2022年7月20日、厚労省記者会見場にて「第2回女性リーダー支援基金」記者会見が開催された。「女性リーダー支援基金 ~一粒の麦~」は、公益財団法人パブリックリソース財団(所在地:東京都中央区、代表理事:久住 剛)により創設された政治家や起業家などリーダーを目指す女性たちをサポートする基金。7月20日から支援対象者の第2回目公募を開始され、支援対象者には100万円の活動奨励金が送られる。 「ジェンダーギャップ指数 2022」では、日本は 146 か国中 116 位 ジェンダーギャップ指数からも見て取れる、日本の政治参加や経済的機会の男女格差。G7の中でも引き続き最下位で政治参画や経済的機会などにおける男女差が明らかとなっています。そんな女性のリーダーが育ちにくい状況を変えるべく「女性リーダー支援基金 ~一粒の麦~」が開設された。前回は、137名の応募者より5名の支援対象者が決定され100万円の活動奨励金がそれぞれに支給された。本年度も同額の活動奨励金が送られるとともに、交流会等の非資金的な支援が行われる。 プロジェクトの目的について パブリックリソース財団代表理事岸本幸子氏 撮影:BPM西田 「女性議員」「女性候補者」が増えることの社会的影響に関する調査 社会調査支援機構チキラボ代表 荻上チキ(ビデオ出演)撮影:BPM西田 審査委員⾧上野千鶴子さん 撮影:BPM西田 第一回受賞者能條桃子さん 撮影:BPM西田 第一回受賞者濱田真里さん 撮影:BPM西田 ■支援内容 女性リーダーとして今後の活躍が期待される個人を公募し、公正・中立な審査委員会の審議を経て適切な対象者を選定し、100万円の活動奨励金を支給します。支援対象者が相互に学び、交流するための「交流ミーティング」や、基金アンバサダーと受賞者によるメンター制度を実施します。 ■審査委員 ■審査委員長上野 千鶴子(東京大学 名誉教授) ■審査委員白井 智子(NPO法人新公益連盟 代表理事)土井 香苗(国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ 日本代表)浜田 敬子(ジャーナリスト / Business Insider Japan エグゼクティブ・アドバイザー) 第2回女性リーダー支援基金特設サイト:https://www.info.public.or.jp/support-women-leaders第2回女性リーダー支援基金公募サイト:https://www.public.or.jp/project/f0159 公益財団法人パブリックリソース財団 とは 公式ホームページ http://www.public.or.jp/ 2000年に非営利のシンクタンク、NPO法人パブリックリソースセンターとして発足し、NPO など非営利事業体のマネジメント強化、SRI(社会的責任投資)にかかる企業の社会性評価やCSRの推進支援、そしてオンライン寄付をはじめとする寄付推進事業などを展開。2013年1月、これらの成果と蓄積を踏まえ、「誰かの力になりたい」という人びとの志を寄付で実現するために、個人や企業の資金力を社会的事業への投資につなぐ寄付推進の専門組織「公益財団法人パブリックリソース財団」として新たにスタート。「意志ある寄付で社会を変える」ことをミッションに、テーマ基金、オリジナル基金®、遺贈など様々な寄付の方法を提供し、人生を豊かにする寄付、未来を切り拓く寄付の仕組みづくりに取り組む。2020年度からは新型コロナ感染症に対応するため、様々な分野や人を支援する基金を複数創設し、支援を続けている。