」を2025年3月24日(月)より実施。2024年の日本人の海外渡航者数は2019年比で約65%(日本政府観光局発表)、日本人のパスポート保有率はコロナ前の23~24%から17.8%と訪日・国内旅行と比しても回復は道半ばです。国際交流は双方向が原則であり、国際線の維持・拡大のためには日本人の海外旅行の回復が必要不可欠です。何より若者の海外旅行離れは、グルーバル社会において、日本の国際競争力に影響を及ぼし兼ねません。JATAでは、会員会社、関係団体とともに業界一丸となって海外旅行の回復に向けての取り組みを行う。