美化活動を終えたミス・アース・ジャパンのファイナリストたち ©ビューティー・ページェントメディア 撮影鈴木

約3,000名の応募の中から選ばれた31名のミス・アース・ジャパン各都道府県の代表者たちが東京に集結。7月22日に開催される日本代表選考会に向けビューティートレーニングの真っ最中のミス・アース・ジャパンファイナリストのみなさんにビューティートレーニングとしてBPM編集長西田が、「コンテスタントとしての発信力を活かして!SDGsに取り組もう!」と題して持続可能な開発目標(SDGs)とミス・アースの大会ミッションとSDGsを絡めたお話をさせて頂きました。また、翌日には学生インターン2名も取材同行させて頂き芝公園で行われたミス・アース・ジャパン美化活動を同行取材させていただく事に。

ミス・アース・ジャパンとSDGs

SDGs授業風景 撮影:BPM西田
ミス・アース・ジャパンのSDGs ©ビューティーページェントメディア

ビューティーページェントメディアによるSDGs ビューティートレーニング

「Beauty for a cause」の標語を持つミス・アースは、数あるミスコンテストの中でも「地球」という名称が入った、大会全体でSDGsに取り組むことのできる地球環境を意識し設立された団体。ミス・アース・ジャパンが特に意識するSDGsの中の4つゴールのは、17あるゴールの中で⑦・⑫・⑭・⑮の4つ。ミス・アース・ジャパンのコンテスタントの中にはすでに地元などで環境問題に対して活動する団体を立ち上げたり、発信力を活かして環境問題や社会貢献活動を意識した活動をするファイナリストもいるほど、環境意識が高い。

雨の中気持ちは晴れやかなファイナリスト ©ビューティーページェントメディア 撮影:鈴木


7月13日、芝公園に舞い降りたミス・アース・ジャパンファイナリストたち

芝公園の担当のみなさんへ お礼を述べるファイナリストたち ©ビューティーページェントメディア 撮影:鈴木

美化活動当日はあいにくの雨。そんなことはものともせず、取材する私たちを見つけると、明るい笑顔で挨拶と笑顔で挨拶をしてくれました!傘もささずにもくもくとゴミ袋とトングを手にひたすらゴミを探します。中にはわれ先にと見つけたゴミに向かって走っていくファイナリストの姿も。横断歩道を渡っているときも気を抜かずにすばやくサッとタバコの吸い殻を拾う姿、美化活動に対する意識の高さと生まれ持った美意識を感じます。美女31人が美しいウォーキングでゴミを拾いながら大行進して、通りすがる人も振り向かずにはいられない様子でした。「ゴミじゃなくて石だった!(笑)」などと楽しみながら取り組むファイナリストのみなさん、一人ひとりがイキイキと輝いていました。
( ICU 鈴木菜桜)

大きなビニールバッグの中に皮のベルトを発見! ©Beautypagentmedia 撮影:鈴木

雨が降る中の限られた時間での活動でしたが、大きいものから小さいものまで芝公園一体からみなさんの活動によりゴミが一掃されたよう。芝公園の担当者の方が「こんなに集まるとは思わなかった」と称賛されていたのを聞き、このような活動がしっかりと効果のある保全につながっているのだと実感。集められたゴミの中に今大量廃棄が問題となっているビニール傘2本が含まれていて、社会問題の実情を垣間見ることも。今何が問題となっているのか、自分たちの活動にどれだけの貢献度があるのか、実体験を通して肌で感じることができるとても有意義な活動だと思いました。(早稲田大学政治経済学部 鈴木瑠梨)

ファイナリストの皆さんが拾ったごみの中にはタバコの吸い殻や粉砕したお菓子の銀紙などミクロなゴミも少なくなかった。ベンチの隙間や茂みの中など見えづらい所にもそれらは潜んでいます。親鳥がエサと間違えてタバコの吸い殻をひな鳥に与えてしまうなんてことも想像できます。都会での貴重な緑地、人間も他の生き物も共存できる気持ちのいい空間へとみなさんの活動を通して改めて美化活動の大切さに気付かされました。( ICU MCC 鈴木菜桜)

綺麗そうに見える芝公園のベンチの周りの一服してそのまま捨てたであろうタバコの吸い殻。ガラスやプラスチックの細かい破片は散歩中の犬や小さな子供にとっては凶器になりうるかもしれない。 そんなごみを 美しくなるために努力し続けるファイナリスト達が、自分の手で環境美化活動をする素晴らしい活動だと思いました。BPMの取材に今回インターンとして同行し、活動を拝見し私自身も普段の生活でゴミを見つけたら拾うなど、美しい地球を守るために小さなことから始めてみようと思いました。
(早稲田大学 政治経済学部 鈴木瑠梨)

フィリピンで植樹活動を行う田中さん©MISS ・EARTH・ JAPAN

ミス・アース・ジャパンはこのような活動を通し、環境問題や社会問題に貢献するミスたちを育成している。「世界一の美女」・「オピニオンリーダー」をめざし、地球環境問題に対する意見を世界に発信し、大会を通して自己の成長過程を表現できる女性を誕生させる世界規模の美の祭典「ミス・アース」への挑戦は続きます!

SDGs 授業終了後の記念撮影

取材協力:ミス・アース・ジャパン

ミス・アースとは:

ミス・アースは2001年より毎年開催されている近年では参加国90か国にせまる地球規模の美のコンペティションです。大会を主催しているのはカルーセルプロダクションとTV局のABS-CBN。大会名称も示すように地球環境問題への積極的な取り組みが特色に挙げられます。

31名(7月18日現在)の各都道府県代表がミス・アース・ジャパンのタイトルを目指して競います。日本代表選考会は、2019年7月22日 ホテル椿山荘東京(文京区)グランドホール椿にて開催されます。

2018年ミス・アース・ジャパン日本代表 田中美緒さん©MISS・EARTH・JAPAN

ミス・アース・ジャパン公式ホームページはコチラ

田中美緒さんインタビュー 前半はコチラ

田中美緒さんインタビュー 後半はコチラ

今回はBPMインターン2名  早稲田大学政経学部 鈴木瑠梨(左) と
ICU MCC(右)鈴木菜桜が編集長西田とともに同行取材をさせて頂きました!ミスアースジャパン様、ご協力を頂きありがとうございます!

BPM学生インターンレポーター

(初回更新日 2019年7月19日)