5月18日(月)、都内にて映画『祝山』完成披露上映会が行われ、主演の橋本愛、石川恋、久保田紗友らが登壇した。橋本にとって10年ぶりとなるホラー映画出演作となる本作。舞台挨拶では、撮影中の“恐怖体験”やキャスト同士の意外な素顔も明かされた。

完成披露上映会に登壇した橋本愛は、「撮影は去年の11月だったので、本当に出来立てほやほやです」と笑顔を見せながら、「こんなに早く公開できることが嬉しい」と作品完成への喜びを語った。さらに、「予告映像やポスタービジュアルが公開されるたびに、好意的な反応をいただけて嬉しかったです。ホラー映画ファンの皆さんにも、しっかり怖がって楽しんでもらえる作品にしたいと思っていたので、今日はお手柔らかにお願いします」と客席に呼びかけ、会場を和ませた。

石川恋は、「スクリーンを通して、皆さんにゾクゾク感や恐怖、不快感まで一緒に体験してもらえる映画だと思いました」とコメント。「初めてお披露目するので、皆さんの感想やリアクションを見るのが楽しみでもあり、ドキドキしています」と期待を寄せた。

また、久保田紗友は、「完成版を初めて観た時、自分が内容を知っているのに本当に怖かった」と振り返り、「皆さんがどんな反応をされるのか気になりますし、私自身ももう一度映画館で観て、お客さんの反応を見てみたいと思いました」と語った。

メガホンを取った武田真悟監督は、「ここまで来るのに本当に長い年月がかかりました」と感慨深げにコメント。「素晴らしいキャストの皆さんに集まっていただきましたし、怖さだけではなく、演技合戦のような部分も魅力だと思っています」と作品への自信をのぞかせた。

トークでは、撮影中の『恐怖体験』についても話題に。橋本は、「ホラー作品なので、現場で何か怖いことが起こるかなと思っていたんですけど、初日に室内のシーンで照明がバババババッ!って急に点滅したんです」と回顧。「“めちゃくちゃ見られてる!”って思いました」と明かした。

すると監督も、「実は、中華料理店のシーンで原作者の加門先生と少しお話した時に、なんかちょっとゾクゾクするっておっしゃっていて」と明かし、会場には一瞬緊張感が走る場面も。「ちゃんと事前にお祓いしていて良かったですね」と続け、キャスト陣も笑顔を見せた。

そんな中華料理店での撮影について、石川は「愛ちゃんの可愛らしさを知れたことが印象的でした」と告白。「夕飯でカレーが出た時、“どの味にする?”って話していたら、愛ちゃんがエアーでスプーンを持ちながら、“これは海老ね、これはホタテね”って想像しながら選んでいて(笑)。“橋本愛レベルになると想像力で味を選ぶんだ”って感動しました」と明かし、会場を笑わせた。

久保田も、「愛ちゃんとは何度か共演していますが、ちゃんと会話するのは今回が初めてでした」と振り返り、「初日に緊張していたら、愛さんが“このお菓子すごく美味しいから、早くもらいに行った方がいいよ”って話しかけてくださって。それで緊張がほぐれました」と感謝を語った。

また、本作が祝山へ足を踏み入れたことで起きる変化を描く作品であることにちなみ、最近の自分自身の変化について質問が飛ぶ場面も。

橋本は、「髪を切ったことで、ボーイッシュというか、マスキュリンな雰囲気の方が自分の精神性にフィットしていると感じた」と語り、「“自分ってこっちだったんだ”というか、無理なく自然体でいられる感覚がありました」と自身の変化を告白。

さらに、「30歳になって、“ちゃんと大人として扱ってもらえるんだ”って感じるようになったんです。歳をひとつ重ねただけなんですけど、すごく楽になりました」と穏やかに語った。

最後に橋本は、「この映画は“山”が主役の映画だと思っています」と本作を表現。「山という大きな自然や、見えない存在を感じながら、その空気感が映画館いっぱいに広がると思います」と語り、「“祝山”というタイトルにもある“祝い”の意味や、なぜそう呼ばれているのかという謎解き的な要素も楽しんでほしいです」とコメント。

さらに、「3人の人間関係には、原作にはない感情も描かれています。どこか刹那的で、自分の人生に重なる部分もあると思う。唯一無二の映画体験になれば嬉しいです」と作品への想いを込め、舞台挨拶を締めくくった。

作家・加門七海が自身の体験をもとに描いた同名ホラー小説を原作とする映画『祝山』。人が足を踏み入れてはならない“禁足地”を巡る恐怖と、そこに触れた者たちの逃れられない運命を描き、多くの読者を震撼させた衝撃作が待望の映画化を果たした。

主演は橋本愛。『告白』『桐島、部活やめるってよ』などで高い評価を受け、『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』では静かな恐怖に追い詰められる繊細な演技を披露。本作では、10年ぶりとなるホラー映画出演で新たな存在感を放つ。共演には石川恋、久保田紗友、草川拓弥(超特急)、松浦祐也、利重剛ら実力派キャストが集結。監督・脚本は、本作で劇場長編デビューを果たす武田真悟が担当し、不穏な空気と知的恐怖を映像で描き出す。

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