TAKAHIRO氏インタビュー

ーこれから若い世代の皆さんがどんどん海外に向けて挑戦していくこともあると思います。TAKAHIROさんはダンスの分野でアメリカに打って出て輝かしい実績を残し信用を掴まれました。今まさに海外に向けて飛び立とうと考えている人、挑戦することが大切であると頭では分かってもいざ行動に移すとなると「一歩を踏み出す勇気が出ない」と悩んでいる人に、メッセージをお願いします。

TAKAHIROさん:「みんなの注目を浴びたい」「キラキラした人と出会いたい」そんな自分の欲求が挑戦のスタートで良いと思います。目標に近づくための努力を続けるうちに、自分の挑戦に対する使命や大義を感じることができるようになると、目標達成に向けてとても大きなエネルギーが得られます。

想像してください。自分自身がキラキラした存在になっていて、自分の家族や自分に期待してくれた先生や友人が、自分のことを自慢している姿を。例えればこれが、人のために成し遂げたいと感じる、初めの小さな使命感です。

これは、自分の欲求以上のエンジンを手に入れたことを意味し、「やってみたい(Want to do)」から「やるべき(Should to do)」や「やらなければならない (Have to do)」へとステージアップした瞬間です。

私の例で言えば、アメリカに行ってダンスで活躍できたらいいな、と考えながらも行動に移せず、いよいよ進路を決めなければならないタイミングで、ダンスを続けるか就職するかの選択を迫られた時に自分の決断の大きな原動力となったのは、ダンスが大好きで有名になりたいという気持ち(自分の欲求)はもちろんのこと、「自分を信じてくれているみんなの期待に応えたい」という自分なりの小さな使命感でした。

そして、叶えたい夢はどこで実現できるのか?そう、エンターテインメントの本場 アメリカ ニューヨークの世界一有名な劇場『アポロ・シアター』。アメリカに行かなければ自分の夢を実現することは出来ない。では行こう!「1年間」という制限時間を設けて。

挑戦するうえで私がお勧めするのは、「事前に自分の中で条件付けをしておくこと」です。例えば、「この挑戦はいつ(時期)まで」や「このオーディションを受けるまで」など。これにより、今できることは今する、という時間の大切さやチャレンジをダラダラさせない集中力が磨かれ、常に自分主導のプレッシャーを感じながら挑戦を続けることができます。

既に明確な目標があり、海外にそのチャンスがあるならば直接行ってみることで多くを感じ吸収できるのではないでしょうか。

「次への一歩が踏み出せない」と思うことはある意味不思議なことではありません。

今の環境が、今の自分を作ってきた。でも次の環境、つまり次の一歩を踏み出した先は、今の環境よりハードルが高く、今の自分の目線より上にあることの方が多いわけですから、そこに足を踏み入れることに「恐怖」を覚えるんです。だからその一歩に躊躇するのです。

でも知っておいてください。『その環境に行くとその環境が自分を高めてくれる』という事実を。『自分が環境を作用させるだけでなく、環境も自分を作用させる』という事実を。

「世界一になりたいのであれば、世界一の人が集まる場所に行くと良い。」「大それたことを成し遂げたいのであれば大それた行動をとったら良い。」人間は、今の自分を見て、自分のことを過小評価しがちだけれど、大切なのは、未来に想像しうる自分はどうなっているのか?未来の自分にフォーカスをあてて行動すること。

人間はやりたい理由とやるべきでない理由の両方持っている。チャレンジには断然やりたい理由の方が大切です。皆さんが自分の夢を実現させ、皆さんの周りのみんなが笑顔になっている。

さあ、軽やかに一歩を踏み出しましょう!

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ミス日本コンテストは、日本人らしい美しさを備えた女性を育成・輩出し、より良い社会を築くことを目指している。1950年に第1回が開催され、今年で54回となる日本で最も歴史のあるコンテスト。審査では外見はもちろん、教養などの内面や、将来の目標への努力・行動を重視している。そのため、出場者には日本の歴史や道徳、お能やお茶、浮世絵などの30講座にも及ぶ勉強会が提供されており、育成の性格を持ったコンテスト。これまで芸術、学問、ビジネス、政治、アナウンサーや女優、モデルなど様々な分野で活躍する女性を多く輩出しており、受賞者たちの将来に期待がかかる。

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