黒木メイサが主演を務めるHuluオリジナル『八神瑛子 -上野中央署 組織犯罪対策課-』の配信前夜祭が7月23日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で開催された。黒木をはじめ、毎熊克哉、高良健吾、小島健(Aぇ! group)、りょう、池内博之、藤木直人らが登壇。配信開始を翌日に控え、作品への思いや役づくり、撮影秘話を語り、会場は期待感に包まれた。 司会を務めるこがけんの呼び込みに合わせ、黒木メイサを筆頭に、毎熊克哉、高良健吾、小島健(Aぇ! group)、りょう、池内博之、藤木直人、廣木隆一監督が一人ずつステージに登場。豪華キャストが姿を現すたび、客席からは温かな拍手が送られ、上映を目前に控えた会場は期待と高揚感に包まれた。 冒頭の挨拶では、黒木が「イベントの開始時間が遅れていると聞いて、慌てて来ちゃいました」と、急いでステージに現れたことを告白。「なのに皆さんは颯爽と歩いて登場していたので、ちょっとやり直したいな」と照れ笑いを浮かべると、会場は早くも和やかな空気に包まれた。 イベントでは、事前に作品公式Xで募集した質問も交えながら、役づくりや撮影現場でのエピソードが語られた。復讐を誓い、一線を越えていく主人公・八神瑛子を演じた黒木は、「目的のためなら手段を選ばない人物ではありますが、その復讐がどこから来ているのか、瑛子がなぜ強くあらなければならなかったのかを大事にしました」と説明。さらに、「大切な人を失った繊細な女性の心というものも忘れずに演じたいと考えていました」と、強さの奥にある瑛子の感情に寄り添ったことを明かした。 フィリピン最凶の殺し屋・グラニソ役を務めた小島は、「フィリピンの殺し屋を、僕は人生でまだ見たことがなくて」と切り出した。藤木から「みんな見たことないよ」とすかさずツッコミが入ると、「皆さんもないんですね。少し安心しました」と応じ、会場の笑いを誘った。役づくりについては、「まず何から始めればいいのか分からなかった」と率直に振り返り、「しかも台詞は全編英語で、アクションも初めてだったので、一つひとつ練習しました。英語も一言一言のニュアンスから勉強させていただいて、いつも以上に丁寧に演じました」と役に向き合う真面目な一面をうかがわせた。 また、上野に潜む中国マフィアのボス・インリー役のりょうは、小島と自身の役について「ここ二人、悪いですよね」と笑顔を見せながら、「心理的に人を支配するような、得体の知れない不穏な空気を大事にしました」とコメントした。 暴力団・千波組のNo.2、甲斐道明役の藤木は、上野での撮影中、マンションのベランダから大声で電話をしていた中国の方への対応に苦慮する場面があったことを明かし、「池内くんが中国語で伝えてくれたおかげで撮影を再開できました」と紹介。池内は「以前、作品のために中国語を勉強していた時期があって覚えていたので」と照れ笑いを浮かべた。藤木から「池内くん、かっこいいなぁ」と称えられると、池内も思わず笑顔を見せた。 撮影現場の雰囲気について、黒木は「シリアスなシーンが多かったので、基本的にはワイワイしているというよりも、それぞれが持ち場で集中して撮影に臨んでいました」と説明。一方で、「この現場は皆さんがお持ちくださる差し入れがすごくおいしくて」と目を輝かせ、「体も動かしているから、それを言い訳に、いつも差し入れの前でお話ししながら食べていました」と、カメラが止まれば和やかだった現場の様子を伝えた。さらに、黒木が事前インタビューで「途中まで自分が座長であることを意識していなかった」と語っていたことが話題に上ると、「今回、個人的な反省としては、あまり現場を引っ張れなかったこと」と告白。