映画『温泉シャーク2 九州大決戦』ジャパンプレミア上映会が2026年8月2日(日)に池袋HUMAXシネマズで行われ、柴田瑠歌、勝野洋、金子清文、内藤正記、藤村拓矢、中西裕胡、椎名すみや、青柳尊哉、板倉光隆、橋本昭平、夏目大一朗、三石悠月、旭桃果、神馬譲、TOA、坂本櫻、井上森人監督、小国町・渡邉誠次町長が登壇した。

主人公の速見天満を演じる柴田は、「初お披露目を前に、昨日は緊張で眠れなかったのですが、たくさんの方にお集まりいただき、とても嬉しく思います。」と挨拶。天満を演じるにあたって、「天満ちゃんは天真爛漫で元気な女の子で、自分と似ているところがあります。なので、自分らしさ全開で挑ませていただきました」と明かした。撮影では、苦労も多かったそうで、「スクリーンではサメがたくさん見えますが、撮影のときは、人形が置いてあって、『今、驚いてください』と言われるので、芝居が難しかったです(笑)。『温泉シャーク』でしか味わえない、いろいろな体験をさせていただいて、すごく勉強になりました」と語った。

前作に引き続き、監督を務める井上は、本作が九州を舞台にしていることについて、「2024年に大分に『温泉シャーク』のイベントのために行った際、九州をいろいろとアテンドしていただきました。ちょうどそのときに『2』を作ろうという話が上がっていたので、九州でやりたいと。2年後に熱海だとさすがに近すぎると思ったので」とその経緯を説明。そして、「撮影が6月だったので、梅雨で雨ばかりだと聞いていたのですが、いざ、我々撮影隊が行ったら、なぜかすべて晴れてくれて。『1』のときは全部曇っていたので、晴れがなかったですが、今回は晴れがあります(笑)」と撮影の裏話も披露した。

また、ゲストとして登場した勝野は、速水天満の祖父・勇治を演じる。勝野は「実は息子と二人でスキューバダイビングをやっているときに、2頭のサメに遭遇したことがあります。インストラクターが僕の前を通り過ぎていったので、『逃げたな』と思って自分も逃げようと思ったのですが、正面からスーッときた。自分の下に息子がいたので、その息子を引き上げて、げんこつを握って、鼻っ柱を叩こうと待っていたら、2頭ともサーっと通り過ぎて行って。これで、父親としての威厳が保たれたと思っていたら、次は右から来た(笑)。もうダメだと思ったら、それもサッと行ってしまったんです。海から上がって、インストラクターに『どうして逃げたんだ』と言いましたが、日本語で言っても通じませんでした。ハワイのマウイ島でしたから」とサメトークを繰り広げて、会場を盛り上げた。

ジャパンプレミアには、物語の舞台となった小国町の渡邉町長も来場。渡邉町長は「小国町の温泉や自然、風景が作品の一部として映っていて、迫力ある映像と皆さまの熱意が伝わってくるすごい映画だと感じました。制作のスタッフの皆さま、キャストの皆さま、そして本作に関わられた全ての方々に改めて敬意と感謝を申し上げたいと思います」と感謝を述べた。続いて、7月28日に発生した熊本地震について触れ、「小国町は幸いにも大きな被害はないですが、県内各地で甚大な被害が発生して、発生直後から現在まで、本当に多くの方々から温かい支援をいただいております。そのご厚意に、私も一熊本県民として深く感謝を申し上げます。熊本もしっかり頑張ってまいりたいと思います。皆さまには、ぜひ舞台となった熊本県小国町、そして、熊本県各所に足を運んでいただければとてもありがたいです。映画を楽しんでいただくことが、結果として被災地の応援になると思います。サメにも負けない、打ち勝てる地域です」と思いを語った。

最後には、「10年前に私の友達も被災しました。『10年経ったね。よくここまで頑張ったね』というときにこれがきました。まだこれから、皆さまの温かい応援が、気持ちが必要だと思います」と話す勝野の声掛けで、熊本に向けての熱いコール&レスポンスが行われ、熱い空気の中、プレミア上映の幕は閉じた。

以下、そのほかの登壇者のコメント。

金子清文

「サメの色じゃない」の意味は分かっていただけましたか? 試写で観たとき、たくさんの情報があって、追い付けなかったんですが、今日、お客さんと一緒に観て、2回目でやっと理解できるところもあって楽しかったです。

内藤正記

今日はありがとうございます。サメ映画祭のクロージング作品でしたので、ぜひとも皆さんにこの格好でと思って着替えさせていただきました。

藤村拓矢

SNSのデモ映像を観ると、僕がコックピットで瀕死になっているシーンが流れるので、とうとう死ぬんじゃないかという噂が流れていましたが、安心してください! 犬は死にませんし、万巻も死にません。私は死ぬわけには参りません! どうぞよろしくお願いします!

