モデルとして、地区大会ディレクターとして活躍する長嶋里沙さん Photo By Risa Nigashima 自身もミス・スプラナショナル日本代表として、ポーランドの世界大会にて世界の舞台を踏んだ長嶋里沙(ながしま・りさ)さんは、「モデルとしての顔」「地区大会ディレクターとしての顔」そして2019年からは、 ミスター・スプラナショナルのナショナルディレクターという多彩な顔を持つキャリアウーマン。華やかな世界に身を置きながらも地方にセカンドハウスを構え自然とのつながりを楽しむライフスタイルを送っている。そんな長嶋さんに彼女のキャリと大会に対する思いを伺いました。 モデル、地区大会ディレクターとしての2つの顔を持つ長嶋里沙さん Photo By Risa Nigashima 母親の「 身長が高いから宝塚かミス・ユニバースに挑戦して欲しい 」が潜在的なきっかけとなったミスコンへの挑戦 ミス・スプラナショナルジャパン2016長嶋里沙さん 世界大会の舞台にて Photo By Risa Nigashima BPM西田:長嶋さんはモデルそしてミススプラナショナル関東地区ディレクターとして幅広くご活躍されていらっしゃいますが、ミスコンとはどのような出会いだったのですか? モデルとしても活躍する長嶋里沙さん Photo By Risa Nigashima 長嶋さん:ミスコンとの出会いは2014年、まだ大学生の頃でした。正直ミスコンとは何なのかまったく知識も経験もない中ミス・ユニバース日本大会に出場したのが最初です。幼い頃母親に身長が高いから宝塚かミス・ユニバースに挑戦して欲しいと言われていたのをふと思い出して、親孝行したいなという気持ちでエントリーしました。 ミス・スプラナショナルジャパン2016に選ばれた当時の長嶋里沙さん Photo By Risa Nigashima BPM西田:数あるミスコンの中でミス・スプラナショナルを選び出場したのはなぜですか? 長嶋さん:ミス・スプラナショナルを知ったのは2016年でした。同年に日本で初めて大会が開催される国際ミスコンテストで、世界五大大会であったというところに魅力を感じました。2014年にミス・ユニバースの日本大会に出場しましたが、Top15という結果だったので最後のミスコン挑戦をしようと意気込んだのを昨日のことのように覚えています。 BPM西田: ミス・スプラナショナルの魅力を聞かせてください。 長嶋さん:実際スプラに挑戦して感じたのは兎に角、自由を尊重してくれるところです。型にはめるようなことは一切無く、あくまでも自分の人生の1ページとして背中を押してくれる運営陣の人柄と雰囲気がとても良いと感じています。同期のファイナリスト達もそれぞれの道を極めていて、今でも刺激をもらえています。 ミス・スプラナショナルジャパン2016長嶋里沙さん 日本大会の舞台にて Photo By Risa Nigashima BPM西田:日本代表に選ばれた時のことを振り返ってお聞かせください。 長嶋さん:日本代表に選ばれた時は、「まさか自分が!」の思いでいっぱいでした。嬉しいというより驚きの方が大きくて、しばらく現実味が無かったです。写真を見返すと、同期のファイナリスト達が駆け寄って来てくれて「おめでとう!」と声をかけてくれていたり、抱き合ったりしているシーンが残っていて、日本代表になった嬉しさよりも素晴らしい女性達と出会えた事が今でも嬉しいです。 BPM西田:大会で長嶋さんが努力したことは何ですか? 長嶋さん:努力したことは、兎に角楽しむマインドセットを整えたことです。当時はお金も無く、ドレスもアクセサリーも借り物で、本当は行きたかったエステや美容院、ネイルも行けなかったので、等身大の自分を最大限にステージで発揮することに注力していました。 ナショナルディレクタースティーブンA.ヘインズ氏から盾とお花を贈呈された長嶋里沙さん Photo By Risa Nigashima BPM西田:世界大会での思い出や心に残るエピソードがあればお聞かせください。 長嶋さん:世界大会の思い出はたくさんありますが、一番は私がTOP25に選出された時に、MCの発表と同時にナショナルディレクターのスティーブンが「イェ~~~イ!」とあり得ないくらいの大声で歓声を上げたことです。今でもYouTubeに残っていますのでよかったら見てください(笑)。初代日本代表として、絶対手ぶらでは帰れない思いでいたので心底嬉しかったです。 ミス・スプラナショナル2016 世界大会にて交流をする長嶋里沙さんと各国ミスたち Photo By Risa Nagashima BPM西田:現地での交流や今も続く交友などございましたら聞かせてくださいますか? 長嶋さん:世界大会の各国代表達との交流は今でもたくさんあります。同じアジア圏の代表はもちろん、元々の性格的にラテン系の国代表と相性が良いらしく、SNSでのコメントのやり取りも良くしています。特にミス・コリアやミス・マカオとは時々仕事の相談の電話もする程です。 