大阪代表 橋谷美香(はしたに・みか)さん

ー自己紹介をお願いします。

大阪代表の橋谷美香と申します。現在はバレエダンサーとバレエ講師として働いています。特技は高校までバレエと同じくらい頑張っていたピアノです!

ーミス・ワールド・ジャパンに応募した理由をお聞かせください。

シカゴのバレエ学校へ留学中にコロナの影響で帰国いたしました。そして、渡航も決まっていたヨーロッパのバレエ団との契約もなくなりました。そんな状況の中で、自分と向き合う時間を作り、これからどういう人でありたいかと考えるようになりました。そして、私は昔から、周りの人にとても助けられてきたので、これからは私が誰かを助けられる存在になりたいという気持ちになりました。そんな時に見つけたのが、「美に集まる力を社会貢献に活かす」と言うことを目的にしているミス・ワールドに魅力を感じ応募しました。


ーなぜ、ご自身が地区大会で優勝したと思われますか?

一番は、自分を信じて大会に挑めた事だと思います。誰かと比べずに「自分らしさ」を意識していました。

ー地区大会を経て、日本大会に向けてどんな努力をされていますか?

地区大会では初めてのプレゼンを披露し、苦手とする話し方の克服がとても大事だと感じました。ですので、普段から声の出し方や言葉の選び方を意識する様にしています。そして知識を増やすということにも力を注いでいます。学校で学んでいる方が多い中、私は知識不足かもしれません。ですので色んな本を読み、大人の方とお話をさせて頂くことで視野を広げています。

ーご興味のあるSDGsはどちらですか?

「ゴール5. ジェンダー平等を実現しよう」に関心があります。私はシカゴのバレエ学校で、多くのLGBTQ+の方々に出会いました。レインボータウンなどが存在するアメリカに比べ、日本での当事者の方々に対する扱いに違和感を感じています。センシティブな問題で、当事者では無い私が発信できる事は限られているかと思います。ですが、そんな私達の行動こそが世の中を変えられるのだと信じています。そしてLGBTQ+に限らず、障がい者や見た目で差別を受けている人など、全ての人が自分を受け入れ愛することのできる社会になってほしいと願っています。


ーコロナ禍での生活で気をつけていることはありますか?

マスク生活が続く中、口元を意識しなくなりました。私はマスクの中でも、できるだけ口角を上げるようにしています。また、目元だけで印象が決まることも考え、目付きが悪くならないように気をつけています。


ー美の秘訣、お気に入りの美容法などはありますか?

最近は身体作りのために、リフォーマーを使ったピラティスをしています。心のケアを求めている時にはヨガを好みます。食べる事が大好きなので、罪悪感が湧かないように調整をしながら好きなように食べています。バレエは習慣のようにやってきた事なので秘訣とも言えませんが、普段の仕草などはバレエの影響を受けていると思います。あとは日々の何気ない事に対しても感謝と幸せを感じ、ゆとりを持つ事も意識しています。

ーどんなミス・ワールド日本代表になりたいですか?

日本代表になるということは、ただ嬉しいという気持ちだけではなく、とても重みのあることなのだと思っています。私は、常に「目的のある美」を探し、人喜ばれるような人間になりたいです。そして世界の舞台でも、妥協しない強い女性になり挑戦し続けたいと思っています。

ー将来の夢をお聞かせください

やはりバレエダンサーとして活躍することです。感動を与えることのできる人になる事は、小学生の頃から変わらない夢です。ミス・ワールドに出場しているのは、一人の女性としての未来を考えた上での挑戦です。何者かになる事だけに囚われず、いろいろな世界を見て、様々な人と出会い、夢を増やしていきたいと思っています。

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