ELLE CINEMA AWARDS 2024 授賞式が、12 月 9 日(月)都内にて開催された。2015 年にスタートしたこのアワードでは、2024 年公開映画の中からベスト映画を決定する「作品賞」のほか、「エル メン賞」、「エル ベストアクトレス賞」、「エル・ガール ライジングスター賞」、「エル ベストディレクター賞」、「FENDI 賞」、「話題賞」の7つの賞が発表された。

⼭﨑賢人 (エル メン賞)

今年⽬覚ましい活躍をした男性に贈られる賞

受賞の感を求められ、「キングダムは自分にとって本当に大切な作品なので、その作品で受賞出来たことを本当に嬉しく思います。」と喜びの言葉を口にした。続けて、「今回は4作目となりますが、自分の人生と一緒に歩んできた作品なので、最高のチームだと思っていますし、宝物のような作品ですので、集大成として色々な人に愛してもらえたた嬉しいなと思います。」また、来年の抱負を問われ、「毎年人や作品、新たな出会いがありますが、2025年も30歳になった節目の年でもありますし、これからも楽しみながら頑張っていけたらいいなと思います。」と語った。

河合優実 (エル ベストアクトレス賞)

日本の映画界で輝いた俳優に贈られる賞

「私は以前ライジングスター賞を頂いたことがありましたが、コロナでこのような授賞式もなく、今回皆さまの前でこの素晴らしい賞を頂くことができてとても嬉しいです。」と受賞の喜びを口にした。また、2作品『ナミビアの砂漠』『あんのこと』について問われ、「撮影した時期は、『あんのこと』は2022年の終わりで、『ナミビアの砂漠』は2023年の9月なので、ちょっと開きはあるんですけど、どちらも私にとってはすごく大きい作品で、もちろん作り手は違うんですけど、この先きっと何年も、自分がこういうふうに映画が作れたってことを糧にしていけるような、本当に大切にみんなが力を合わせてやるべきことをやっているっていうようなもの作りでした」と振り返った。
来年の抱負を聞かれ「今年、ありがたいことに素敵な作品をたくさん世の中の皆さんに見ていただけて、大きい反響をいただけて、今まで自分が届いていると想像してなかった人たちにもたくさん作品が届いてるんだなってことを実感しました。また、今までずっと走っていたなっていう印象はあるので、自分の中にインプットすること、勉強をすることだったり、感動することだったり、そういうのを忘れない1年にたしたい」と語った。

桜田ひより (エル・ガール ライジングスター賞)

新世代をけん引する映画人に贈られる賞

「嬉しい気持ちとこの賞に恥じないようにこれからも精進していきます」と受賞の喜びに続き、映画『バジーノイズ』『ブルーピリオド』2作品での受賞について問われ「2作品とも同時期の撮影でしたが、違った形の情熱を持った、本当に素晴らしい映画だと思っています。」と喜びを口にした。
また、2025年の抱負を聞かれ「今年も本当にいろんな作品に参加させていただいたので、来年もまた違った自分を皆さまにお見せできるように頑張っていきたいと思います」と意欲を示した。

萩原利久 (エル・ガール ライジングスター賞)

新世代をけん引する映画人に贈られる賞

「本当に嬉しいです。普段、現場にいるとき、作品に参加している時は、賞を頂けることを想像しているわけではないので、いざ頂けるとなると嬉しいですし、今後の励みになります。」と喜びの第一声をあげた。また、『朽ちないサクラ』について問われ、「監督や杉咲花さんはじめ、皆さん熱量が高く、クリエイティブな現場でした。今でもことあるごとに現場の日々を思い出したりするなど、思い入れのある作品で受賞出来たことは嬉しいです。」と語った。また、来年の抱負を問われ、「素敵な出会いと素敵な作品に出会えたらという気持ちと、楽しみながら自分の表現を探していけたらな」という気持ちを語った。

仁村紗和 (FENDI 賞)

