映画『ぼったくり家族』(6月5日公開)の完成試写会イベントが5月6日、東京・浜離宮朝日ホールで行われ、主演の里中将道、共演の佐藤永典、鈴木秀脩、白石望菜、二葉勇、草凪美海、緒方ありさ、井澤勇貴、ひかる一平が出席した。

©2026『ぼったくり家族』製作委員会

不良コンビと小学生が結託して偽装誘拐事件で大金をだまし取る!? 本作は、現代の若者を狙ったSNS詐欺を題材に、ある一軒家をめぐり繰り広げられる金と欲望にまみれた騙し合い、そして“信じること”を巡る心理戦を描く本格サスペンス。監督は、ホラーをはじめ100本以上の作品を手掛け、その独特な世界観と巧みなストーリー構成に定評がある松本了。

本作の見どころを聞かれると、借金取りに追われるコンビニ店員・乾大輔を演じる里中は「社会風刺もありつつ、一人ひとりの人間味と温かさもありながら、“誰が嘘をついているのか”と最後までハラハラ楽しめる作品になっているところですね」と答え、多重債務者で乾と暴露系インフルエンサーとして荒稼ぎしようと企む・樋口拓馬を演じる佐藤は「どうしようもない人たちが結構出てきたりするんですけど、そんな人たちの姿や、普段見られないような表情だったり、短い撮影期間でギュッと撮った必死さもあったんですけど、それも彼らの生き方に合っていた気がするので、表情を含めて見ていただけると嬉しいです」とコメント。

©2026『ぼったくり家族』製作委員会

ストーリー

乾大輔(里中将道)は、借金取りに追われるコンビニ店員。仲間の樋口拓馬(佐藤永典)も多重債務者で、二人は「暴露系インフルエンサー」として荒稼ぎしようと企む。タレコミをもとに詐欺師へ突撃する動画で勢いづいた二人は、次に“ぼったくりバー”の潜入調査に挑むが、逆に店側の橘兄弟(二葉勇・要)に嵌められ多額の請求と脅迫を受ける。抵抗の末に店員・宍戸秀太(鈴木秀脩)を連れ出すが、橘兄弟はさらなる支払いと報復を宣告。身を隠そうとする中、秀太にも裏事情があると知る。一方その頃、地域では不良扱いされる少女・高遠美咲(白石望莱)が家族の問題に苦しみながらも必死に抗っていた。大輔たちの追い詰められた逃走劇と、美咲の孤独な闘いが、やがて一つの線で交錯し始める。