2021 ミス・ワイン下田悠さんウィニング・インタビュー

ー2021年ミス・ワイン 受賞おめでとうございます!今のお気持ちをお聞かせください。

これからミス・ワインとして、ワインの魅力を伝える機会をたくさん頂けるかと思うと、とても楽しみです!また、今、心に残っているのは「感謝」の気持ちです。ミス・ワインのセミナーをはじめ、日本大会を通して多くのことを学びました。例えば、何があっても奢らず、常に謙虚な姿勢で感謝の気持ちを忘れないこと。そして、その気持ちを伝えることが、人と人とのつながりを築く上で基本なんだと32歳で改めて学びました。口で言うのは簡単なのですが、身体に染み込ませ、体現するのは簡単なことではありません。ミス・ワインとして、これからもご指導いただきたいです。

ーミス・ワインとして、イベントへの参加やワインツーリズムの提案など様々な活動が予想されますが、1年間どのようなことを伝えていきたいですか?

身近に楽しめる、食卓ワインの魅力を伝えていきたいです。ハイクラスのワインももちろん好きですが、日々の食卓から家庭料理に合わせたワインを楽しむ日常を提案する活動をしていきたいと思います!

ー今後、ミス・ワインに出場したいと思っている方にメッセージをお願いします

ワインが好きでミス・ワインに応募しようかと考えている方は、是非チャレンジしてほしいと思います!普段の生活の中で時間を捻出するのは難しいかもしれません。しかし、自分が成長でき、新しい出会いがある素晴らしい機会を得られます!

ー最後に、BPMの読者の方におすすめのワインを教えてください!

BPMの読者の年齢層などきかせていただけますか?たくさんあるワインの中から私のおすすめのものをご紹介します。

ー20代~40代後半までの女性が約5割を占めています。アンケートなどを確認すると社交的で、日々自身を成長するために何かしらの努力をしている方々という印象です。

そのような方々におすすめしたいのは、次の3本です。『ルヴィーブル ミズナラ樽熟成 ドメーヌスリエ 2020 (税込み ¥3,960)」がまずおすすめの1本になります。大切な時に飲んで頂きたいのは、塩尻メルロですね。研修中に、優しく味付けされた豚肉のお料理と頂いたのですが、衝撃を受けたマリアージュでした。メインディッシュは牛を選ぶこともありますが、塩尻メルロと一緒なら断然豚です!豚は牛よりも脂の融点が低く、それが塩尻メルロの上品で気品を感じるような香りやタンニンなどの味わいと、口内でハーモニーを作り出します。このマリアージュで特別の気分にさせてくれる……そんなワインです。

2本目におすすめしたいのが、『STW 103 醸しソーヴィブレンド 2019 信州たかやまワイナリー (税込み ¥3,850)』です。普段ワインを飲まない方やワインを強く感じてしまいビールやハイボールをいつも選んでしまうような方にこちらのワインをおすすめしたいです。口内をスッキリとさせてくれる、ハーブ、青リンゴ、ライムのようなフレッシュな果実を感じさせてくれます。キ~ンと冷やすよりも、少し温度高めで頂くと、華やかな香りが顔を出し飲み手に衝撃を与えてくれます。ぜひ食卓でお食事と一緒に召し上がってください!

そして、最後におすすめしたいのが、『酵母の泡 龍眼 マンズワイン(税込み ¥1,877)』です。デイリーに飲んで欲しいのは龍眼というぶどうから作られるスパークリングワインです。龍眼というぶどう品種は聞き慣れないかもしれませんが、長野県での生産が多く生食もされています。仕上がりはスッキリとした味わいで、フレッシュな香りがありながらも旨みを感じます。エチケット(ラベル)も良い意味でワインらしくない、日本を感じるようなデザインです。海外の方へのお土産にすれば喜んで頂けること間違いなしです。手間をかけて作られているのにも関わらず、お値段は¥2,000以下とお財布に優しく、デイリーでも楽しめるワインです。

今回、2021ミス・ワインとしての心境や意気込みだけでなく、日本ワインの素晴らしさまでご紹介いただきました。これから1年間、ミス・ワインとしてご活躍を応援しております。ありがとうございました!

ミス・ワイン コンセプト(公式ホームページより)

現在、国産ブドウだけを使った「日本ワイン」を生産するワイナリーは、北海道から九州までたくさんあります。その地域の土壌や気候に合わせたブドウの栽培や醸造を行い、繊細で個性豊かなワインが生産されています。近年では、ワインの国際的なコンクールで日本のワインが受賞するほど、品質も日々向上し続けています。日本ワインを扱う専門店ができたり、ワイナリーを巡るイベントチケットが即日完売するなど、その人気も高まるばかりです。

政府は対外ブランド強化戦略「クールジャパン」の一環として、日本産酒類の認知度向上を図り、輸出促進を目的として、国税庁は平成27年10月30日原料が国産ブドウ100%で、国内製造された果実酒のみ「日本ワイン」と表示できる新基準を告示しました。こうした国の政策でもわかるように、日本のワイン、そして地域の特徴あるワインがさらにブランド化され、盛り上がりを見せるのは間違いありません。日本各地で作られるワインの魅力を全国そして世界へ多くの人たちに伝えるアンバサダーがミス・ワインです。

選考基準

・ワインに親好のある女性。
・グローバルな感覚を持ち合わせた女性。
・外見および内面の「美」を追究している女性。
・コミュニケーション力・プレゼンテーション力を持ち合わせた女性。
・社会貢献への意識が高い女性。