シンガポールの映像作家 RICH HO が企画プロデュースから監督・脚本・撮影・音楽・衣装・美術・VEX 監修まで1 人で担い、約 12 年の歳月をかけて完成させた SF ロボットアクション映画『メカバース:少年とロボット』2023 年 11 月の日本公開を経て、2 月 28 日より全国の映画館にて再上映! 人類が宇宙の謎を解き明かし、宇宙空間の自在な移動を可能にする“ゲート”を発明した世界が舞台。ヘブンズと呼ばれる“ゲート”を通して、宇宙空間に進出した人類はコロニーを拡大していたが、地球が豊富に持つ資源である「水」を求める火星帝国の攻撃により、第二次宇宙戦争が繰り広げられていた時代。幼い頃に戦争で両親を失った主人公の青年・カイは地球を救うヒーローになるべく、メカのパイロットを育成するアカデミー「メカ・コープ」に入学する。頭脳は明晰な分、体力に難のあるカイは落ちこぼれてしまうが、相棒であるロボットのリトルドラゴンと助け合いながら厳しい訓練をくぐり抜けて成長し、地球を救うべく戦場に出て強大な敵に立ち向かっていく SF ロボットアクション作品 企画プロデュースから監督・脚本・撮影・音楽・衣装・美術・VEX 監修まで1 人で担った RICH HO 2023年の初上映を経て、今回再上映されることに対する今の心境は? 「とても奇跡のように感じます。子供や家族がみんなで楽しんでもらえることを嬉しく思います。 12年の歳月をかけて作り上げられた作品ですが、その誕生秘話を聞かせてください。 「恐れに立つ向かうということをテーマにした作品を作りたかった。別にロボットの映画を作りたかったわけではないのです。製作秘話というと、最初に3日間自室に自分を缶詰め状態にしました。この3日間考え抜いて、「恐怖へ立ち向かう」ことについて作品を作ろうと決めました。 自分自身も出演していますが・・・ 「実は自分が映画に出たかったわけではありません。この映画の中にキャプテンというキャラクターがいるのですが、20年間に亘って物語に登場することになるので、年齢に応じて小さなサイズから大きくなり、20年後にはまた小さくなるといった変化が求められ、そのような体形変化を受けてくれる俳優がいないし十分払えるお金もなかったです。しかも10年以上完成に掛かってしまう作品です。なので、結局私がやることになりました。 お約束の「ミキティー!」を披露し会場を沸かせた庄司智春 特別ゲストとしてかけつけた庄司智春 庄司さんにとっての相棒ロボットに名前を付けるとしたら何?と問われた瞬間に「ミキティー!」をさく裂させ、「本日の仕事はおしまい」と宣言。『ミキティーとは一心同体』と仲の良さをサラリと披露し笑ってみせた。 『メカバース:少年とロボット』 「観たいけど観られない、気になる映画」として話題となり、日本語吹き替え版では、主人公の青年・カイ役に小野賢章、カイの相棒であるロボットのリトルドラゴンには花江夏樹が声を担当するなど、豪華声優陣が集結した本作。2023 年 11 月の日本初公開を経て、今年 2025 年の 2 月 28 日(金)から全国のイオンシネマにて、待望の再上映が決定した。