11⽉15⽇(土)、国⽴代々⽊競技場 第⼀体育館にて「K-1 WORLD MAX 2025」が開催された。第15試合では、K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチが行われ、挑戦者アリエル・マチャド(ブラジル)が王者ロエル・マナート(オランダ)を1R3分02秒、右フックで沈めKO勝利を収めた。 K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R〇 アリエル・マチャド(ブラジル/Hemmers Gym/Madison Team)VS ロエル・マナート(オランダ/Mejiro Gym Amsterdam)KO 1R 3分2秒 第15試合では、アリエル・マチャドがオランダの強豪ロエル・マナートを相手に衝撃の1RKO勝利を収め、K-1 WORLD GPヘビー級王者に輝いた。序盤から互いにカーフキックで様子を見せる展開も、マチャドは機を捉え一気に距離を詰めると、左右フックの連打でマナートから最初のダウンを奪う。再開後もパンチを連打、右フックで2度目のダウン。立ち上がることができず、マチャドの堂々たるKO勝利となった。 マチャドは、「ありがとう、日本!ありがとう、K-1!小さい頃からの夢が実現できて嬉しいです。来年もこのタイトルを守りたいです」と力強く締めくくった。 K-1プロデューサーの須藤元気氏は試合後、「(ジョナス・サルシチャ選手の70kg級優勝も踏まえ)今回はブラジルの日だったなと思います。二人がチャンピオンになって、ブラジルの強さが観られて、一発一発の重さ、向き合いたくないなと思わせる迫力がありました」と語った。