第76回NHK全国⾳楽コンクール・中学校の部課題曲として制作され、『第42回⽇本有線⼤賞』で有線⾳楽優秀賞、『第51回⽇本レコード⼤賞』で優秀作品賞を受賞したいきものがかりの「YELL」に着想を得た『キリコのタクト〜YELL〜』が、主演に鈴⽊京⾹を迎え、2026 年に全国公開を予定している。 ©映画「キリコのタクト〜YELL〜」製作委員会 ⾳楽教師・原⽥貴理⼦と悩める若者たちとの絆と愛の物語。⾼校の合唱コンクールで全国⼀を勝ち取る、伝説の⾳楽教師・貴理⼦のタクトには、⽣徒を輝かせる魔法が宿ると⾔われている。そんな彼⼥の突然の退任、そして失踪。教え⼦で⾳楽雑誌記者の北村翔は、当時の合唱仲間と恩師の記憶を辿り、取材を通して彼⼥の謎に迫っていく…。 本作で鈴木京香は、関⻄弁でまくし⽴てる伝説の⾼校⾳楽教師・原⽥貴理⼦を演じる。⾳楽教師という役柄のために、鈴⽊は本作で指揮初挑戦となる。多忙な合間を縫って、クランクイン前にピアノと指揮のレッスンを幾度も重ねた。指揮者としては、普段は⽣徒をあたたかな眼差しで⾒守りながら、指揮台に⽴つと、⼀振りで空気を変えていく姿に注⽬して欲しい。そんな鈴⽊から「原⽥貴理⼦という教師像に惹かれて、この役をやらせていただく決意をしました」と気合い⼗分なコメントが届いた。更に、鈴⽊と共に4名の実⼒派俳優たちも出演。ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』の初代ピーター・パンとして知られ、今も多くの作品で活躍を続ける榊原郁恵は、厚⽊学園の校⻑・⾼⽊ひとみ役を務める。欽ちゃんファミリーとしてお茶の間に親しまれてきた⼩⻄博之が、典型的な管理職気質の厚⽊相模⾼校の校⻑・皆川逸郎役に決定した。⾵格を感じるビジュアルと演技で多くの視聴者を魅了してきた宅⿇伸は、⾃転⾞店を営む昭和気質の北村恭治役として味のあるキャラクターに挑む。数々のサスペンスドラマや映画で磨かれた確かな演技⼒を誇る名取裕⼦は、貴理⼦の⼤学時代の先輩・美国亜希⼦役を演じる。 ストーリー 北村翔は⼩さな⾳楽出版社に勤め、「⾳楽ジャーナル」の特集企画「伝説の⾳楽教師」の取材を任されることになった。今回取り上げる教師は、全国合唱コンクールで数々の賞を獲得し、「優勝請負⼈」とまで呼ばれた原⽥貴理⼦。だが、彼⼥は最近退職し、消息不明となっていた。実は北村にとって、貴理⼦は⾃らが学⽣時代に全国優勝を果たした際の恩師。取材を始めた翔は、彼⼥の⾜取りを追って⺟校を訪ねるが、有⼒な⼿がかりは得られない。そんな中、かつての合唱部のメンバーだった同級⽣と再会し、謎に満ちた貴理⼦の探す旅に出る。次第に明かされていく、教師の素顔と⽣徒たちに隠されていた真実とは――。 キャラクター ・原⽥貴理⼦役:鈴⽊京⾹関⻄弁でまくし⽴てる、伝説の⾼校⾳楽教師。彼⼥のタクトには⽣徒が輝く魔法が宿ると⾔われている。・美国亜希⼦役:名取裕⼦貴理⼦の⼤学の先輩で、相談役。いつも貴理⼦の事を⾒守っている。・北村恭治役:宅⿇伸貴理⼦の教え⼦である北村翔の⽗親で⾃転⾞屋を営む。昭和気質の⼀本気な性格。・⾼⽊ひとみ役:榊原郁恵厚⽊学園⾼校の校⻑。貴理⼦と同時期に国語教師をしていた。貴理⼦と教育⽅針について考えを異にする。・皆川逸郎役:⼩⻄博之厚⽊相模⾼校の校⻑。典型的な管理職気質。