「にじさんじ」所属のVTuber 加賀美ハヤト が受賞者として登壇。縦長の移動式スクリーンパネルに姿を映し出し、まるでその場で直接表彰状を受け取っているかのような臨場感を演出。メガネカルチャーに、バーチャルの新たな可能性を示した。 受賞スピーチで、30年以上の歴史を持つ賞に「次元の異なる色物が紛れ込んでしまったことを深くお詫びします」とユーモアを交えて始まった加賀美ハヤトさんのスピーチ。「正直申しますと、受賞に関し2度驚かされました。一度目は受賞の連絡を受けた時、そして二度目は他の受賞者の名前を拝見したとき。私がこの皆さまと同席してよいものか悩みました」と振り返った。 普段はYouTubeで活動する加賀美さん。「今日はどんな姿で皆さまの前に現れようか」と毎日考えていると語り、「知的な雰囲気か、柔らかい衣装か、その際にメガネというアイテムが力を発揮してくれている」とコメント。「私にとってメガネは視界を整えるものではなく、自分の世界と自分そのものを彩る大切な存在です。今回の受賞は、そんなメガネの魅力を信じて共に楽しんでくださった皆さまのお陰です」と感謝を述べ、締めくくった。 VTuberというバーチャルな存在が、現実世界の表彰式に並ぶ姿は、まさに時代の変化を映し出している。ベストジーニストに続き、ベストメガネドレッサー賞と、次々に現実へ進出するVTuberは、日本発のカルチャーとして、いまや国内だけでなく世界のイベント会場をも席巻する存在となった。加賀美ハヤトの受賞は、バーチャルとリアルが融合していく未来のスピードを象徴する瞬間であり、近い将来、さらに多様な分野でVTuberが活動領域を広げていくのか、大いに期待される。 豪華受賞者たちの言葉を一挙に読めるインタビュー記事はこちら! 「日本メガネベストドレッサー賞2025」石破茂首相・女優 木村文乃・経済学者 成田悠輔・VTuber 加賀美ハヤト!今年の受賞者を総まとめ