ミス・スプラナショナル地区大会ディレクター、ミスター・スプラナショナルのナショナルディレクター としての新たな道 関東地区大会を終えたばかりのミス・スプラナショナル 関東地区のディレクター長嶋里沙さん© BPM ビュティーページェントメディア 撮影:西田 BPM西田:長嶋さんは、現在関東地区のディレクターを務められていますが就任した経緯をお聞かせいただけますか? 長嶋さん:私がミス・スプラナショナルの地方予選のオーガナイザーは2018年、神奈川県からスタートしました。現在は規模も拡大して、2019はミスター・スプラナショナルのナショナルディレクター、2020の関東大会では東東京、西東京、神奈川、千葉、埼玉、実はその他の地域もあって、愛知、石川、徳島、熊本、岐阜もディレクターを務めています。 自身が地区大会ディレクターを務める関東地区大会直前のリハーサルにて指示を出す長嶋里沙さん©BPMビューティーページェントメディア撮影:西田 BPM西田:どんなきっかけで、就任されたのですか? 長嶋さん:きっかけは、もっとこういう大会があったら良いのにという声を聞くことが非常に多く、ビジネスとしてというより、自分に何か出来ないかなという思いでスタートしています。それまではラーメン屋さんでアルバイトをしながらパリやミラノに渡航してモデル活動に挑戦していたので、そろそろ人のためになることをしたいなと燻ってもいました。スポンサー営業や集客、大会の中身づくりまでを約3ヶ月で詰め込んだので完全に新社会人の修行のような感覚でした。そこから様々な展開をすることが出来て現在は事業展開も多岐に渡ります。 ミス・スプラナショナル・ジャパン2020 関東地区大会にて © BPM ビュティーページェントメディア 撮影:西田 BPM西田:コンテスタントとして出場した立場から、大会を作り上げていく立場になられてどのような心境の変化がありましたか? 長嶋さん:心境の変化としては、人として、人のために何かできないかと考え、多角的な視点から実現させる意識を持つようになりました。 夢を追う女性の背中を押したいというスタートでしたが、結果的に2016年の日本代表の時よりはるかに沢山の人たちから応援して頂いています。これはとても幸せなことで、有難いと思っています。 ミス・スプラナショナル 関東地区のディレクター長嶋里沙さんと ミス・スプラナショナル ナショナルディレクタースティーブンA.ヘインズ氏 © BPM ビュティーページェントメディア 撮影:西田 モデルとしても活躍する長嶋さんに聞きたい!美の秘訣と今後の展望 地方の大自然の地にセカンドハウスを構えた長嶋里沙さんのプライベートショット Photo By Risa Nagashima BPM西田:長嶋さんが美容に気を付けていることはなんですか? 長嶋さん:美容に気をつけていることは具体的にはあまりないのですが、ストレスをできるだけ無くすことが心身ともに大切だと思います。今年の1月頃から地方の大自然の土地にセカンドハウスを設けました。出来るだけ気持ちのいい環境で仕事をして、休む時は全力で休む時間を増やしています。結果的に肌の調子も良くなりましたし、食生活も自然と改善されました。現在28歳ですが、健康美を体現した女性を目指しています。見た目の造形では無く、素敵な雰囲気を纏っている人達と関わるのも美容において大切だと考えています。 BPM西田:長嶋さんの今後の夢や展望をお聞かせください。(コンテストのことでも、人間としての成長などでも) 長嶋さん:今後はミスコンテストのオーガナイザーや現役モデルだけでなく、国際ミスコンテストの元日本代表として他にはないロールモデルになっていきたいと考えています。具体的には、現在の事業のひとつであるモデルキャスティングやオーディション企画だけでなく、アートや映像関係にも力を入れていきたいです。今までの経験や自分の強みをフル活用して、人との関わりを大切にしながら人生楽しんで行きたいなと思っています。 過去の私の大会のファイナリストとも、時を経て様々な仕事を一緒に出来ている実績がひとつの強みだと感じているので、ミスコン経験者はもちろん、これから挑戦したい美女達へ、コンテスト以外の部分でも力になれたら嬉しいです。 BPM編集長西田所感: 長嶋さんにはじめてお会いしたのは、昨年の夏だったと記憶しています。ある大会で取材中の私にとてもフレンドリーに声をかけてきてくださったことを今でも鮮明に覚えています。その時の印象とは全く変わらず、インタビュー写真の撮影の間も冗談を交えてお話をしてくださったりと気配りのできる素敵な方だなあと思いました。先日伺った長嶋さんがディレクターを務める関東地区大会では、審査員は著名なコンテストの優勝者がずらりと揃っていて彼女の人望の高さを知ることになりました。9月22日(火)にはいよいよ日本グランプリを決めるミス・スプラナショナル・ジャパンがライブ配信で開催されます! ⻑嶋⾥沙 さんプロフィール Photo By Risa Nagashima 群⾺県⽣まれ 法政⼤学スポーツ健康学部卒 ⼤学卒業後パリ、ミラノへ渡航。