ミス日本 ミス スポーツ 髙垣七瀬さん

ー髙垣さんは、MCやパフォーマーとして人前でお話することをお仕事とされていますが、ミス日本で忘れられないスピーチはございますか?

2015ミス日本特別賞を受賞された畠山さんからのオリンピックに関連した質問です。「自分はより〇〇になりたい」の〇〇を回答する質問に対して、「私は、より温かい人間になりたいです」と答えました。パフォーマーとしてのある経験がこの回答に導いてくれました。あるステージを終えると、ステージを見てくれていたお母様とお子様に「お姉さん。先ほどステージに出ていましたよね?」と話しかけられました。お話をしていると、お母様が突然言葉を詰まらせて涙を流されました。大丈夫か尋ねると、「どう言ったら良いかわからないけど、本当に来て良かった」と。そのお母様の姿を見て、お子様も涙を流さました。私はその温かい時間に感動し、感激しました。ステージだけでなく、日々の生活の中でも「私はより温かい人になります」と答えました。大切な経験と、大切にしていることを会場の皆様にお伝え出来たのではないかと思い、これが自分にとって特に忘れられないスピーチとなりました。

ー素晴らしい出会いと経験をされたのですね。そのことを自分の言葉でスピーチできたことで更なる感動が生まれたのではないでしょうか?

私自身のことを少しでも多く知ってもらえるようにお話できたと思います。ほかのスピーチでも、勉強会のスピーチ研修で教えていただいた「キーワード」を取り入れました。私が目指したのは、話の続きを聞きたくなるようなスピーチはもちろんのこと、時間が経ってもスピーチの内容を思い出してもらえるようなスピーチです。私にとってのキーワードである「アメリカ」と「パフォーマー」を意識的に取り入れてスピーチをしていました。

次回の【 ミス日本 TALK】は、「私が考えるミス日本!」どうぞお楽しみに!

ミス日本コンテストとは

受賞決定後の5名 ©BPM

ミス日本コンテストは、日本人らしい美しさを備えた女性を育成・輩出し、より良い社会を築くことを目指している。1950年に第1回が開催され、今年で54回となる日本で最も歴史のあるコンテスト。審査では外見はもちろん、教養などの内面や、将来の目標への努力・行動を重視している。そのため、出場者には日本の歴史や道徳、お能やお茶、浮世絵などの30講座にも及ぶ勉強会が提供されており、育成の性格を持ったコンテスト。これまで芸術、学問、ビジネス、政治、アナウンサーや女優、モデルなど様々な分野で活躍する女性を多く輩出しており、受賞者たちの将来に期待がかかる。

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