⑦ 岡田帆夏(おかだ・ほのか) / 20歳 / 兵庫 / 国際基督教大学

特技:剣道(2段)・Beach Flags・英会話

将来の希望:学びや経験を人に還元する志を持ち続ける人

自己PR: 命を守るライフセーバーとして全国大会に出場し、現在は部長として仲間を率いています。かつては25メートルさえ泳げなかった私ですが、「誰かの笑顔を守りたい」という想いで、夏も冬も海での訓練を続けてきました。離岸流に流された男の子を救助した際にかけてもらった「助けてくれてありがとう」という言葉が、今の私の原点です。海に囲まれた日本に住んでいるからこそ、自然の魅力と同時に“自然と共に生きる知恵”を広めたいと考えています。ミス日本として、美しい海や自然と共生できる社会づくりに貢献していきます。

BPMインタビュー ①: 最近はまっていることは何ですか?

ラーメン巡りが好きで、よく食べ歩いています。ダイエットのことも気になりますが、時には二郎系にも行ってしまいます。食べた瞬間は幸せなのに、次の日には少し罪悪感が出てくるところもありますが、私にとっては楽しい時間です。

BPMインタビュー ②: 本大会では自分のどういうところをみてほしい?

元気な自分を見ていただきたいです。ライフセービングを続けてきたことで、普段からアクティブに動くことが身についています。これまで泳ぎも気合と根性で克服してきました。そんな自分の強さを、ステージでもしっかり表現したいと思っています。

⑧ 野口絵子(のぐち・えこ) / 21歳 / 東京 / 慶應義塾大学

特技:写真撮影・登山・お菓子作り

将来の希望:自然を五感で感じ学べる環境学校を子供たちに作る

自己PR: 私は登山家である父の背中を追いかけ、幼少期から国内だけでなく世界の山々を踏破してきました。どんなに苦しくても自分で一歩を踏み出すしかない“山”という環境で、挑戦する心や不屈の精神を育んできました。また、登山と並行して教育支援や災害支援の現場にも多く関わる中で、物事には必ずA面とB面があり、どちらも見つめることの大切さを学びました。現場での経験を通して学んできた私だからこそ、机上だけでは得られない学びの価値を伝えていけると思っています。自然と向き合う力を社会に根付かせ、より豊かな未来づくりに貢献していきます。

BPMインタビュー ①: 最近はまっていることは何ですか?

カメラを持って街に出ることが好きです。写真を撮ることは昔からの趣味なのですが、写真は生き物のようなもので、同じ街や同じ山でも、自分の切り取り方次第でまったく違う表情になります。だからこそ、いつもカメラを持ち歩き、後悔のないようにシャッターを切っています。自分の考え方や視点を映し出す“物差し”のような存在で、撮るたびに自分を知っていくような感覚があります。

BPMインタビュー ②: 本大会では自分のどういうところをみてほしい?

質疑応答でも、“命をかけて挑んできた経験”についてお話しする場面があるかと思います。その話が皆さんにとって身近に感じられるよう、わかりやすく丁寧に伝えていきたいです。ぜひ、私の想いを受け取っていただけたら嬉しいです。

今まで国内外様々な山に挑戦してこられたと思いますが、最も記憶に残っている山は?

中学卒業のときに挑戦した、アフリカ大陸最高峰の『キリマンジャロ』です。小学5年生の頃からずっと挑戦したかった山で、私が人生で初めて「登りたい」と心から思った山でした。その気持ちを父に伝えると、「さまざまな環境を経験する必要があるね」と言われ、過酷な条件での予行練習を重ね、精神面も含めて鍛えて挑みました。山頂アタックの日、急に天候が崩れたにもかかわらず、最後まで登りきることができました。その瞬間、自分の努力が初めて“結果”として返ってきたと強く感じ、それが私の人生のターニングポイントになりました。そこから、山がもっと好きになりました。

➈ 平嶋萌宇(ひらしま・もね) / 22歳 / 福岡 / 筑波技術大学

特技:バレエ・ノンバーバルコミュニケーション

将来の希望:皆さんに声を届けることができる手話言語アナウンサー

自己PR: 私にとって手話は、心と心をつなぐ大切な言語です。「ありがとう」が伝わらない寂しさを経験したからこそ、手話で想いが届く社会を願うようになりました。いまは、SNSでの発信力やリポーターとしての経験を活かし、デフサッカー応援サポーターとして活動しています。想いが言葉の壁を越えて届く社会を目指し、これからも手話言語と共に歩んでいきたいです。

BPMインタビュー ①: 最近はまっていることは何ですか?

映画を観ることが好きで、最近観た中では『ワンダー 君は太陽』がとても心に残っています。顔に障害を持つ男の子が、いじめやさまざまな困難を経験しながらも、前に進もうとする姿が描かれた作品です。私自身、聞こえないことを理由にできないことを諦めてしまうことがありました。でも彼の姿を見て、「どうしたらできるようになるか」を考えることの大切さに気づかされました。勇気をもらいたい時に、また見たくなる大切な映画です。

BPMインタビュー ②: 本大会では自分のどういうところをみてほしい?

私を通して、手話言語が持つ力を感じていただけたら嬉しいです。耳が聞こえる方は、聞きながらメモを取ることができますが、私は手話で話すので、ぜひ私の手話をしっかり見て受け取ってほしいと思っています。

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