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日本代表選考会ファイナリストのお披露目からトレーニング及び様々な審査を重ね、いよいよ明日に控えた日本大会。ミス・ワールド・ジャパンの計らいにより日本大会に挑戦する3名の独占インタビューが実現しました。フィットネスインストラクターで裏千家講師資格を持つ北海道代表 吉野奈美佳(よしの・なみか)さん、モデルで女優の石川県代表 植代優莉葵(うえしろ・ゆりあ)さん、そして大震災を経験し17歳の頃より震災復興活動を続けている宮城代表稲妻まどか(いなづま・まどか)さんの3名にご登場いただきます!

BPM:みなさんについて教えてください。

ミス・ワールド北海道代表 吉野奈美佳 さん©BPMビューティーページェントメディア
撮影:Yasu Iijima

吉野さん:私は現在出身の札幌市で、フィットネスインストラクターをしております。主にマダムの皆さまに健康と美のサポートや日々の栄養管理や食生活のお手伝いをしています。特技は茶道で趣味は映画館での映画鑑賞や美容関連の書籍を読んだり、アイドル活動をしていた時期もあって踊ることが大好きです。アイドルの踊りを完全にコピーする「完コピダンス」が得意です!好きな本は大和心が学べる「古事記」です。

ミス・ワールド 石川県代表 植代優莉葵さん©BPMビューティーページェントメディア
撮影:Yasu Iijima

植代さん:私はモデルと女優をしております。舞台女優としても2年ほど経験があり、最近では主に広告のモデルなどを中心に活動しています。3歳の頃からピアノの即興ができることや、動物とすぐに仲良くなれることが特技です。動物に心を開いてもらえるスピードがとてもはやいと思っています。(笑)バラエティの世界で活躍できるようなマルチなタレントを目指しています。

ミスワールド宮城代表稲妻まどかさん ©BPMビューティーページェントメディア

稲妻さん: スポーツウェアやジムの広告など、フィットネス系モデルのお仕事を中心に活動をしています。趣味は筋トレとアクション、そして殺陣です。学生時代にバトミントンで東北第5位という入賞の経験もあります。また、20歳の頃から週に4回以上ジムに通っていて大会前の最近では週6回はジムでトレーニングに励んでいます。防災知識の大切さを身をもって体験し、ボランティア活動にも力を入れています。

BPM:みなさんのミス・ワールドに応募した理由をお聞かせいただけますか?

吉野さん:応募理由には大きく3本の柱がございます。1つ目の柱は、私のように障がいを抱えていたり、自分に自信が持てない人たちの背中を押せるような存在になりたいということ。2つ目は、1年が経とうとしている北海道の胆振東部地震の影響もあり元気がなくなっている北海道を活気づけたいという理由、そして最後の柱として、3か国へのホームステイの経験や茶道や古事記を勉強していることもあり、日本のみならず海外にも「調和や統合」など大和心の素晴らしさを伝えていきたいと感じたからです。

植代さん:理由は2つございます。モデルの仕事をしていく中で、自分の起爆剤になるような刺激になることを何かしたいと思っていました。2つ目には、年齢的にミスコンテストに出場できるのが最後の年かと自分では思っていて、挑戦を決めました。

稲妻さん:被災を経験し、お年寄りの方々への心のケアやマッサージをしている中、あるおばあちゃんに、「家族に言えなかった気持ちを聞いてくれてありがとう」と笑顔で言ってもらったことがありました。私はこの経験から、自分は人を幸せに笑顔にしたいと思いミス・ワールドへの挑戦につながりました。

BPM:みなさんがミス・ワールド・日本代表の称号を手にして挑戦してみたいことは何ですか?

吉野さん:本当にやりたいことが沢山あるのですが、まずは来年の東京オリンピックで特にパラリンピックに何かの形で携わって日本の良さを伝えたいと思います。また、障がい者の施設を訪ね、交流や当事者の声を聴いてシニアや障がいを持つ人たちが主役となるファッションショーを開催したいと思っています。自分がキレイになって歩くということは、誰でも楽しく気分がよくなることだと思うので、その楽しい感じを味わっていただきたいと思っています。

植代さん:何年たっても仲の良い友人を世界中に作りたいです。また、少しずれてしまうかもしれないのですが、ミス・ワールドをきっかけに目標としていたバラエティーの世界でギネスへの記録など様々なことに挑戦をしてみたいです。世界大会では新体操の経験も活かし、日本人らしいおしとやかな雰囲気は出しながらも大きく見せる動きを表現したいと思っています。

