K-1 BEYOND、5月31日横浜BUNTAIで開催。55kg級12連勝中で絶対王者の金子晃大がまさかの判定負け。ベルトを懸けた戦いは、今回金子に勝利した池田幸司か、池田に勝っている璃明武か、璃明武に勝っている大久保か、次のマッチメイクに期待が高まる。

金子晃大、開始10秒でまさかのダウン

1ラウンド開始10秒、池田の右ストレートがタイミングよく金子の顔面をとらえダウンを奪う。

2ラウンド以降、プレッシャーを懸け、距離を詰めながら重いパンチで攻め立てる金子

上手く距離を取りながら、自分のペースを崩されることなく第3ラウンド終了をむかえた。2-0の判定(28:29 / 28:30 / 28:28)で勝ち名乗りを受ける池田幸司

勝利者インタビューで、「勝ちましたけど番狂わせでも何でもないですよ。実力です。次55㎏のベルトを懸けてダイレクトリマッチやらせてください。宮田プロデューサーお願いします!」と、金子とのタイトルマッチを要求した。

これには、会場で試合を観ていた大久保琉唯と璃明武がたまらずリングに上がり、「ダイレクトリマッチはありえない」と主張。果たして次戦、金子のタイトルを懸けて戦うのは、今回金子に勝利した池田幸司か、池田に勝っている璃明武か、璃明武に勝っている大久保か、はたまた別の強豪か、次のマッチメイクに目が離せない。

落ち着いた闘志を漂わせる12連勝中の絶対王者 金子晃大

今回の敗戦に対し「受け入れて進んでいくしかない」としつつ、池田からのダイレクトリマッチ要求に対し「もちろんやりたいと思います。ダイレクトリマッチするのが筋なのかなと」とリベンジを誓った。