映像界に革新をもたらした人に贈られる賞

FENDI賞を受賞して、「驚きと喜びの気持ちでいっぱいです。作品に関わってくださった皆さまと作品を観てくださった皆さまといつのお世話になっている皆さまとELLE Cinema Awardに携わった皆さまのお陰です。ありがとうございます。」と喜びを述べた。また、『ラストマイル』『SHUT UP』については、どちらも現代の問題を映し出しているような作品で、私自身学びも多かったと感想を述べた。また、2025年は30歳になる幕開けの年なので、しっかりした大人になっていきたいと語った。

山中瑶子監督 (エル ベストディレクター賞)

優れた監督に贈られる賞

ナミビアの砂漠でベストディレクター賞を受賞した山中瑶子監督は、「新人監督賞はあっても、ベストディレクター賞は初めてのことで、とても嬉しいです。」と素直に喜びを表現し、ナミビアの砂漠が自身を様々な環境に導いてくれたのではとの問いに対し、「まさにそのの通りで、映画祭で多くの旅をして、良い出会いを運んでくれた作品となりました。」と作品を通しての多くの出会いがあったと語った。

ELLE CINEMA AWARDS 2024 とは

その年に公開された映画の中から ELLE(エル)が選ぶベスト作品を決定し、日本映画人を称える「ELLE
CINEMA AWARDS」。このアワードは、文化人やジャーナリスト、エル・エディターなどの投票によって、2024 年に公開された映画の中からベスト映画を決定する「作品賞」のほか、今年⽬覚ましい活躍をした男性に贈る「エル メン賞」、日本の映画界で輝いた俳優に贈る「エル ベストアクトレス賞」、優れた監督に贈る「エル ベストディレクター賞」、新世代をけん引する映画人に贈る「エル・ガール ライジングスター賞」、映像界に革新をもたらした人に贈る「FENDI 賞」、映像作品で旋風を巻き起こした方に贈る「話題賞」という7部門を発表する。

ELLE

現在 45 の国と地域で発刊され、「世界でいちばん愛されるファッション・メディア」である『ELLE(エ
ル)』。その日本版として『エル・ジャポン』(毎月 28 日発売)は 1989 年に創刊、2024 年に 35 周年を迎えました。コンセプトは「Open your appetite–好奇心いっぱいに生きて」。1945 年のフランスで初めて『エル』が発刊されたとき、『エル』の創始者であるエレーヌ・ラザレフが読者に向けて語りかけた言葉です。ファッションをキラーコンテンツに、ビューティ、カルチャー、ライフスタイルなど、今を生きる女性たちを元気にするメッセージと明日へのイメージを高感度に発信します。そして 1996 年、初の女性誌ウェブマガジンとして誕生したのが『エル デジタル』。2021 年に 25 周年を迎えた『エル デジタル』は、時代のニーズに合わせて進化を続け、デジタルファッションメディアのパイオニア的存在として、圧倒的なボリュームのオリジナル記事を毎日更新しています。https://www.elle.com/jp/
また、『エル・ジャポン』の雑誌には、「FSC®認証」※1 の紙を使用しています。紙面においては、環境に配慮されたベジタブルオイルインク、nonVOCink(一部除く)を使用。2023 年 3 月からはグリーン電力の導入※2 による印刷・製本でお届けしており、責任ある調達と雑誌づくりを⽬指しています。※1 適切に管理された森林と、責任をもって調達された林産物に対する国際的な認証制度(ライセンス番号:
FSC®-C103651)※2 グリーン電力の導入とは、「グリーン電力証書システム」を使用した取り組みです。自然エネルギーにより発電された電気の環境付加価値を「グリーン電力証書」という形で取引しており、「グリーン電力証書」を購入することで、証書に記載された電力量(kWh)相当分の自然エネルギー由来の電力を使用しているとみなされ、国内の自然エネルギー普及や温暖化の抑制、省エネルギー(化石燃料の消費削減)等に貢献することができます。(プレスリリース原文ママ)