18年のネイリスト人生 林由美さん 撮影:BPM 西田
撮影協力:白金スーパーフード

世界初のネイルプランナーとしてサロンオーナーとして18年も輝き続ける林由美さんの魅力とおすすめのミスコンネイルを紹介していただきました!

ネイリストとしてご活躍される林由美さん 撮影:BPM西田
撮影協力:白金スーパーフード

ネイルサロンの経営者として18年業界で活躍してこられた林さん。番組でタレントの木村拓也さんにネイルを指導したり、K-POPアイドルt-araのネイルを担当するなど活躍の場はサロン以外にも広がります。また、月の半分は海外で生活する林さんのライフスタイルはSNSフォロワーの中でも憧れの的。今回は、林さんにビューティーページェントで際立つネイルや、ライフスタイル、美の秘訣など色々とお話を伺いました!

BPM:まずは、林さんのプロフィールについてお聞かせいただけますでしょうか?

林さん:2001年にネイリストになりました。それまでは不動産会社でOLやブランドブティックの販売員をしていました。それまでは「マニュキュア」と呼ばれるポリッシュを自分で塗るくらいでした。

ネイリストとしてご活躍される林さん お写真:ご本人提供

BPM:そんな林さんがなぜネイリストという職業に就かれたのですか?

林さん:はい。その後ネイルの魅力に惹かれ、「ネイルサロンでのプロのネイルを一般に広めたい!」・「ネイル改革する!」と心に決めました。その頃からご縁をいただき雑誌、TVで取り上げていただき自身のブログ等でも情報を発信していました。特に女性がネイルを楽しむためには男性がネイルに対する理解を深めていただく事も必要と考えています。インターネットでは男性に向けても様々な形で情報を発信しています。

BPM: ネイル改革をしようと思ったきっかけはありますか?

林さん:その頃は、華やかで長さのあるネイルが人気だったのですが「ソフトジェルネイル」の登場で、短くてシンプルなデザインが主流となりOLや主婦の方にも楽しんでいただける時代になりました。この「ソフトジェルネイル」は実は、私が名付け親なのです!

BPM::ソフトジェルネイルですか?

林さん:今は世界中で見かけますが、「ジェルネイル」を特徴別に大きく2つにカテゴリー分けし「ソフトジェルネイル」「ハードジェルネイル」と名付けました。ソフトジェルネイルのもととなるネイルはヨーロッパから日本に入り爆発的な人気となりました。ネイル先進国のアメリカには実は日本からソフトジェルネイルを持ち込んだ形になりました。

BPM:ソフトジェルネイルの先駆者でいらっしゃるのですね?

林さん:アメリカのロサンゼルスにソフトジェルネイル第一号の講師として招かれ、アメリカ全土から集まったネイリスト達に向けて講義をさせていただきました。その後アメリカでもソフトジェルネイルが主流となりアメリカ製のソフトジェルも沢山発表されるようになりました。ソフトジェルネイルやハードジェルネイルの他にも「ネイルプランナー」「ファッションネイル」「ジェルリスト」等は弊社の登録商標です。

BPM: ネイリストだけにとどまらないご活動をされているのですね。

林さん:ネイルサロンにお越しいただけるお客様は勿論のこと、私の配信するSNSを通して活動に参加下さったネイルサロンオーナーやネイリスト、ネイルスクール生やネイルが大好きな読者の方々が「ネイル」というキーワードで繋がりを持ち、業界全体を盛り上げています。こうした私の思いにご賛同いただける方々も増えています。

BPM: 林さんは講師としてもご活躍されているとのことですが?

林さん:現在は国内のネイルサロン施術メニューのほとんどがソフトジェルネイルという事で、ジェルの施術に特化させた「ジェルリスト」の育成に力を入れ即戦力となるネイリストを短期間で輩出できるような環境を準備中です。私がネイリストとして活動し始めた2001年と今では、技術・商材・機材などすべてが進化しています。ネイリストも常に進化していかなければならないと思っています。具体的には「経営」「ビジネス」「マネージメント」といった要素を今まで以上に強化する必要があると感じています。

BPM: 林さんはネイリストとしてだけでなく経営者としての卓越した手腕もお持ちなのですね。

林さん:どちらかというと以前は「技術優先」という業界だったと思います。私が新しい活動を始めた理由は技術力や経験値の高いネイリスト達が経営難により業界を去っていくことが無いようにしていきたいと思ったからです。「ネイル改革」の次は「働き方改革」をネイル業界や美容業界の中でしていきたいと考えております。

BPM:最近では海外に月の半分以上を旅されていると伺いましたが、お話をお聞かせください。

クルージングを楽しむ林さん 写真:ご本人提供

林さん:私は寒いのが苦手なので暖かいところに行くことが多いです。最近のお気に入りはタイです。バンコク、プーケット、サムイ島、チェンマイなど、昨年は3度もタイを訪れました。旅行先での食事はその土地のものをいただくようにしているのですが、タイ料理は大好きなので毎日毎食タイ料理をいただいていました。初めての土地は観光を楽しみますが、慣れた土地ではビーチやプールサイドでリラックスしながら読書や勉強をしています。なるべく1つの都市に長く滞在し“暮らすように旅すること”を心がけています。

BPM:今まで一番印象的な場所はどこですか?

