新潟代表 一之瀬彩(いちのせ・あや)さん

ー自己紹介をお願いします!

新潟県代表の一之瀬彩です。新潟県新潟市で生まれ、五泉市で幼少を過ごした後に首都圏に住んでおります。現在は看護師として働きながら、モデル活動を行なっております。特技は人命救助と楽器演奏です。学生時代にはマーチングに全力を尽くして参りました。また動物が大好きで、コロナ禍以前は趣味として全国の動物園・水族館を巡って写真や動画を撮影しておりました。

ーミス・ワールド・ジャパンに応募した理由をお聞かせください。

モデル仲間である友人が、ミスコンテストに挑戦しながら様々な発信をしている姿を近くで見ておりました。そのうちに、「私も自分の思いを世界に届けたい」「より良い社会を作りたい」と強く願うようになった事がきっかけとなり参加に至りました。以前よりミス・ワールド・ジャパンが開催されているという事は知っていたのですが、調べていくうちに"Beauty With a Purpose"(以下、BWP)という理念や、美に集まる力を社会貢献につなげるという明確な活動の方向性を知り、これが私のやりたい事だと強く共感いたしました。年齢的に最後の挑戦となる事もあり、ミス・ワールドに出会えたこの機会を逃したくないと思いエントリーいたしました!

ーなぜ、ご自身が地区大会で優勝されたと思いますか?

私が思い出す子供の頃の記憶は田畑や川に囲まれた新潟で、兄弟と外遊びをしていた光景です。幼少の大切な時期を自然豊かな新潟で過ごした事がおおらかな自分を生み、「どんな時でも優しい人間である事」という人生の目標の素になったと考えております。また、私をここまで大きく育てたのは五泉市の祖父母が作るお米や野菜です。そんな大好きな新潟県の為に何かをしたいという強い気持ちに、私の"BWP"に対する思いや地域医療への取り組みといった活動によりご縁が生まれ、代表となる事ができたのではと思っております。

ー日本大会に向け努力をしていることをお聞かせください。

現在、日本大会に向けて様々なセミナーが開催されております。私は、学んだ事は必ずその日のうちにレポートにまとめ、いつでも振り返りができるようにしています。私は、SNSを元々やっておらず、どのように発信をすれば ミス・ワールドの活動や私の考えを沢山の人に知って頂けるのか、と試行錯誤しております。この発信力が私の課題だと考えています。

ーご興味のあるSDGs、関連したご自身の活動などがあればお聞かせください。

私は特に「ゴール3. すべての人に健康と福祉を」 に興味があります。新型コロナウイルス感染症の危機に対し、SDGsアクションプラン2021では「誰の健康も取りこぼさない」という考え・ユニバーサル・ヘルス・ガバレッジの推進が重要だと述べられています。昨年、地方にある病院のコロナユニットにて勤務した経験があるのですが、その際に首都圏と地方の医療格差を目の当たりにし、「このままではいけない!」と強く感じました。これは自分一人で解決できる問題ではありませんので、まずは一人でも多くの人に世界・日本の現状や取り組みを知って頂くために発信していく事が重要だと考えております。

ーコロナ禍での生活で気を付けていることがあればお聞かせください。

健康面でのマスク着用や手洗い・手指消毒等は勿論取り組んでおりますので、それ以外のお話をさせていただきます。残念なことにネガティブなニュースをよく目にします。そんな中でも、「明るい自分」でいる事を心がけています。私の場合はお散歩をしている犬やお昼寝をしている猫を見かけた時に「あぁ、今日も幸せだなぁ。」と思う事があります。このように日常で感じるささやかな幸せを大切にし、私が明るく笑顔で過ごす事が周囲の人々を変え、日本を変え、そして世界を明るく変えていくと信じております。

ー美の秘訣をお聞かせください!

常に優しい自分でいる事です。そして、よく食べ、よく眠り、ストレスを溜めない事です。あとは美容皮膚科で勤務していた経験から、絶対に肌は擦りません。「自分の好きな自分であり続ける事が」心の美しさを保つ秘訣だと思っています。食事面では水分を1日最低でも2リットル飲み、たんぱく質を沢山摂るように心がけています。仕事柄、不規則な生活を送る事が避けられませんが、睡眠時間はしっかり確保するようにしています。また、ストレスは表情や話し方に出てしまうというのが私の考えです。ストレスを溜めないように自分の思考の癖やどのような事をきっかけにストレスを溜めてしまうのかを知ること、その日に起こった問題はその日のうちに解決する、過度なダイエットをしないといった事を心がけています。

ーどのようなミス・ワールド日本代表になりたいですか?

優しくて、沢山の知識を兼ね備えた日本代表です。私には「どんな時でも優しい人間である事」という目標があります。そして私にとっての優しさとは、相手の気持ちになって考える事と思いやりを忘れない事です。これまでの人生で、自身も周囲の方々の優しさに支えられてきました。しかし、優しさだけでは何かを変える事や誰かを救う事はできないし、正しい知識が必要なのだという事も医療現場で学んできました。優しさを忘れず、日々新しい知識を学び発信していくことが、私の目指すミス・ワールド像です。

ー一之瀬さんの将来の夢をお聞かせください!

医療者として邁進していくのは勿論ですが、ミス・ワールドで得た学びを生かして医療や健康、福祉に関する活動を行っていきたいです。具体的には子供達に医療や医療従事者に興味を持ってもらう、もし医療従事者への道を悩む学生さん達に出会う機会があればその背中をそっと押してあげることができるような、発信をしていきたいです。

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