1300年続く神社の家系に生まれ 写真:ミス・グランド・ジャパン提供 BPM:佐治さんのことを少しお聞かせいただけますか? 佐治さん:現在大学院生で神社に関するおおよそ全てのこと、日本の伝統文化について学んでいます。その中でも私が特に興味を持っているのは、古事記や日本書紀の日本の古典と世界宗教学です。 BPM:古事記の中で特に好きなお話などありましたらお聞かせください。 佐治さん:私は、稻羽之素莵(いなばのしろうさぎ)というお話が好きです。傷を負った兎を 大国主命(オオクニヌシノミコト)が助け、兎が恩返しをするようなお話で、現在における薬剤師の起源のように語られることもあるのです。動物がたくさん出てくるので特にこのお話が気に入っています。 BPM:佐治さんは、1300年続く神社の家系に生まれたとのことですがどんな子供時代を過ごされたのですか? 佐治さん:母方の実家が神社でしたので、週のうちの半分はそちらで過ごしました。もう半分は、父方の実家で過ごしました。幼い頃は習い事がとても多かったので、忙しかったです。週に3日はバレエ教室、水泳、スキー、生け花、ゴルフ、テニス、社交ダンス、ピアノなどたくさんのことを習っていましいた。また、月に2回は父の趣味であるセーリングをしに海に出かけていました。親の意向で人生をより楽しむことができるようにと様々なことを経験しました。また、神社の行事で「新嘗祭」など当たり前のように行っていたことも、友人に話すと驚かれることもあったりました。 次のページは、” Pageantry IN TIMES OF PANDEMIC ” コロナ禍での日本大会 ページ: 1 2 3 4 5