藤原大祐、役として初の楽曲制作 完成作は「薄目、薄耳で(笑)」

藤原は劇中で演じる北村翔として楽曲制作にも挑戦。「今回、北村翔っていう役として初めて曲を作ったので、自分で作るとまた違った感覚だった」と振り返り、「台本を読みながら、役作りをしながら作っていくみたいな」と、役と向き合いながら曲を生み出していった。雑賀監督が思い描く世界観に「どう寄り添えるかな」と考えながら制作したという。自身が出演する映像と自作曲が大きなスクリーンで流れることについては「光栄です」としながらも、「大きなスクリーンで自分が映っているのに、自分の曲が流れているっていうのは恥ずかしくて」と照れ笑い。「僕は初めて観たときは薄目で観てました。薄目、薄耳で(笑)」と明かし、会場を和ませた。

舞台挨拶の最後、鈴木は作品を通して感じた思いを観客へ届けた。「音楽への愛、人への愛、そして夢中になること、何かに打ち込むこと、それが本当に大切なことなんだなというふうに、私はこの映画を観たときにすごく強く感じたので、皆さまにもそういう心の底から夢中になれる、打ち込めることとの出会いがありますことを祈っております」

音楽が決して得意ではなかった鈴木が、指揮とピアノに挑み、“教え子”たちと合唱を作り上げたひと夏。その時間を「青春の夏」と振り返った鈴木の言葉からも、作品に込められた“YELL”が感じられる舞台挨拶となった。

映画『キリコのタクト~YELL~』は10月2日より全国公開。