稲妻さん:地元をPRしたいと思う中、高校2年生の時に経験した大震災で多くの人が悲しんだ状況を今後はなくしたいと強く思い、とても重要な防災の知識を広めたいと思いました。また、毎月活動しているボランティア活動を通して被災した人たちにとって心の復興ということの重要性を学びました。これらのことを国内だけでなく、海外にも日本の防災の知識として伝えたいと思っています。

BPM:将来の夢をお聞かせください。

吉野さん:将来的には、ウォーキング、美しい所作、栄養学など美と健康に関わるお仕事をしていきたいです。また、障がいを持っている人たちへ心を開きみなさんがどのようなことで困っているのかを認識し世に広めたり、何か力になれればと思っています。ヘルプマークの存在を広めるなど、私が代表して出来ることもあるかもしれません。

植代さん:多方面で活躍できるタレントになりたいです!軸として、自分の気持ちを大事にしていきたいので、飾らない正直な気持ちを発信できるようなタレントになりたいです。動物が好きなので動物番組にも挑戦してみたいです!

稲妻さん:まずは、地元をPRできるような観光大使になりたいです。そして、自身の震災の経験から芽生えた国内外に向けた防災知識を広めるという活動をし、たくさんの命を助けたいと思っています。防災の知識を深め、経営のノウハウも身につけ、「防災知識守るネット」という組織を作り、自分で組織を動かし社会のために役立つ人間になりたいです。また、女性としていつか結婚したいということも夢のひとつです!

BPM:吉野さんのその笑顔の根源はなんだと思いますか?また、おすすめの美容法をお聞かせください。そして、最後にこれからミス・ワールドに挑戦をしたいと思っている人たちへメッセージをお願いします。

吉野さん:感謝の気持ちだと思います。片目を失明した当時は、これからは普通の生活を送れないとまで言われていました。そんな自分が今このように普通に生活ができていることや、北海道代表になれたこともたくさんの方々のサポートがあったお陰です。また、ここにインタビューに来れているのは、飛行機や電車などを作った沢山の人たちの努力のお陰なので、「当たり前ということはない」といつも感謝をしています。そのことから笑顔が溢れるのだと思います。おすすめの美容法は、なにかを抜くダイエットでなく必要な栄養素を摂取するダイエットと「ゆるゆる筋トレ」です。みなさんへのメッセージとしては、ミス・ワールドを通して、一歩を踏み出す経験をしてほしいと思います。その一歩が難しいのでぜひ書類をだしてみてください。私もその一歩を応援できればと思っています!

BPM: 植代さんのおすすめの美容法などはございますか?また、みなさまへのメッセージもお願いいたします!

植代さん:私が1年以上毎日続けているプランクです。1畳もあればできるエクササイズで体感が鍛えられるのでとてもおすすめです。様々なポーズで鍛えたい場所に合わせ美しいプロポーションを作り出すことができます。メッセージとしては、様々な分野で色々なことに挑戦できるので、迷っていたらやるべきだと思います!海上自衛隊でお世話になった際には、規則正しい生活とおいしい食事をたくさんいただきました。チートデーとカウントしておいしく頂きました。

BPM: フィットネス女子おすすめのトレーニングはありますか?また、みなさまへメッセージをお願いいたします。

稲妻さん:上半身と下半身に分けトレーニングをすると効果が上がります。特にお尻に筋肉が多いので、大きい筋肉を鍛えることで代謝もよくなりダイエット効果も期待できます。美味しいものをたくさん食べて、タイトなドレスも似合うようになるのでお尻を鍛えることが、特におすすめです!ただ、やり過ぎると大きくなりすぎるのでワイドスクワットというのがおすすめです。3キロのダンベルを持って行うと効果的です!みなさんへのメッセージとしては、「自分に自信がない」だとか「田舎育ちだから」とかそのような理由であきらめないでください。ぜひ、この大会に出てほしいです!素敵な仲間ができてお互いを高めあえる大会だと思います。沢山の方に挑戦してほしいです!

いよいよ日本大会が明日に迫ります。大会の様子はBPMでご紹介させていただきます。みなさま本当に、素敵なお話をありがとうございました!

2019年度ファイナリストのみなさん©ビューティーページェントメディア

ミス・ワールドとは

1951年にイギリス・ロンドンで第1回大会が行われて以来毎年開催されているミス・ワールドは、世界3大ミスコンテストの中でも最も歴史が長く今年で69回目を迎える。本年のグランドファイナルは2019年11月20日~12月14日の間、イギリス・ロンドンにて開催され、参加国が131か国と世界最大規模を誇る大会となっている。

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