昭和42年に福井県鯖江市の福祉施設で誕生し、“奇跡のバンド”と呼ばれた実在の音楽グループ「ミックバラーズ」をモチーフにした映画『きみの音が見えたとき』。音楽に挫折した主人公が障がいのある人々との出会いを通じて成長していく姿を描く感動作で、主演を田辺桃子、共演を仲村トオルが務めることが発表された。2027年秋の全国公開を予定している。

映画『きみの音が見えたとき』は、1967年に福井県鯖江市の福祉施設で誕生し、“奇跡のバンド”と呼ばれた実在の音楽グループ「ミックバラーズ」をモチーフにした作品。音楽に挫折した主人公・七沢奈那が、障がいのある人々との出会いを通じて価値観を変え、人間の持つ可能性や生きる力を見つめ直していく。日常の中にある気づきや成長を丁寧に描いた感動作が誕生する。

田辺桃子コメント

「どうにか変わりたいけどなかなか一歩を踏み出せなかったり、偏った考えかたで自分の世界が狭くなってしまう瞬間ってあると思うんです。でも、それがパッと外れる瞬間がすごく素敵だなと思って。そういう描写がこの作品にはたくさん散りばめられていて、奈那を応援したいなと思いましたし、奈那と一緒に、自分自身もまだ知らない自分に出会ってみたいなっていう気持ちになりました。音楽の縁や、人とのつながりを大切に描く作品になると思うので、ぜひ楽しみにしていてください。」

仲村トオルコメント

「パラリンピックのアスリートの方たちを見て、力づけられたり、勇気をもらったり、『弱音を吐いている場合じゃないな、頑張ろう』と思うことがよくあるんです。この映画も、観てくださった方がそんな風に何かを感じてもらえる作品になったらいいなと思っています。」

音楽・脚本・監督

音楽を担当する岩崎慧は、2005年にバンド「セカイイチ」のボーカルとしてメジャーデビュー。自主レーベル「Anaheim Records」を立ち上げるなど精力的に活動を続け、ソウルフルな歌声とグルーヴ感あふれるサウンドで支持を集めてきた。近年は劇伴やCM音楽も数多く手掛けるほか、Saucy Dogやなきごとなどのサウンドプロデュースも担当。ミュージシャンからの信頼も厚い実力派アーティストとして活躍している。

脚本を担当する鴨義信は、1999年に『安藤組外伝 群狼の系譜3』で脚本家デビュー。映画『恋のしずく』『花宵道中』『ポストマン』『旅立ち~足寄より~』『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝』など数々の作品を手掛けてきた。映画やテレビドラマ、アニメなど幅広いジャンルで活躍し、近年は中国の連続ドラマや映画の脚本も執筆するなど、国内外で活躍の場を広げている。

監督を務める今井和久は、『南くんの恋人』『イグアナの娘』『ガラスの仮面』『特命係長 只野仁』『GTO』『越路吹雪物語』など数々の人気ドラマを演出。映画では『ポストマン』や松山千春の自伝映画『旅立ち~足寄より~』を手掛けたほか、MV『あの日の僕ら』のディレクションも担当するなど、映像作品を中心に幅広く活躍している。