中西裕胡

2年前から始って、「2」をこんなにたくさんの皆さんと一緒に観ることができて、本当に嬉しく思います。よく分からないけれど、本当にいいお話でしたよね。「サメは泣いている」をまた言えるのが嬉しいです。ちゃんとした意味で「泣いている」と言えてよかったです。

椎名すみや

皆さまお馴染みのマッチョ役、椎名すみやです。無事に生還した! 僕はセリフをすべて覚えて、現場でも発していたんです。口パクではないんですよ。皆さん、撮影前にはセリフを覚えますが、僕は直前までバンプアップもする。バンプしてセリフが飛ばないように、床に台本を置いたまま腕立てをしたりして、苦労もあった現場でした。

青柳尊哉

前作に引き続き、サメの声を担当しました。今回は、ジャパンプレミアなんですね。サメ映画の破壊力をなめていました。今日は、皆さんと客席で映画を観ることができて幸せな気持ちでした。

板倉光隆

前作に続いて、マッチョの声を担当させていただきます。ようやく「2」をこうして皆さんに観ていただいて、今、皆さんの顔を見て安心しています。これから皆さんの力でオリジナルを超える「2」を育てていただければと思っています。

橋本昭平

約1年前にサメ映画祭で新キャラクターとして登場しました。そのときは、何も言えない状況で歯がゆかったですが、ようやく、自分の存在を皆さんにお伝えできることができることを嬉しく思います。「1」同様「2」も楽しんでいただけたら光栄です。

夏目大一朗

僕たちひっそりサメ映画を撮っていまして、そのついでで出させていただいた、学校の「サメダンチーム」の夏目と旭と三石です。皆さん観たのでお分かりかと思いますが、食べられました!

三石悠月

序盤にスイーツ配信者で出ていた三石です。

旭桃果

不倫カップルということで、これからもいろいろと食われていきたいと思います。

神馬譲

前作に引き続き、劇中の映画音楽、そして、挿入歌、テーマ曲、音楽全てを作曲させていただきました。「主人公が歌を歌って敵を倒す」という脚本を監督に渡されて、どうなるものかと思ったのですが、本日、こうして皆さんが温かく観ていただいて光栄です。ありがとうございます。

TOA

やっと今日、「歌っている」と言えました。ありがとうございます! 今回は、天満役の柴田さんと同曲を歌わせていただき、2種類のバージョンを楽しんでいただける作品となっています。個性豊かなキャラクターたちがサメと戦っていますが、皆さんが笑ってくださっているのがすごく嬉しかったです。また皆さんと一緒に『温泉シャーク2』を盛り上げていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

坂本櫻

挿入歌の『波しるべ』を歌いました。普段は、シンガーソングライターとして活動しているのですが、初めてこうしてスクリーンに自分の歌が流れてとても感動しました。そして、サメ界隈の皆さんの温かさにパワーをいただいております。今日、一緒に観させていただいて、笑い声が聞こえたり、拍手が起こったり、本当に温かい世界なんだなと感動しました。これからも一緒に盛り上げていきたいです。

ストーリー

新たな温泉を狙う凶暴ザメ軍団。女子高生とマッチョが挑む、未来を賭けた熱血バトル! 今度は、戦争だ!K県湯国町には、古くから「サメ太郎」伝説が語り継がれていた。町の至るところに“サメ”を祀る意匠が残り、かつて猛威を振るったサメを退治した英雄の記憶を留めている。しかし、暑海(あつみ)市の「温泉シャーク騒動」以降、湯国町は観光客の減少で、町の活気が失われていた。主人公・速見天満は、ミュージシャンを夢見る女子高生。ある夜、天満は町に伝わる大切な「サメ太郎像」を誤って壊してしまう。その直後、観光客の行方不明事件が発生する。そしてこの町では、湯国町だけでなく九州全土を巻き込む恐ろしい計画が動き出していた。 

作品概要

脚本・監督:井上森人

柴田瑠歌 金子清文 内藤正記 藤村拓矢 中西裕胡 椎名すみや 橋本昭平 須賀裕紀 石川紗彩 植村友紀 宇佐美えり 吹上タツヒロ ゆり 田島春那 宮﨑大和 Mark Polonia John Migliore 今村裕二 田島潤 木下りさ 溝田優 森島ネイチャー 夏目大一朗 旭桃果 一ノ瀬円 三石悠月 橋本由紀 奥野翼 巻上公一 鈴木慶一 渋川清彦 小田井涼平 LiLiCo からし蓮根(伊織ラッキー・青空) 堀江 瞬 安元洋貴 青柳尊哉 板倉光隆 / 勝野洋

主題歌『雷鳴の戦歌』Storytellings / 挿入歌『波しるべ』坂本櫻