12月4日(木)、都内にて新作時計の中から“真に価値あるラグジュアリーウォッチ”をカテゴリー別に選出する「Precious WATCH AWARD 2025」表彰式が開催された。今年最も輝いた“時”を過ごした「時の人」として、女優の鈴木京香さんが登壇し、受賞の喜びと“時間”への特別な想いを語った。

受賞の気持ち 「時間」の尊さを噛みしめて

受賞の気持ちを聞かれた鈴木京香さんは、少し照れながらも「“時の人”というタイトルのついた賞を頂けて、本当に感激しています」と喜びを語り、もともと時間について考えることが多かった、特に、数年前に体調を崩した経験から、時間のありがたみをいっそう強く意識するようになったと明かした。「辛い時期を経て、このような素晴らしい賞を頂戴できとても嬉しく思います」と笑顔で語った。

また、今年1年が、映画『グランメゾンパリ』のロングランから始まり、ドラマや映画など忙しく過ごした1年だったことに対し「これまで以上に時間が早く過ぎたと感じます。年齢のせいもあるかもしれませんが、それ以上に充実した仕事に恵まれたおかげだと実感しています」と振り返った。

鈴木京香さんが大切にしている時間は『朝』

Precious誌の撮影を振り返り、「素晴らしい建築を前に、とても楽しい撮影時間でした」と印象を語った鈴木さん。撮影場所は、建築家・谷口義男さんの建築を管理する空間で、「自身の好きな家具やアートを置いて撮影できたこともあり、とても印象深い仕上がりになりました」と満足げに語りました。

さらに「私が大切にしている時間は“朝”です」と続け、「ロケ撮影では早朝に起きることが多いですが、その時にしか見ることのできない夜明け前の空の美しさがあります。自分で淹れたコーヒーを飲みながら静かに空を眺め、準備を進める時間が、一日のスタートとしてとても大切なんです」と、充実した“朝時間”の過ごし方を明かしました。

57年の経験を胸に、2026年への意気込み

2026年について尋ねられると、「これまで57年間、素敵な経験をさせていただき、学んだことがたくさんあります。来年も、その得難い経験をさらに磨き、次の仕事に活かしていきたい」と前向きな姿勢を示しました。すでに来年の仕事が決まっているとのことで、「全力投球できるようしっかり立ち向かいたいと思っています」と力強いコメントも。最後に「皆さんにとっても素敵な2026年になることを祈っています」とメッセージを贈った。