「ただ、瑛子として一生懸命現場で過ごすことで、何かまとまりが出ていたらいいなと、今更ながら思っています」と続けた。こがけんがほかの登壇者に同意を求めると、全員が「そんなことはない」と静かに首を横に振ったものの、誰もマイクを手に取らず。黒木が思わず「誰か早くフォローして!」とツッコミを入れると、会場から大きな笑いが起こった。 イベント中盤には、小島が自身のYouTubeチャンネル「最強漢小島健伝説」について質問を受ける場面も。チャンネル名が紹介されると、客席からはこの日ひと際大きな歓声が上がり、小島の注目度の高さをうかがわせた。最近の企画について尋ねられた小島は、「アルミホイルをたたいて丸くして、ピカピカの鉄球のような玉を作る企画をやりました」と説明。「この面々の前で話すことではないですね」と恥ずかしそうに話す姿に、登壇者や会場から笑いが広がった。さらに、同チャンネルに誰をゲストとして招きたいかと聞かれると、「皆さんに来ていただいて、『八神瑛子ごっこ』をしたいです!」とアピール。しかし、登壇者たちの反応を見て「ですよね」としょんぼりし、会場の笑いを誘った。 最後に黒木は、これから作品を観る人へ向けて、「大きなスクリーンで観るのは、自宅で観るのとはまた違う雰囲気で体験していただけるのかなと思います。音楽も本当に素晴らしいので、曲にも注目していただきたいです」とコメント。続けて、「誰が敵で誰が味方なのか分からない中で、八神瑛子が黒幕まで辿り着けるのか。その辺も楽しみにしながら観ていただけたらなと思います」と呼びかけると、会場から大きな拍手が送られた。 キャスト同士の軽妙な掛け合いと、作品に対する真摯な思いの双方が伝わる中、配信開始への期待を一層高めた前夜祭。華やかな登壇者たちへ向けられた歓声と熱気を残したまま、イベントは特別試写へと移った。 ストーリー 上野中央署組織犯罪対策課の刑事・⼋神瑛⼦(⿊⽊メイサ)は、謎の死を遂げたフリーライターの夫・雅也(毎熊克哉)の死の真相を追い続けていた。そんな中、上野では新宿から勢⼒を伸ばそうとする半グレ集団「東京同盟」と、街の裏社会を⽜⽿る暴⼒団「千波組」との抗争が激化。捜査を進める瑛⼦は、千波組No.2・甲斐(藤⽊直⼈)ら裏社会の⼈間たちと⼿を組み、独⾃に事件の核⼼へ迫っていく。やがて瑛⼦は、夫の死と抗争の背後に⾒え隠れする闇の存在を知る。さらに東京同盟が送り込んできたフィリピンの殺し屋・グラニソ(⼩島健)の登場によって、抗争はより過激さを増していく。中国マフィアのボス・インリー(りょう)、組対課の上司・川上(池内博之)、新宿南署組対課の五条(⾼良健吾)――敵か味⽅かも分からない⼈間たちの思惑が絡み合う中、瑛⼦は真実と復讐のため、刑事として越えてはならない⼀線へと⾜を踏み⼊れていく。 作品概要 【番組タイトル】 Hulu オリジナル「⼋神瑛⼦ -上野中央署 組織犯罪対策課-」【配信情報】 7 ⽉ 24 ⽇(⾦) 第1話〜第2話 ⼀挙独占配信 以降毎週⾦曜 最新話配信<全5話>【出演】 ⿊⽊メイサ、毎熊克哉、⾼良健吾、⼩島健(A ぇ! group)、りょう、奥⽥瑛⼆ ・ 池内博之、藤⽊直⼈ ほか【原作】 深町秋⽣「組織犯罪対策課 ⼋神瑛⼦」シリーズ(幻冬舎⽂庫)【プロデューサー】 髙橋浩史、⽊⽫卓志、森重晃【監督】廣⽊隆⼀、⽊ノ本浩平、⿑藤勇起【脚本】嶋⽥うれ葉【⾳楽】Wild Law Orchestra(Emma/Senri Tai/Nobuaki Kaneko)【公式 HP】https://www.hulu.jp/static/yagamieiko【Hulu 視聴ページ】https://www.hulu.jp/yagami-eiko