個人部門:板谷由夏

ミモザ、「黄色」が放つHappyはパワー

俳優として映画やドラマを通じ多くの女性から支持を得ると共に、自身がディレクターを務めるファッションブランド『SINME』を通じ、新たなことに挑戦することの大切さを発信。いくつになっても新芽(SINME)は生まれるというブランドコンセプトには、年齢に関係なく可能性を広げ、前向きに生きることへの強いメッセージが込められている。俳優、クリエーターの枠を超え、社会的な活動に携わり多くの人に希望を与えることが評価されての受賞となった。

自身の庭のミモザが花を咲かせていたこと、会場の多くの人が黄色をファッションに取り入れていて、「黄色」の持つHappyな魅力に気づかされたと話し始めた板谷。国際女性デーが制定されたのが1975年、ちょうど私と同じ年で今年50歳。50歳を迎えるにあたり、色々なことを考え、体や心の変化があり思い悩むときに、一番励ましてくれたのが母を含め女性の先輩方だった。だから今度は年下の女性の励みになるような生き方をしたい、ミモザのような黄色のパワーを身につけられる女性でいたい、そして二人の息子に優しさと強さを伝えられる母親でいたい、と抱負を述べた。

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