林さん:クルージングで行った、メキシコのカボサンルーカスという港町はとても素敵でした。イルカやクジラが私たちの船と並んで泳いでいたり自然が豊かで食事もおいしかったです。大小さまざまなクルージングツアーがありますが、私は中規模から大規模な客船で過ごすことが好きです。陸からは行きづらい港町に停泊することが多く、船から降りてもマリンスポーツを楽しめますし、船上では様々なエンターテイメントが用意されているので飽きることはありません。360度海に囲まれて空と海のブルーに囲まれた時間はとってもリラックスできます。

BPM:それでは、ここからはミスコンテストでおすすめのネイルをいくつかご紹介頂けますでしょうか?

BPM:まずはステージ上で輝くネイルなどおすすめはございますか?

林さん:ステージ上ではスポットライトを浴びますので、指先までキラキラ輝くグリッターラメや大小さまざまなホログラムネイルがおすすめです。またネイルが主役ではなくネイルは引き立て役のポジションを考えたいです。凹凸の無いデザインはコスチュームの脱着の邪魔にもならないので機能的にもおすすめです。

スポットライトを意識したネイル©Myura

BPM: 和装などナショナルコスチュームにおすすめのネイルデザインはございますか?

林さん:「JAPAN」のイメージを10本の色とデザインに盛り込みたいですね!ネイルもコスチュームの1つとしてデザイン性を強調したいです。和柄や金粉、ダイヤモンドなどを使用し華やかにゴージャスに!また「ネイル」という概念を飛び出し「手元の装飾」として考えたいと思います。


JAPANのイメージを10本の色とデザインに盛り込んだネイル ©Myura

BPM: チャリティー活動などでおすすめのネイルは?

林さん:きちんとお手入れされたネイルは「素爪」に近いヌーディーなお色で艶を出したいです!クリアーでも良いと思います。ネイルは「塗る」・「アートする」だけではなく「整える」・「ケアする」だけでも良いと思います。

©Myura

BPM:日頃から美しい手先を心掛ける為に簡単にできるネイル&ハンドケアはございますでしょうか?

林さん: 爪の根元に塗るキューティクルオイルとハンドクリームの併用がおススメです。乾燥が大敵なので手を洗った後は吸水性の良いハンカチタオルなどで抑えるようにしっかり水気を取り保湿をして下さい。濡れたまま放置したり、ゴシゴシ擦るように拭き取ることは肌を傷め老化させシミやシワの原因にもなります。

©Myura

BPM:指先だけではなく本当にお美しい林さんですが、美の秘訣をBPMリーダーにぜひ伝授ください。

林さん:ありがとうございます。人・物・お金など全てにおいてバランスを取りストレスをためないように心がけています。特に時間の使い方には気を付けています。価値観の合う友人や仲間と多くの時間を過ごしたり、ポジティブになれる環境つくりを心がけています。

BPM: 食生活などで何か心がけていることはございますか?

林さん:食事は3食キッチリいただきます!昼と夜は外食が多いので朝ご飯はなるべく自宅で簡単な和食料理をいただきます。ぬか漬けは祖母が嫁入りした際に持参した何百年も続くぬかを使用しています。

BPM:お忙しい毎日をすごされていると思いますが、睡眠時間はどのくらいですか?

林さん:睡眠は6時間くらいです。毎朝5時には起床します。お酒も月に何度かいただく程度で、周りには意外だと言われることも。お水やお茶をよく飲みます。メンテナンスなどはプロにお任せです!ヘアー、エステ、マッサージ、勿論ネイルも。信頼できるプロにお任せしてコンディションを整えるようにしています。

BPM:スタイルをキープするためにトレーニングなどはされていますか?

林さん:正直トレーニングはあまりしていませんが、こちらも信頼できるトレーナーさんにその時の体の状態を見ていただき定期的にパーソナルトレーニングを受けて調整しています。私は「美」も「健康」も「豊かに生きる事」も、継続が必須と考えています。手に入れるのも1日や1度頑張っただけではできないし、手に入れた後も継続することが大切だと考えています。

BPM:今後の林さんの展望をお聞かせください!

林さん:ネイリストは「初めまして」で手と手がふれあい、向き合いながら定期的なお話をさせていただく機会があります。単にネイルを美しくするだけではなく、もっと深いコミュニケーションが可能になります。お客様も美意識の高く経済的にも余裕のある方が多いので施術中にビジネスの相談をさせていただく機会もあります。ネイルサロンで直接お客様と触れ合える環境を活かしつつ、より多くの方へ思いを届けたいと思い、昨年は海外でも1万人の前でスピーチをさせていただくなど私自身の環境も変えました。今年は経済的、精神的、社会的な自立を目指しネイルを通じて多くの女性が内側から輝き続けるようなお手伝いを強化していきたいと思います。

ネイリストとしても起業家としても輝く林さん

林さんの経営するネイルサロンの情報はコチラ

千葉県船橋市前原西2-5-4 ネイルサロンミューラ津田沼店

電話:047-472-1000

林さんブログはコチラ

林さんインスタグラム: @yumi0721hayashi