パリコレ出演後世界五⼤ミスコンテストであるミス・スプラナショナル初代 ⽇本代表となる(2016年⽇本初開催)。世界⼤会top25にランクイン。 現在は海外モデル経験や世界⼤会の経験を活かし、2018/2019 ミス・スプラナショナル 東京、神奈川⼤会 オーガナイザー兼総合プロデューサー、2019 年よりミスター・スプラナショナル ジャパンのナショナルディレ クターを務める。2019 ミス・スプラナショナル⽇本⼤会にて⽇本代表を輩出(東東京代表)。通算⽇本代表を 5 名輩出。2020 年はミス・スプラナショナル関東統括に就任。その他国際コンテストや⼤学コンテスト出場者へ のウォーキング・スピーチレッスン、ミスコンコンサル、審査員、⼥⼦アスリートチームや企業、中学校、⾼校 での講演も⾏う。ハンドボール国体キャプテンの経験を活かし、スポーツ番組に てハンドボール世界選⼿権、⽇本選⼿権の解説、フロアリポーターなども務める。 《コンテスト来歴》2016 ミス・スプラナショナル世界大会 Top25/2016 ミス・スプラナショナルジャパン日本大会 優勝/2014 ミス・ユニバ ースジャパン日本大会 Top15 《ショー出演》Paris Collection SS St.ODIM/shu uemura/静岡モデルコレクション/美 JAPON 羽衣 横浜能楽堂 ファッションショー /20162017 日中友好チャイナドレスショー/静岡高島屋ジュエリーショー/SHITO HISAYO メインモデル/Lycee glamorous メインモデル /2017Grant E One’s LALA メインモデル/和装モデル など多数 《TV 出演》 J Sports 2019 女子ハンドボール世界選手権大会 ゲスト解説、フロアレポーター 《新聞出演》 ニッカンスポーツ(ニッカン プラス五月号表紙)/上毛新聞文化人掲載 《CM 出演》 Old par/出光/docomo/美容サロン、美容皮膚科等多数 《ラジオ出演》J wave STEP ONE ゲスト出演/FM 鎌倉 《雑誌出演》 スポーツイベント・ハンドボール 2016.10 月号 特集記事/SNIPStyle 2018.3 月号,4 月号/L’ala Pabo 2016.6 月,7 月,12 月,2017.1 月,2 月号特集 《その他》 栃木 SC レディース アスリートビューティー講師/Diana ベストロポーションアワード審査員/2017 ミスター・スプラナショナル MC,審査員 /NEW STAR PRODUCTION メンズオーディション審査員&ステージ監修/2018 ミス・スプラナショナル神奈川大会主宰& 総合プロデューサー/2019 ミス・スプラナショナル東京,神奈川大会主宰&プロデューサー/2020 ミス・スプラナショナルジャパン関東統括 /2019 より、ミスター・スプラナショナル ナショナルディレクター/渋谷東急 60 周年記念美術展トークショー出演/ウォーキング講師 など ミス・スプラナショナル・関東地区公式ホームページはコチラ ミス・スプラナショナル・ジャパン公式ホームページはコチラ 長嶋里沙 さんの公式インスタグラムはコチラ 長嶋里沙 さんの公式ツイッターアカウントはコチラ Miss Supranationalとは 世界最大のミスコンテスト情報機構「Missosology」が提唱する世界五大ミスコンテストのひとつ、ミス・スプラナショナル。“SUPRA”とはラテン語で「超えて」「至上かつ最高」「上へ」といった意味を持ちますが、事実としてMiss Supranationalに挑んできた多くのコンテスタントが自分の限界を超えてきました。ミス・スプラナショナルは最もエンターテイメント性に優れたビューティページェントであるだけでなく、非日常的な緊張感や自己の弱みに正面から歩み寄り人生の次元を高めるための”ツール”でもあるのです。ミス・スプラナショナルの歴史は2009年にまで遡ります。ポーランドの美しい都市プウォツクで初めて開催された世界大会では約40ヶ国の代表が集結し、その後9年を経た現在では倍の80人以上が参加しています。ベラルーシ共和国の首都ミンスクで華々しいショーが開催された2013年には、他の歴史を持ち確立したミスコン世界大会を見事抑え、グローバル・ビューティー賞の「ベストステージ・オブ・ザ・イヤー」を受賞。ミススプラナショナル日本大会の歴史はまだ浅いですが、世界では80カ国以上の女性が競演して、120の国と地域でライブ・テレビショーが行われているのです。貴方もぜひ、魅力・ファッション・自然美・気品を兼ね備えた美しい賢女たちを生の舞台でご覧ください。MSJ TOKYO(ミス・スプラナショナル東京・神奈川大会)は、挑戦者と視聴者の双方に勇気とチャンスをもたらす最高の機会となり得るでしょう。